2013年12月29,30日に、児童ポルノ法による二次元規制の問題に尽力してくれている山田太郎議員(山本太郎議員とは別人です)がコミケ街頭演説を行いました。その演説の動画が公開されたのですが、1時間半を超える長い動画です。全てを文字起こししたとしても、読む方が大変でしょう。よって、山田議員の発言要旨を作成しましたので、以下に公開します。ただ、1時間半の動画を2000字程度に圧縮しているので、そこにはどうしても管理人の恣意が入ってしまうことをご了承下さい。そして、要旨を読んで興味を持たれた方は、実際の動画を見てみることを強く推奨いたします。

実際の動画:
(動画は『エンターテイメント表現の自由の会』のツイッターアカウントで公開されました)


以下、山田議員の発言要旨


みんなの党山田太郎議員
今、国会で児童ポルノ法改正案が継続審議になっています。児童ポルノ法改正案には、アニメ・マンガ規制につながる附則が組み込まれています。実在の児童を守るために児童ポルノを流通させないために児童ポルノ法が必要なのは分かります。しかし、児童ポルノ法でアニメやマンガを規制するのはおかしい

さらに、青少年健全育成基本法というアニメやマンガを狙い撃ちにしたような法律も、自民党内に部会が立ち上がり党内審議が始まりました

テレビや大手検索サイトなどでも、自主規制は既に始まっています。法律が出てきたというだけで、十分な萎縮効果があるのです。(児童ポルノ法によって既に起こっている問題について、山田議員はいろいろと語ってくれましたが、長くなるので割愛させていいただきます)

アニメやマンガが青少年に有害だと思っている一部の大人が政治家の中にいて、これらの法案を推進しています。与党の政調会長が大推進派としてこの法案を通そうとしています。『子供がマンガやアニメを見続けたら、悪い子になる。犯罪者を生み出すかもしれない』。特に高齢の世代はこのような価値観に賛同する人も多い。

しかし、コミケに訪れるアニメ・マンガを愛好する人たちは、朝早くからきちんと静かに並んで、会場や周辺の人たちに迷惑をかけない。皆さんには秩序があります。皆さんはただ静かにマンガやアニメを自分たちのものとして楽しんでいるだけです。それを理解できない大人たちが、法律を作ってアニメやマンガを規制しようとしているのです。

私はこの法律を止めるために、与野党の議員を訪れてこの法律について訴える等の形で、国会内の活動をしています。しかし、今、国会では衆議院、参議院共にアニメ・マンガの自由を制限しようとしている与党が多数を占めています。国会活動だけでは残念ながら数の力に押し切られてしまう。私も議員として残念ですが、議会活動だけでは無力です。世論の形成以外の方法で、この問題を乗り切ることは出来ません。

テレビや新聞は、マンガ・アニメ規制の問題をほとんど取り上げません。ポルノを助長しているという批判を恐れて取り上げないのです。私もこういう運動をしていて、「山田太郎はポルノ好きだ」とか、PTAからも「とんでもない議員だ。こんな議員がいるから日本の青少年は”性”少年になる」とくだらない事を言われたりもします。(注:割愛しましたが、山田議員は、この問題に取り組むことが選挙の票につながらないことを十分承知しながらこの問題に取り組み続けてくれています)

国会では与党が絶対多数。次の通常国会には非常に多くの法案が提出されると言われています。国会の委員会に児童ポルノ法改正案や青少年健全育成基本法案が出てくれば、短くて1週間、長くても2週間の審議で通ってしまいます。マスコミに取り上げられることもなく通ってしまうかもしれません。だから、こうして一生懸命訴えているのです。

法案成立を阻止するためには、皆さんの力を借りるしかありません。コミケに来る70万人の力を集めなければなりません。様々な議員、地元の国会議員。自民党の若手議員は特に狙い目です。手紙やメール、ツイッター、フェイスブック等の方法で、議員に直接この法案について訴えて下さい。

議員は手紙やメールを見ています。大物議員でも似たようなメールが3通も4通も来れば、必ず秘書が話題にします。だから、伝えて下さい。そういう世論なんだなと肌で感じれば、議員は選挙が怖いですから。直接伝えれば、心に響くはずです。

選挙に勝って絶対多数を持った与党が、秋の臨時国会で児童ポルノ法を審議できなかった。それはなぜか。それは、皆さんの仲間が、手紙やメール等、様々な形で議員に意見を届けたからです。皆が意見を届けた結果、自民党の若手を中心に、この問題はおかしいという声が出てきたのです。

議員に意見なんて怖くてできないという人は、友達やお父さんお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんとこの問題について話し合って下さい。この法律は、きちんと説明すれば、どの世代の人でもおかしいと分かる内容です。高齢の世代は人口も多く、投票率も高いので、この世代の人が政治力を持っているのは事実です。この人達の感覚を変えて下さい。

私一人が反対票を投じるだけでは、この法律を止めることは出来ません。特に自民党の青年議員を狙い撃ちにして下さい。強い意志を持った議員を皆さんが世論で何人育てられるかが勝負です

児童ポルノ法改正案でマンガとアニメの規制をさせない。青少年健全育成基本法は国会に出させない。この世論作りは皆さんにかかっています。コミケを楽しめる、自由な社会と文化を、我々の手で守っていこう。これが皆さんに対する訴えです



山田議員の発言要旨は以上です。演説の周りではアニメ・マンガ規制に反対する内容のビラ配りが行われました。山田議員が顧問を務める『エンターテイメント表現の自由の会』のビラも同時に配られ、ビラの中では『表現規制問題をPRするためのマスコット』募集の告知もなされていました。このマスコット募集については、残念ながらまだまだ盛り上がりが足りないため、絵描きの方はマスコット募集に是非参加してみてください。マスコット募集の詳細は『エンターテイメント表現の自由の会』の公式HPで確認することが出来ます。

また、議員に手紙やメールなどで意見する場合は、実名、実住所を記した上で、くれぐれも失礼のないようにお願いします。


【参考リンク】
国会議員への手紙の書き方等


『エンターテイメント表現の自由の会』ツイッター
https://twitter.com/AFEEjp


参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル
(山田議員のニコ生では児ポ法等の情報を頻繁に扱ってくださいます)


山田太郎議員ツイッター


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