2014年5月28日に放送されたニコ生の中で、二次元規制反対派の山田太郎議員が児童ポルノ法改正案の状況と、法案に対して山田議員がどう戦っていくかについて語ってくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししたので公開します。



文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
(上の動画の43分55秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。
http://www.youtube.com/watch?v=NXv4gnKdC44&feature=youtu.be&t=43m40s



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。




以下、文字起こし。




坂井崇俊秘書
児ポ(=児童ポルノ法)はですね、いよいよ、えー、来月4日?」

山田太郎議員
4日。6月の4日にですね、衆議院の法務委員会、ですか?」

坂井秘書
もう一回出される

山田議員
「はい。で、提出されます。で、今、吊しというふうになっているんですけども。前の改正案がですね、いったん引っ込められて、新たな改正案が提出されるということに……」

坂井秘書
改正案の修正になるかもしれない。ちょっと分かんないです」

山田議員
分かんない

坂井秘書
「はい」

山田議員
「それで、一応報道等ではですね、えー、合意という事になってますが、我が党と私は合意した覚えありませんので」

坂井秘書
「(笑)。はい」

山田議員
あくまでも修正で、現行の改正案についても反対をしていきたいと思ってます。で、なんどもこの番組ではやってるんですけれども、ポイントとしては3点あると思っておりまして」

(中略:「3点」についての発言は繰り返しになるので省略します。山田議員の主張する「3点」については山田議員の公式HPに掲載された記事を参照して下さい)

山田議員
「(山田太郎議員が主張する「事前廃棄命令」の導入については)今の、いわゆる、何党かのですね、衆議院側の合意事項の中にはそれは入ってません。えー、議論してくれということで、民主、それから結いのほうに言ってですね。まあ、実は我が党は残念ながら、衆議院の法務委員会にですね、人が出せていないので実務者協議の中に入れろって言ったんですけど断られましたんで。あのー、参(議院)のほうでは、それはですね、しっかり議論していきたいというふうに思ってます

(注:みんなの党は衆議院の法務委員会には委員枠を持っていませんが、参議院の法務委員会には委員枠を持っています

(中略:3号ポルノについて)

山田議員
(3号ポルノについて)これについてはですね、制限がどうも、えー」

坂井秘書
かかりますね」

山田議員
ついたということでありまして。単に、衣服がついてないだけではなくて、性的な部分を特に強調している場合、と。いう形になったので、一応前進は見られたと。

そもそも最もポイントであったですね、マンガ・アニメに関する附則事項というものに関しては、基本的に落ちましたし、附帯決議等、マンガとアニメに関して議論するということに関してはもう出さないということを各党で合意できたということで。まあ非常に与党が多い中で、マンガ・アニメに関してこの法律からですね、対象から落とされたということに関しては歓迎するべきポイントだと思います」

坂井秘書
「まあ半分ですね」

山田議員
「ただ、それで私自身としては、まずはその部分は確定したい。逆にこの法案が変な形で、通らないと、もう一度マンガ・アニメ(の規制に繋がる部分)がですね、復活してきてしまうということはめまいですので、まずはそのことについては固めたいんですが。とは言うものの、単純所持であったとしても冤罪の可能性があるということに関しては、残ってますので。まあ最後までですね、それについてはきちっと修正を求めていくということにしたいなあと、いうふうに思ってます

(注:「単純所持(規制)で冤罪の可能性がある」という発言は間違い。国会に提出されている児童ポルノ法改正案では、『児童ポルノの単純所持』は禁止されるが罰則はついていない。よって、児童ポルノの単純所持によって冤罪が起こることはない。冤罪が懸念されているのは、改正案で罰則がつく見込みの『児童ポルノの性的好奇心目的所持』のほう。この辺りの専門的な説明は、現役弁護士も認めたこの解説を読むといいでしょうhttp://cute.sh/gero48/ahi/kipo/kipoho.htm

で、いずれにしても、法務委員会、参議院のほうに移ってきた場合には、私が直接法務委員会のほうにも出て行って、きちっと修正案等の交渉を前面に立ってやっていこうと、まあいうふうに思っていますので、ぜひ皆さんのですね、応援、まあ世論ですね。最後まで世論の形成が非常に重要ですし。今回これだけ世論があって、それに屈してですね、自民党も公明党も(法案を)見直したと、まあいうことでありますので、まあ皆さんの半分勝利と。まだまだ戦いは残ってると。

ただ、戦いは永遠に続くわけじゃないんですけれども。青少年健全育成法っていうのがもう1個、議論としてあってですね。これは児童ポルノ規制法とはまたちょっと別なんですけれども、青少年からですね、これはもう漫画も対象ですから。まあいわゆるエロ漫画と言われたものに関しては分離して販売等しなければいけないという中で、基本的にこれが進むとですね、なんにも売れなくなっちゃうと、まあいうこと。

出せなくなっちゃうと、いうことでもありますし、それが自民党の中でも部会の中で議論されてるらしいということでもありますから、まあ一難去ってまた一難と。私もなかなか仕事が無くなんないなあと、まあいうことでもありますけれども。まずは、当面ですね、この児童ポルノ規制法改正案に関して、しっかりやるということと。

当面もうひとつ。あのー、そういったですね、著作物を作ったり、表現の自由を守ってくためには、さっきのTPPの非親告罪(注:TPPによる著作権の非親告罪化のこと)に関しても、まあ戦っていかないといけないなと、いうことだというふうに思ってます」

坂井秘書
「一応、それであのー、廣田さんの(児童ポルノ法についての)署名サイト。実はすごいんですよ、1万1千(人の署名が集まりました)

山田議員
「1万1千。廣田さんのほうはですね、(児童ポルノの)名称を変えましょうという運動をやってまして、我々もいっしょにやってるんですけれども。あのー、児童ポルノという名前では、えー、矮小化すると。簡単に言うと先程申し上げましたように、一番目の、これはですね、子供達を性的虐待から守るということなので、性虐待記録物(注:正確には『児童性虐待記録物』)」

坂井秘書
「記録物っていうのが、まああのー、廣田さんがやってるやつですね」

山田議員
「だったんですけれども、それを一生懸命署名として集めたということです」

坂井秘書
まだ(署名を)書いてない人はぜひ

山田議員
はい

坂井秘書
「Change.orgでありますので、ぜひ(署名を)してください

山田議員
ぜひぜひ。はい、ということで、まあ本戦は、署名と言ってもですね、国会の中での法案の審議と決議なので、なんとしてでもですね、あのー、それも、ぜひ、署名として集まったら持って行って、これだけの人が、いわゆる、おかしいと思っているよということを、まあ、参議院サイドに移ってきた時には、あのー、やろうと思ってますけどね」




文字起こしは以上です。山田議員が国会での活用を明言した、児童ポルノ法についての廣田恵介氏の署名は5月31日が締め切り日です。この署名には二次元規制を遠ざける効果もありますので、署名がまだの方はぜひ協力をお願いします今国会で児童ポルノ法改正問題は一応の終息を見せそうですが、数年後にはまた児童ポルノ法が国会で議論される日が来るでしょう。その時には当然マンガとアニメの規制についても議論の対象になるはずです。その日に備えて、ぜひ署名に協力をお願いします。→『児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください』署名キャンペーン(http://t.co/F1UuLucMji


【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター


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