児童ポルノの所持で30歳の会社員が書類送検された事件で、事件の証拠品としてフィギュアがメディアで晒されたことが問題視されています。児童ポルノ法は実在児童を守るための法律であり、非実在のキャラクターであるフィギュアを児童ポルノ扱いするのはおかしいじゃないか、ということですね。この件について、アニメ・マンガ・ゲーム等を守ってくれる政治家として有名な山田太郎議員が警察に申し入れを行ってくれたそうです。2016年2月24日、山田太郎議員がこの申し入れについてニコ生で語っていたので文字起こししました。


文字起こしをする動画:
【第202回】日本は児童ポルノの定義を国際的にどう表明しているのか【参議院議員山田太郎のさんちゃんねる】
https://www.youtube.com/watch?v=u3NZHcDdiQU&feature=youtu.be&t=34m11s
(この動画の34分11秒付近から文字起こし)


以下、文字起こし。


山田太郎議員
「何がもう1個問題になってるかって言うと、写真出ますかね」


山田太郎議員
「これはですね。警察庁生活安全サイバー犯罪対策課と愛宕警察署が一緒になってですね、摘発したと、あのー、話なんですが、これはニュースのですね、『30歳の会社員を書類送検』って中の問題はですね、これは左側にフィギュアが並べてあると、いうことで、このフィギュアは何だ、と、いうことなんですね。で、ネットやツイッターの中でも、相当、『フィギュアを児童ポルノ扱いにするのはおかしいじゃないか』と、いう話が出まして、実は、ネットの中で少し荒れてます。

で、私もですね、まず結果から言いますと、これはおかしいな、ということでありましてこれは問題だと思ってですね、この警察庁をですね、警視庁の上の警察庁の生活安全課をですね、呼んで。先ほどですね、内容を聞いたと。で、どうしてこういうフィギュアを映したんだという話を聞けたんですが。

まず、警察に対してですね、私のほうがしっかり問いただしたのは、『フィギュアは児童ポルノか?』と、いうことなんです。

で、最初ですね、担当の警察庁はですね、『説明を差し控えたい』っていうふうに言われまして、ちょっと待てと。『なんで説明を差し控えるんだ』って言ったら、『個々の事件の事案だ』とかっていつもの通りに逃げるので、『それ違うでしょ』と。『私が訊いているのは、フィギュアは、いわゆる児童ポルノの対象なのか』ということを、まあ一生懸命訊いたわけです。

で、結局ですね、当初『説明を差し控えたい』ってことだったんですが、実際じゃあ『非実在っていうのは…、そのフィギュアがそうですから、対象物なのか』って言ったら、それは違うということになりまして、児童ポルノとは関係ないということを一応認めたということなんですよね。

で、もうひとつ。『押収物というのは事件に関係ないものは押収して良いのか』って言ったら、『関係ないものは押収しちゃいけない』と。関連性が認められるもののみしか押収できないし、実際に関連性があるからこそ押収物として公開したということなんで。

じゃあ実際このフィギュアがですね、今回の、いわゆる児童ポルノ、そのポルノ画像が何万点だっけ? 94万点も出てきた中の3分の1が児童ポルノだと容疑者の人は言ってるようですけど、それとフィギュアは何の関係があるのかといったこと。

まあこれはもちろん個々の事件の関係性で、これから警察が明らかにしてくということになるので、まあ事件捜査の内容に影響があるの「かも」しれませんが。まあ基本的には関係ないですね、フィギュアを押収するとか、それをですね、あたかも何かの関係があるかのようにですね、その押収物を、いわゆる事件性に関係がないものについて展示するというのはどういうことなんだ、と。

で、私はまあ、あまり別に警察を詰問してもしょうがないので、たぶんですね、言っちゃ悪いけど所轄が、よくある話で。

で、これはですね、テレビ局のほうも、なんだっけ? サムネイルっていうか、フィギュアを入れたらしいんだよね、いろんなテレビ局が。まあ絵になるじゃない?」

坂井秘書
「ハードディスクじゃ絵になんないですよ。四角い箱ですからね(苦笑)」

山田議員
それはでも、フィギュアが児童ポルノだというふうに誤解されるし、やっぱり非常に。じゃあフィギュアをやってる人は児童ポルノを全部持ってるんだっていうふうにレッテルを貼られてしまいますので、それはマズいということで、警察のほうにも、『もしこれが関係ないとするんだったら、しっかり警察は理解しているだろうから、ちゃんと現場しっかりしてくれ』と。『国民から理解される警察になってくれ』ということで、それは『了解』と。

まあいうことで、たぶんですね、現場で今日来た警察官は、まあ幹部になりますけどかなり、現場をですね、所轄含めて指導して、まあこういうことがないようにっていうことになると思います。

で、私は一応、警察に対してこれは言わなかったですけども、あまりこういうのが続けば、やっぱり国会で質疑せざるを得ないわけだし、国家公安委員長に対してこれを問うても良いのかというようなことになるわけだから。国民の代表としてですね、いくら警察だと言ってもですね、関係ないものをですね、出すというのはどういうことなんだ、ということだと思いますし。

こういうことを見過ごしておくと、どんどんどんどんエスカレーション? 絵的になるんだったらそれでいいのか、とか。あたかもフィギュアや、もしかしたら、えー、児童ポルノ、と言うかですね、それに類する、漫画・アニメ・ゲームみたいな、ものを、どんどんどんどんその関係性ということでメディア誘導されかねないと、いうことになるので、かなり強く申し入れというかですね、したということです。

で、このことに関しては、荻野さんも立ち会いをしていただいたんですが、どうですか?」

荻野幸太郎氏(表現の自由を守るNPO『うぐいすリボン』理事)
「最初やっぱ警察の人もですね、まあ進行中の事案ですのでかなり頑なにね、発言を、えー、拒んでる雰囲気だったんですけども。やっぱ山田先生がしっかりお話してく中で、むしろ最後は警察のかたもですね、積極的に『確かにそこに問題があるから、何とかしなきゃいけないね』と、まあ山田先生のお話分かりましたよという所でですね、あのー、ひとつ良い話し合いを持てたというかね、あの、良い事ができたのかな、という感じには終わりましたよね

山田議員
「うん、良かったと思います」

(中略:話題が逸れた部分を中略します)

山田議員
「とは言え、僕も野党の立場ですけど、野党的に詰問して警察をここで、攻め込んで、気持ちよくなっても国会議員としてしょうがないので。むしろ再発防止じゃないですけど、あまり変な形にならないように。警察も別に悪気のある人ばかりじゃないから、しっかりですね、してもらいたいということで、ちょっと今日は申し入れたと。

もちろん、こういうのが続くようであれば、もっと問題視しなきゃいけないですけど、でも、とは言うものの、見過ごすのもいけないと。こういう積み重ねだからね」

(中略:また話題が逸れたので中略します)

山田議員
「フィギュアも少し、ちょっと写真だからあれなんで、見たんですけど、別にエロそうなものでもないんですけど。ある人達にとってみると、とんでもないものだというふうな判断なのかもしれませんが。いやー、はい」

坂井秘書
「まあ、全く関係ないですからね」

山田議員
「でも、突き詰めていくと、事件性に関係ないものを押収したらそれ自身は法律違反だし、それをまた押収物として公開するっていうのは、ちょっと問題といえば問題なので。こういうことが二度と起こらないようにと、いうことだというふうに思っています



文字起こしは以上です。山田太郎議員は、アニメ・マンガ・ゲームの自由を守るために積極的に動いてくれる政治家として有名で、フィギュア好きを含め二次元が好きな人の味方をしてくれる議員さんです。

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【参考リンク】
アニメ・漫画・ゲーム等を守るために山田太郎議員がしてくれた事まとめ - 二次元規制問題の備忘録 http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/46198687.html
(追記の形ですが、最新の内容に更新しました)

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