2014年6月11日に放送されたニコ生で、『参議院法務委員会で行われる児童ポルノ法改正案の質疑で質問して欲しい内容の募集』を実施している山田太郎議員が、集まった質問をどのように活用しているかについて語ってくれました。法務委員会での質疑で活用する他に、法案可決前に各省庁に質問をぶつけて回答を求めることで、児童ポルノ法のあいまいな部分(≒児童ポルノ法の危険性)を潰していってくれているそうです。山田議員の実際の発言を文字起こししたので、公開します。


文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
(上の動画の28分18秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。
http://www.youtube.com/watch?v=8ny2MEX6Q5Q&feature=youtu.be


【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。



以下、文字起こし。



山田議員
「それからですね、衆議院のほうの(児童ポルノ法改正案の)質疑の中で、『いわゆる、倉庫にしまっておく、いわゆる、児童ポルノもダメだよ』という議論になったんですけども。えー、倉庫問題に関しては、これは実は、クラウドも倉庫のひとつになる可能性があるんで、クラウドにおいてあった。つまり、自分の(所持している児童ポルノの)実体が自分の所になかったとしても、外部の倉庫、つまりクラウドに上がってる分についても、基本的には所持と同じことになるので、これも気をつけなきゃダメですよね」

坂井秘書
「ちょっとクラウドがどうなるのかはですね、今日のこの放送中に、送ってくれるそうです

山田議員
「どこが?」

坂井秘書
衆議院の法制局と総務省がいまやりとりして

山田議員
「やりとりしてるんだ。決まってないんだ」

坂井秘書
「決まって…、なんかね、全然出てこないんですよ

山田議員
「あ、そう。いや、えーと、実は、皆さんには知っといてもらいたいんですけど。(児童ポルノ法改正案の問題点について)どういう手法で、これ一生懸命いま、みりみり詰めてるかというと。大臣等、今回は法案提出者に対しての質疑をしていくことによって、法案の中身に関して明確にするんですが。

えー、それ以外にですね、最終的に法律の解釈権っていうのは行政にもあるんですね。で、きちっと行政に対して、だから総務省だとか、もしかしたら警察ですね。そこに対して事前に聞いておくと、まあ、いったことも重要なんで、次の質疑でこの法案が決まっちゃう前に、そういう話をですね、全部潰してます

で、実は今日、(山田議員が今、実施している『参議院法務委員会で行われる児童ポルノ法改正案の質疑で質問して欲しい内容の募集』に応じて寄せられた)質問一覧というのを、100項目近くあるんですけど、もっとどんどん毎日増えてるんで」

坂井秘書
(ツイッターの)児ポ要望。ハッシュダグ児ポ要望でもらってるやつですね。今、なにやってるかというと、来週の火曜日の法務委員会で何を聞いたらいいのかっていうのを、こう皆さんから集めてるんですよ。で、けっこうもうツイッターだけでもこんな来ていて。で、えーと、とりあえずメールとツイッターできたやつ。まだ集められてないのもあるんですけども。今、その中で」

山田議員
「この中で、我々自身は、『まあこれは大丈夫』とか、『これはグレーだ』とか、『このへんはですね、ちょっと質疑とか、事前のですね、いわゆるレク(注:レクとは、まあざっくり言ってしまえば、議員が省庁から法案等について説明してもらうことですね。レクとは→http://www.yakushiji.info/blog/archives/986で、しっかり潰しとかなきゃいけないの』とか、そういうことをですね、徹底的にやっています。で、確かにこれだけいろいろ集まると、なるほどと思うこともいっぱいあってですね

坂井秘書
「まあ当然、ありますね、はい」

山田議員
「非常に、皆さんと一緒にですね、こういうふうに1つの法案に関して、直接ですね、質疑とレクと、双方向も含めてやりとりをするというのは未だかつて、もうホントに、超民主主義だよね」

坂井秘書
「直接民主主義ですね」

山田議員
「直接民主主義だというふうに思うんですけども。そういう形でもってですね。で、我々も、あのー、いち議員と事務所ではありますけど、調査にも限界はあるので、ぜひちょっとこういう形で。たぶん、こういうことも史上始めてですね。たぶん史上初めてだと思うんですけれども、これだけリアルな形でもってですね、どんどん意見が集まって、それを実リアルの法案ですよね。

しかも、皆さんにとっては、ある程度、まあ関係してたりだとか、まあ社会法益として影響を受けちゃうような側面について、しっかり法律をですね、審議してくと、いうことに参加できてるのは、まあこういうツール(注:ツールとは、ニコ生やツイッターを指すのではないかと思います)があるからっていうようなところもあるんですけれども。まあ、面白いというか重要な試みだというふうに思って、がんばってやってます



文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問してくれました。その他にも色々と動いてくれていますが、それについてはこのブログの過去記事を参照して下さい。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に児童ポルノ法について取り上げて下さっています。



【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

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