2014年11月19日に放送されたニコ生の中で、二次元規制反対派として知られる山田太郎議員がいろいろと語ってくれました。みんなの党の解散後の自身の身の振り方や、表現規制問題についてのスタンスに変化はあるのか、自身のニコ生は今後どうなっていくのか、最近設立総会が開かれたアニメ・マンガ・ゲーム議連はどうだったのか、等々。山田議員の実際の発言を文字起こししたので公開します。



文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
http://live.nicovideo.jp/watch/lv200412668
(上の動画の2分23秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党副幹事長。みんなの党政策調査会副会長、政策調査会経済財政部門長。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優。AFEEナビゲーター。 



以下、文字起こし。



山田議員
「まず、ご心配のところから行きますけども、えーと、この放送は、えー、今日をもって終わりということはございませんので。ずーっとやっていく。任期があればずーっとやっていくつもりでありますので」

坂井秘書
ずーっとやってきます。はい」

(中略)

坂井秘書
表現規制はどうするんですか?

(注:解説を入れる必要もないとは思いますが、山田議員はこれまでずっと表現の自由を守る議員活動を行ってきたお人ですから、坂井秘書の「表現規制はどうするんですか?」という質問は、「表現規制(反対のための活動はこれから)どうするんですか?」という趣旨だと捉えるのが自然です)

山田議員
表現規制は、もちろん中心にやっていきますし、これであのー、表現規制の話でですね、活動ができなくなるわけでもありません。まあ、言い方は、ぶっちゃけて言いますと、党に拘束もされないので、今まで以上に自由に発言をすることが、まあできるかなあと、いうところもあります

ただ、コメントのいくつかで、かなり国会通っていうのも多いんですけれども、あのー、委員会がですね、まあ自由に取れない可能性があるので、えーっとまあ、このあたりですね、どういうふうに国会でやっていくかっていうことは、まあ考えなきゃいけないんですけれども。

で、あと、あとでですね、キクミミじゃないですけども、まあ、今こういう状態になりまして、11月の28日に正式に、党は解党解散するんですが、えー、その後どうしたらいいかっていう話もですね、ネットで皆さんに聞きたいなと。えー、どの政党に行ったらいいか。そういうのも皆さんにですね、聞きたいなというふうに思ってますので、ぜひいろいろとですね、あの、ご意見を。あとでアンケートを取りたいと思ってますので。えー、よろしくお願いします」

(中略)

山田議員
「えーっと、今日、みんなの党がですね、臨時のですね、両議院議員総会をやりまして、まあ、ここにあるようなですね、決議文を元に、党のですね、解散解党を決めました。で、ちょっと見てみますと、今日を解散解党の決定日として、11月28日をですね、解党の日とする、と。で、12月2日に届け出を出して、えー、実は、みんなの党の解散委員会っていうのがあるんですが、ここに名前が私も載ってるんですけれども、まあ、浅尾さん、中西さん、行田さん、私ということで、まあ4名がですね、この解党解散委員会と、いうことで。最後、党のですね、最後まで、あのー、看取ると、えー、いうことで、あのー、担当の委員になったと、まあいうことです。

(中略)

山田議員
「じゃあ、ぜひ、私はですね、まああのー、11月28日から、えー、みんなの党がなくなりますので、あのー、どの党に行くべきか。どうするのか、ということをですね、(ニコ生の)アンケートで取ってみたいと思いますので。各党ですね」

(中略:アンケートの選択肢に何を入れるのかについて相談)

坂井秘書
「自民、公明、民主、維新、次世代、共産、社民、新党、無所属」

山田議員
「これ、どれがいいか、と」

遊佐さん
「みなさんポチっとお願いしまーす」

坂井秘書
「どこに行くか」

山田議員
「で、これのうち行けない政党があるんですよ」

坂井秘書
「まあちょっとそれは、あとで」

山田議員
「あとで(笑い)」

山田議員
「はい、どん」

どの党に行くべき?


山田議員
「おおー。これの決定に、ちょっと――」

坂井秘書
「従う、ですか?」

山田議員
「ちょっと撮っといて」

(中略)

山田議員
「で、ちょっとここでは私、宣言したいんですけれども、この党のですね、11月28日の、いわゆる解党解散、あるいはこの処理が済むまでは、基本的にはまあ無所属でいようかな、と。えー、あ、言っちゃいけないの?」

坂井秘書
「いや、あ、このあとですか?」

山田議員
「このあとっていうか、この党を処理するまで

坂井秘書
「処理するまではだって、みんなの党の党員じゃないんですか? 処理するまでは」

山田議員
「違う違う、28日で自動的に解散。だから、いわゆる解散委員会があるので。そう。ですので、えー。やっぱりだって、これでですね、どっか行きましたって言ったら、なんで他党の人がみんなの党の処理をしてるの? っていうことになりますので、そう。

で、『民主党に関わったら議員生命が終わるぞ』(注:これは『民主じゃ何にもできない気がする』というニコ生のコメントを見ての発言と思われます)って思ってますが、えー、民主党には絶対に行きません。…とか言っちゃっていいのかな?」

坂井秘書
「いや、いいんじゃないですか? あと、行けないんですよね?」

山田議員
「あ、そうそうそう、行けない党っていうのがあるんですよ。行けない党っていうのは、実は比例の議員ですので、いくら党が解散したとしても、あのー、選挙中に存在してた政党は行けないんです。で、まず私が選挙の時には当然自民党と公明党は、存在していたので行けません。それから民主党も行けません。行きたくても行けません。それから、共産党も社民党も行けません。で、行ける選択肢は、維新、次世代、まあ、無所属っていうのは行く先じゃないので、あと新党を作ることはできます。ということなので、はい」

坂井秘書
「意外に少ないんですよね」

(中略)

坂井秘書
「どうなんですか? でも、山田さん、あれですよね。あのー、規制をする党には行かないですよね?

山田議員
「あ、表現の規制? 行きません。そう、表現の規制、表現の自由を規制するような、えー、まあ、あの、政策を持ってる政党には行きません。で、表現の自由、わりとですね、あのー、規制しようとしてるのは、まあ、『次世代』ですね」

坂井秘書
「うん」

山田議員
「えー、で、あとは、あと…、共産党もわりとそうですね――」

坂井秘書
「共産党は、いや、今は、自由ですね」

山田議員
「あ、そう。あ、そう。共産党、こないだは、でも、あのー、キラキラキラちゃん(注:吉良よし子議員のこと?)の、あのー、質疑は、どちらかというと、もうちょっと強化するべきだって――」

坂井秘書
「あ、リベンジ法ですか?」

山田議員
「そうそうそう。だったんで、ああ、そうなんだって思ってたんですけどね」

坂井秘書
「児ポ法とかは反対してましたね」

(中略)

山田太郎議員
「MANGA議連なんですけども。えー、なんだっけ。マンガ・アニメ・ゲーム議連っていうのがあって、第1回目の設立総会がありました。で、MANGA議連はですね、私は、えーと、なんだっけ、事務局次長っていうのになってまして――」

坂井秘書
「事務局長代行ですね」

マンガ議連役員
 
山田議員
「あ、事務局長代行。実務のナンバー2なんです。で、笠さんが、民主党の議員ですけれども、衆議院議員なんで(注:民主党の笠浩史衆議院議員のことと思われます)。参議院サイドとしては、私が、まあ責任者と、いうような形なんですね。さて、この間ですね、はい、出ますかね、どーん」

漫画アニメの3巨匠


山田議員
「この人は誰でしょう? これ、3人。特に3人ですね。右から、名前分かりますかね? 一番右の人、真ん中の人、その隣の女性のかた」

坂井秘書
「みんな知ってるんです。名前は絶対知ってるんだけれども――」

(注:ニコ生のコメントで素早く正解が流れてくる)

山田議員&坂井秘書
「おおー、みんな知ってるんだねぇ。そうそうそうそう。まず、一番右が、ちばてつやさん。真ん中は庵野秀明さんですね、エヴァの。それから左は里中満智子先生でございまして、はい、次、どーんと」

ちば先生ツーショット

山田議員
「はい、これはちばてつや先生。で、ちばてつや先生はですね、元々、その、児童ポルノ規制法の時にも。今、ちばてつや先生、漫画協会の会長をやられてますので」

坂井秘書
「会長。理事長かな? 会長かな?」

(注:ちばてつや先生は日本漫画家協会の理事長ですね。里中満智子先生は日本漫画家協会の常務理事。ちなみに、MANGA議連の設立に関わった赤松健先生は日本漫画家協会の理事。詳しくは日本漫画家協会のHPを参照して下さい)

山田議員
「それで、あのー、表現規制の時には随分、お世話…、と言うかですね、あのー、色紙を書いてくれたっていう」

(注:児童ポルノ法改正案が、漫画を規制する法律に変質しないように尽力してくれた山田太郎議員に対して、ちばてつや先生は直筆のサインとイラスト入りの色紙をプレゼントしました)

坂井秘書
「あれ嬉しかったですよね」

山田議員
「あれ嬉しかったですよ。で、次がどん」

庵野監督ツーショット

山田議員
「あ、これはなかなかうれしかったよね。まさに、エヴァンゲリオン、庵野監督ですよ。知ってる?」

遊佐さん
「はい。エヴァンゲリオンが大好きなので」

山田議員
「あ、そう。よくしゃべるよ、庵野さんて。よくしゃべる。で、庵野さんはですね、あのー、何を主に話していたか。私が、質問をいろいろして、議連の中でも随分やりとりしましたけれども。あのー、庵野さんはですね、クリエーターの、マンガクリエーターの、アニメーターっていうか、非常に、あのー、労働条件が悪いと

まあ、実際は時給ですね、300円~400円以下だと。まあいうようなことで、えー、これの生活環境をちょっと変えないと、もちませんと。で、全部マンガとかアニメを作る人達が、まあ中国とか韓国に行っちゃっていて、もうすでに韓国のほうが、えー、上になってきちゃっていると

坂井秘書
スキルが上って言ってましたね

山田議員
「そうそう。ということで、相当。庵野さんってね、僕、こんなにしゃべる人だと思ってなかったんだけど、そうそう。で、ちょっと今度また庵野さんと、直接具体的な、その辺について話をして、じゃあどういうふうにしてったらいいか、ということで、やろうかと思ってますので。庵野さんとの個別の対談

坂井秘書
できたら来て欲しいですよね

山田議員
「そうそうそう。できたら庵野秀明さんにもですね、来てもらいたいなあと思ってますけれども、エヴァンゲリオン監督、もうあまりにも有名な庵野さん。ちょっとじゃあ番組にも

坂井秘書
番組にちょっと呼んでみましょうか

山田議員
「うん。来てもらいたいと思ってます

坂井秘書
「はい」

山田議員
「里中満智子先生とのあれはないんだっけ。ツーショット撮らなかった――」

坂井秘書
「ツーショット撮らなかった――」

山田議員
「あ、撮らなかったですね、はいはい。分かりました。ということで、えー、どうしてもエヴァの庵野さんと、えー、一緒に写真撮ったっていうのも、ちょっとご自慢で見せたかったんで(笑い)」

一同
「(笑い)」

山田議員
「――間にですね、ちょっと。いや、だって、なかなか庵野さんと、話したりとかさ、今後も個別にやりましょうって約束したんだけど、できないでしょう? 会えないでしょう? なかなか

坂井秘書
「会えないです」

山田議員
「そんなことないの? そう。思いますけど? そうそうそうそう。ぜひ、庵野さんとも、何、庵野さん考えているかとか、いろんな話も。あ、そうそうそう、津田さん(注:津田大介氏)も来てくれるって話で、今、約束は取り付けてますので、今後豪華だな、けっこう

坂井秘書
「豪華ですね。楽しみ楽しみ」

山田議員
「うん、豪華だよね。楽しみだというふうに思ってます」


文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法や青少年健全育成基本法によるアニメ・マンガ・ゲームの規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に二次元規制問題について取り上げて下さっています。

 【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino