2015年1月28日に放送されたニコ生の中で、新党「日本を元気にする会」の政調会長である山田太郎議員が「我が党(=日本を元気にする会)はですね、表現の自由を守るために作ったと言っても過言でない」と発言するとともに、同党が公開した基本政策の中に『表現の自由を守る』という趣旨の政策が掲げてある事を説明してくれました。山田議員の実際の発言を表現規制クラスタ有志一同の手で文字起こししましたので公開します。


文字起こしをする動画:
国会開会!表現の自由と国会審議、元気会はどう出る!参議院議員・山田太郎のさんちゃんねる
http://live.nicovideo.jp/watch/lv208304657
(上の動画の32分35秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:新党「日本を元気にする会」政調会長。マンガ・アニメ・ゲーム議員連盟事務局長代行。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優。AFEEナビゲーター。 



以下、文字起こし。



山田議員
「で、あともうひとつ。そんな中で、先週からずっとですね、日本を元気にする会のポジションを、もうちょっとハッキリさせろ、と。特にですね、表現の自由を守る、という観点と日本を元気にする会と、どういう関係があるのか、ということを、実は色々この間、質問されてきました。で、びっくりしたのはですね、えーと、日本を元気にする会を立ち上げたら、山田さんに失望した、と。はは(笑) 」

坂井秘書
「あー、結構言われましたね」

山田議員
「というような表現もあったんで。あー、そうですかね、と。まあ、ちょっとそういうところをですね、少し誤解もあるのかと思ってですね、皆さんにですね、ちょっと説明していきたいと思うんですけども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「まず、日本を元気にする会というのは、基本的にですね、表現の自由を最も守る政党としてやっていきたい、と。それで私自身がですね、政策調査会長。えー、政策調査会って、調べてる?」

遊佐さん
「調べてないです……」

山田議員
「あー、残念。そこまではできてないの」

坂井秘書
政策を考える一番偉い人です」

山田議員
「で、えっと、特にですね、政調会長として、我が党のですね、重要政策のいくつかの中に、こんなのがあるんですけれども。えー、まあ、五つあります、と。『政治への信頼回復』、『将来不安解消』、『多様なライフスタイルに合った社会を目指す』、『ベンチャー立国』、『国の役割の再構築』、と大体まあ五つの柱の中に、22の基本の政策があるっていうふうに言っているんですが。

で、特にですね、今回の、表現の自由を守るということに関しては、どこに、そこを……まあ、明記、というかですね、宛てていったかというと、三番目のところなんですね」


(注:新党「日本を元気にする会」の基本政策は山田太郎議員の公式HPで公開されていますので、興味があれば目を通してみてください→http://taroyamada.jp/?p=6233
 


遊佐さん
「はい」

山田議員
『多様なライフスタイルに合った社会を目指す』と。これ何かっていうとですね、まあ『未来志向の教育』、なんて書いてありますけれども、要はですね、今の時代と、法律だったり価値観が合わなくなってきちゃった、と。

で、特に法律がですね、追いついていなかったり、世代間闘争みたいなものもあるよね、と。で、えーと、実際の法文というかですね、えーと、基本的なところとしては、どこに書いてあるかっていうとですね、10番になるんですけれども、うつりますかね?」

150202山田議員ニコ生画像2
(注:この画像は番組で使われたものではなく、管理人が日本を元気にする会の基本政策の画像をキャプチャして色付けをしたものです。番組内で使われていた説明画面が見づらかったため、独自に画像を用意しました)


山田議員
「はい」

坂井秘書
「これは、すごいですよね」

山田議員
「えー、『新たな働き方、多様な価値観・文化を許容する環境整備』と。で、えー、まあ、表現の自由を守る、というふうにストレートにちょっと基本政策には書きにくかったんで。『多様な価値観・文化を許容する環境整備』というのは、これ何かっていうと、もうハッキリ言って『表現の自由を守る』という意味です

坂井秘書
「ははははは(笑)」

山田議員
「ははは(笑) ということなので、我が党はですね、表現の自由を守るために、作った、と言っても過言でないので。で、今までですね、この問題を、しっかり捉えてきた政党が無かった。

で、よくもぶっちゃけ言ってしまいますと、あのー、かなりこの番組やっていてですね、新しい政党で日本を元気にする会を作った時に、山田さんは維新に行けばいいじゃないか、っていうふうに色々言った(言われた)んですが。まあ、ぶっちゃけ言うとですね、何で維新に入らなかったか、っていう一つの理由は、ココです。で、やっぱりですね、まあちょっと、木下さんがああいうかたちでもってですね(※1)、あれ維新そのものが求めたんでしょう? 党として」

【※1:「ああいうかたち」というのは、維新の党の木下智彦議員が美少女フィギュアを国会で取り上げた件を指すと思われます。木下議員は、クールジャパン機構が美少女フィギュアを含む商材を扱っている東京オタクモードという会社に15億円の出資をすることを問題視しました。ざっくりと言ってしまえば、美少女フィギュアに税金を投入するのはいかがなものか? という主張ですね。詳しくはこの記事を参照して下さい→http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/328862/

坂井秘書
「児ポ法も、だって、維新は、共同提出になってます(※2)」

【※2:2013年の通常国会において、維新の党は将来的なアニメ・漫画等の規制に繋がる内容を含む児童ポルノ法改正案を、自民党、公明党とともに共同提出しました。そして、紆余曲折の末、アニメ・漫画等の規制に繋がる部分は削除される形で、2014年の通常国会において児童ポルノ法の改正が為されました】

山田議員
「そうなんです」

坂井秘書
「提出者ですからね」

山田議員
「そうです。だから、規制派として正直言ってですね、維新の中では、かなりですね、規制の先頭を立つ旗手みたいな人が何人かいます。で、それからですね、フィギュアに関しても、実際にですね、徹底的に追求をしてですね、あのー、まあ、クールジャパンのところで、えー、まあ色んな、あー……この番組でも取りあげましたけれども、表現の自由はですね、えー、まあ、規制するべきだ、と、いうことを、最も言ったのは、自民党よりも、維新の中に議員が多いんですね、実はね。これ次世代だけじゃないんですけども。特に今の維新の方が強いと思ってます。

まあそういう意味で、私はちょっとですね。その他の政策に関しては確かに元々みんなの党を割って出た党なんで、共通政策みたいなのもあったんですが、そのまま維新の党に行くっていうのは。じゃあ、表現の自由に関してですね、自分の信条を捨てるっていうことでは、だったら行けるんですけどそういうわけにはいかない、と。

まあいうこともあってですね。まあ、無所属という立場は立ってましたけど。無所属では残念ながら、国民との、有権者との間の関係でないんですね。あくまでも会派というのは、国会内での、発言というか責任ですから。まあ党としては責任を持ってやっていくために、新たなですね、表現の自由も含む政党を作りたいと思っていたものですから。そういったかたちで旗揚げをして実際の政策の責任者として、ここは重要なですね、柱として、『多様なライフスタイルに合った社会を目指す』という中に、きちっと置いた、と、いうことですね」

坂井秘書
「ここの文章ですね」

150202山田議員ニコ生画像3
(注:この画像は番組で使われたものではなく、管理人が日本を元気にする会の基本政策の画像をキャプチャして色付けをしたものです。番組内で使われていた説明画面が見づらかったため、独自に画像を用意しました)

坂井秘書
「遊佐さん読めます?」

遊佐さん
「はい。『こうした状況に向かい合い、老若男女すべての人々、あらゆる生き方・働き方を求める人々が前向きに働ける雇用制度や暮らしやすい社会を整備することが必要だ』」

山田議員
「はい。ということで、まあ、今までのですね、割と高齢者を中心とした社会構成っていうものから、もうちょっと若者だったりとかですね、LGBTみたいな話も、たぶんそうなってくると思ってますし。色んな働き方だとかですね、マンガとかアニメに対する考え方っていうのもあって。そういう、特に、次の若い世代の価値観をですね、しっかり社会が認めていくようなしくみを作らないとダメよ、ということを、掲げたということで。ここまで割とリベラルというかですね、基本政策を持っている政党は他にないので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「僕はまあ良いと思ってますし、これを貫いてやっていこうよ、いこうと思っていますので。で、えー、正直ですね、あの……あ、(ニコ生のコメントで)『維新に入って山田さんが啓蒙するくらいでないと』、と書いてありますけど、そんな甘くありません、政党っていうのは。党議拘束がありますから、一網打尽で、たぶんですね、徹底的にターゲットに遭いますから。あの、みんなの党の中でも、政策担当責任者としてやっていてですね、いかに表現の自由をめぐってですね、駆け引きがあったのか、と。ということも、涙ぐましい、なかなかこの場では語れないぐらいですね」

坂井秘書
「言えないですよねえ、ははは(笑)」

山田議員
「この2年間、相当苦労してですね、党が変な方向に行かないように頑張ってきた、っていうところも、あるんですけれども、そんな簡単じゃあないですよ。で、実際の自分の所属している党からですね、足下すくわれたら、とてもじゃないけど表現の自由なんか守ってられませんし。

それでなくてもですね、一強多弱でもってですね、えー、自公でですね、過半数を押さえているこの状況下の中で。非常にですね、社会秩序的な法律を通したがっている議員がいっぱいいる。しかもこうやってテロみたいな問題も起こってですね、どんどんどんどん社会秩序をですね、強化していこう。えーまあ実際、通信の秘密等に関しても監視しながらですね、えー、要は、何か変な人がいないかってのを排除していこう、という風潮がですね、ものすごい強い中で。

実際アニメだとかマンガだとかですね、えーまあそういうのはですね、非常に狙われているという状況なんですよね。だからしっかりそこをですね、あのー、まあ、武装するというかですね、していかないと、非常に厳しい、ということ自身もですね、皆さん一緒に感じ取ってですね、大いに盛り上げて支持してもらいたいなあ、と。堂々と今回はですね、表現の自由を巡って、『我が党を支持してください』ということは言えますので。えー、しっかり、そういったところをですね、やっていきたい、と」

 

文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法や青少年健全育成基本法によるアニメ・マンガ・ゲームの規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に二次元規制問題について取り上げて下さっています。

この記事の文字起こしは、ピュシスが担当し、文字起こしのチェックと記事の編集を当ブログ管理人の虹乃ユウキが担当しました。 

 【参考リンク】
新党「日本を元気にする会」ツイッター
https://twitter.com/nippongenkikai
 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino