2014年10月1日に放送されたニコ生で、二次元規制に反対して積極的に活動している山田太郎議員が、内閣への『質問主意書』の質問の内容の募集を開始しました質問主意書では、国会議員が内閣に対して直接質問をぶつけることができ、内閣は7日間以内にそれに回答する必要があります山田議員は今回、表現規制問題についての質問主意書の質問を、Twitter、メール、山田議員事務所への問い合わせも含めて、広く募集を開始したとのこと。山田議員の実際の発言を、表現規制クラスタ有志一同の手で文字起こししましたので公開します。


文字起こしをする動画: 
山田太郎のみんなのさんちゃんねる 
(上の動画の50分20秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。


【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優さん、AFEEナビゲーター。



以下、文字起こし。


坂井秘書
「さて、いよいよ新企画」

山田議員
「新企画。なんでしょう?」

坂井秘書
「新企画。児ポ法、いろいろこう、皆さんから意見をもらってですね、(参議院法務委員会で行われた児童ポルノ法改正案の質疑の)質問考えたじゃないですか。それで、もう1個ですね、やってみようっていうのがあって。質問主意書っていうのが」

山田議員
「ああ、そうそうそうそう」

坂井秘書
『内閣への質問を募集します』っていうのが。内閣に聞いちゃおうってやつですね

山田議員
「そう。内閣総理大臣に聞いちゃおうっていうですね、こういう新企画で。あのー、私がもう1個、こういう番組等で目指してるのは、前回の児ポ法の時もそうだったんですけれども。えー、ようは直接的な皆さんの意見をですね、うかがって。で、直接政府に対してですね、それを聞いて回答を得ようと。まあ、こういう企画をやろうというふうに思ってます

まあ、まさにですね、直接政治というか、ネット政治。あの、ネット選挙っていうのは誰でも言ってるんですけど、あれは僕は大したことはないと思っていて。もっとダイレクトにですね、こういう良いツールが有るわけですから、直接意見を聞いてですね、それをそのまま、できれば質問にしてしまおうと。まあこういう企画をですね、ちょっとやろうと」

141003
 











坂井秘書
「遊佐さんにちょっと、『質問主意書を30秒でまとめると』っていう。(質問主意書とは)なんだっていうのを」

遊佐さん
質問主意書とはなんだ、という事を30秒で説明したいと思います

山田議員
「さっき練習してたもんね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「どうぞ」

遊佐さん
「はい、失礼しまーす。『質問主意書とは、国会法第74条の規定に基づき、議会には国政の様々な問題について調査する権限があり、国会議員は国会開会中、議長を経由して内閣に対し、文書で質問することができます。この文書を質問主意書といいます。質問しようとする議員は、質問内容を分かりやすくまとめた質問主意書を作り、議長に提出して承認を得る必要があります。議長の承認を受けた質問主意書は、内閣に送られ、内閣は受け取った日から7日以内に文書で答弁しなければなりません。なお、7日以内に答弁できない場合は、その理由と答弁できる期限が通知されます』」

山田&坂井
「おお~(拍手)」

山田議員
「実物をちょっとお見せしますが、先ほど遊佐さんがですね、非常に分かりにくい説明をしていただいたんですけど(注:冗談っぽく)」

坂井&遊佐
「(笑い)」

山田議員
「ようは簡単に言うとですね、国会議員の権限として、文書でもってですね、内閣に対して、こうやって質問ができるってことですよ。で、大事なのは、これを内閣はですね、1週間以内に回答せにゃいかんということで、答弁をこうやって返してくるということなんですね(注:紙を見せながら)。

で、これは閣議決定をしてきちっと返してこられますので、返ってきた内容は、いわゆる日本の内閣の、政府の決定事項という形で回答が返ってきますそういうものをですね、幅広く皆さんから募集しようと。

で、『Twitterやってない』とかいう人いるんですけど、Twitter以外にもですね、いろんな形。メールでもOKですし、問い合わせでもOKですし――」

坂井秘書
山田太郎事務所まで」

山田議員
「はい。で、なんでも構いませんので、いろんな意見をですね、集めてきて、内閣にですね、今国会中。国会が開会してる時じゃないと質問主意書は出せませんので、皆さんからの質問を受け付けて。『あ、これは!』と思ったことを、ここの番組でもですね、やって。で、どういう質問主意書を作るかということで、それを質問、内閣に対して質問して回答をもらおうと。こういうですね、今まで、憲政史上、なかった、たぶん、直接民主主義というのをですね。で、国会議員の権限をフルに活用していこうと。まあ、こういうふうに思ってるわけですね。

で、特に。そうです、パブコメよりもよっぽど答えが返ってくる。あのー、パブコメって何かって言うとですね、パブコメ知らない人もいると思いますけど、パブリックコメントっていうことで。行政がですね、各省庁が、こういう法律とか方針にしたいっていうものをホームページに一定時間さらすんですね。それに対して(ホームページを見た人に)コメントを書かせます。で、それが集まってきたものが、こんな意見があったんですよ、故にこの法律はこういう形にしますよ、ということを、ただホームページ上で返すのがパブコメっていいますが。それは別に、課長さんか課長補佐ぐらいがですね、鉛筆なめなめして返して――」

坂井秘書
「課長さんは見ないんじゃないですか?」

山田議員
「あ、見ないかもしれないね。どっかのコンサルティング会社とかが下請けでやってる可能性も実はあるっていうのは聞いたことあるんですけども。

これは、質問主意書はもっと、高等というか、ものでありまして。直接内閣に対して質問をするというですね。なんで国会議員はこれしっかり、もっと積極的に使っていかないのかなあと」

坂井秘書
「そうですよね、はい」

山田議員
「いうふうに思ってますけど。これをできる限りですね、どんどんやってく。何回出しても構わないと」

坂井秘書
「そうですね」

山田議員
無節操にあんまり出すと、馬鹿って言われちゃいますけれども

坂井&遊佐
「(笑い)」

山田議員
「えーと、まあ、いい、鋭い質問をですね、集めてですね、この番組で、どういう質問主意書を作るかを決定して。で、それをですね、内閣に対して出して、回答を求めていこうと」

坂井秘書
Twitterで、『#表現規制反対』ですね

山田議員
Twitterで『#表現規制反対』で呟いていただいて、それを集めていきたいと」

坂井秘書
「で、一応ちょっと、AFEEの中でも私見ある人多いので、その人達とも相談しながら、何に、こう…、いろんな、まあ、100個も200個もたぶん来ると思うんですけど。もっと来るのかな? その中で、まあ、どのぐらいかな? …5個ぐらい?」

山田議員
「うん」

坂井秘書
5個ぐらいですかね

山田議員
まあ別に10個でも

坂井秘書
まあ10個でもいいんですけど、いいやつがあれば

山田議員
「で、いいやつがあると、これ新聞記者も全部見ていますので。記事になる可能性もありますので、ぜひですね、そういう形でもってやっていきたい。で、具体的にこんなのでもいいよというのが」

坂井秘書
「ちょっと会員の人には、AFEEの掲示板で、どうしましょうみたいな相談を進めていきたいなと

山田議員
「で、事例、こんな質問でもどうぞっていう」

坂井秘書
「1番目、『極めて精巧に作られていて、写真と見分けのつかない児童ポルノの製造や所持は犯罪ですか?』(注:文章が間違っているように感じます。『極めて精巧に作られていて、写真と見分けのつかないCGの製造や所持は、児童ポルノ法に抵触しますか?』くらいの趣旨の質問ではないかと予想します)」

山田議員
「はい、なるほど」

坂井秘書
「これ難しいですよね」

山田議員
「はい、それから」

坂井秘書
「『合法に流通していた時代の販売店の児童ポルノ購入者リストを元に警察が捜査・逮捕する可能性はありますか?』これたぶん、あるって言われるんでしょうね」

山田議員
「うーん」

坂井秘書
「『現在、非合法であると認定されておらず、ある種合法的に流通している映像が突如、児童ポルノと認定される可能性はあるんでしょうか』」

山田議員
「なるほど。まああのー、児童ポルノだけじゃなくても、結構です。いろんなですね

坂井秘書
表現規制問題ですね

山田議員
そうですね。いろんなものがありますので、ぜひこういったことをですね、皆さんから受け付けて、やっていきたいと思ってますので。1回来週までに閉め切って、前の日ぐらいまでで間に合う? 間に合わないか

坂井秘書
「あれ。え?」

山田議員
来週ぐらいまでに1回まとめてみない? どんなのが来るか。じゃあ、来週出すかどうか、ちょっと待っていて…。ただ、国会期間そんな長くないので、早めに出していかないとですね、国会終わっちゃうと出せなくなっちゃいますからぜひですね、どんな意見が来たかっていうものを皆さんにもですね、公開しながら、絞って、どんどん質問主意書を出していきたい

で、できればですね、いろんな委員会にですね、殴り込み・・・、殴り込みって言うと怒られちゃうね。あのー、まあ、出てですね、直接大臣に対してもですね、質問を作っていこうじゃないかと、まあいうふうに思っていてですね、そういう企画もしっかりやっていきたいと。

いずれにしても、今の時代ですね、単なる代議士制度で国会議員に任せて、あとは知らんペってことじゃないと思いますから。こういうインタラクティブなツール等を使ってですね、いろんな事をですね、皆さんから、私という国会議員を利用してもらってですね、どんどんどんどんやっていこうと、こういうふうに実は考えています



文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法や青少年健全育成基本法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。質問主意書では、アニメ・マンガ・ゲーム規制についての質問も積極的に取り上げてくれるはずなので、皆さんぜひぜひ、質問を送ってあげて下さい。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に二次元規制問題について取り上げて下さっています。


(2014/10/08追記:山田太郎議員の公式HP上で、内閣への質問を書く際の注意点等をまとめたページが公開されました。質問を書く際にはぜひご一読下さい。


以下のカギ括弧内は、山田議員の公式HPより引用(太字による強調や色付けはブログ主によるものです)。

『注意点をいくつか挙げておきます(20141008時点)
「意見」ではなくて「質問」をお願いします。また、「議員」「民間」への質問ではなく「政府」への質問です
例えば、「子どもの人権を守らないつもりか」というような質問に対しては、おそらく「子どもの人権は守るべきであるが、その他、青少年の健全な育成とを総合的に鑑み・・・」というようにはぐらかされてしまう可能性が大きいです
仮定の話はおそらく答えてもらえない可能性が大きいです
特に裁判などになっている個別の事例については「答える立場にない」と回答される可能性が大きいです

※この項目は随時更新予定』 

ということですので、注意点を熟読した上で質問を書きましょう。注意点については更新される可能性もあるので、山田議員の公式HPで最新のものを確認してください。) 




【参考リンク】
山田太郎議員公式HPお問い合わせフォーム 
質問主意書の質問はここに送ってもOKです

参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい