2013年12月18日に放送されたニコ生の中で、みんなの党の山田太郎議員が児童ポルノ法について語ってくれました。『今年の夏コミでやったように、冬コミでも二次元規制反対の街頭演説をやります』というお話。その街頭演説のそばで二次元規制反対のビラを配るボランティア募集の呼びかけ。児童ポルノ法、青少年健全育成基本法の現状。児童ポルノ法に対する反対運動は結構成功している、というお話。その他、議会みんなの党の塩村文夏都議の表現規制問題に対する考え方等も聞くことができました。それ以外にも児童ポルノ法についていろいろ語ってくれました。実際の発言を文字起こししたので、公開します。



文字起こしをする動画:みんなのさんちゃんねる(提供:参議院議員・山田太郎事務所)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv162743314
(この動画の39分50秒付近から文字起こし)



上の動画が見られない方は、近日中に山田議員の公式HPで同じ動画が公開されるはずなので、そちらをご覧ください。
参議院議員 山田太郎 オフィシャル Web サイト:
太郎ちゃんねる さんちゃんねる
http://taroyamada.jp/?cat=61



以下、文字起こし



山田太郎議員
「(室内に掲げられた垂れ幕を見ながら垂れ幕に書かれた文字を読み上げる)『二次元創作物規制強化反対』。要はですね、児童ポルノ規制法のですね、アニメに関する問題を、まあ、私もですね、事務所も頑張って取り上げてやって来ましたけれども。えー、また、冬のコミケでですね、あのー、街頭演説をやりたいと。年末にやります。国際展示場の前でやりたいと思ってますので、是非。で、あのー、あ、そう、黒子のバスケ問題とか。(ここで夏コミの街頭演説の写真が表示される)あ、そうそうそう、これこれ。これ、夏(のコミケで街頭演説を)やったよね。夏やった。暑かったねえ、夏も。今度冬は寒いんです(笑)」
 

坂井崇俊秘書
「寒いですよこれ(笑) 風が強いし」
 

(中略):強風対策として街頭演説で使う『二次元創作物規制強化反対』の垂れ幕を強化したお話
 

山田議員
この表現規制、二次元問題に関して一生懸命やってる議員も、もう国会で減ってしまったので(注:直近の参院選では、多くの表現規制反対派の政治家が落選してしまいました)、なんとしてでもこれをやらなければ。これは私のライフワークというか、重要公約のひとつでありますので、是非と。
 

ただですね、今、どういう状況になろうとしてるかって言うと、児童ポルノ規制法案からは一旦アニメは外れて、青少年健全育成基本法。青少年健全育成条例っていうのがたぶん東京都議会では通したと思うんですけど、あれの法律版を、自民党の方ではどうもですね、検討してるらしいということで。来年の通常国会に出すんではないかと、まあ、いうようなことになっています
 

そうするといよいよですね、まあ、アニメ規制ですよね、あのー、が審議されるかもしれないということで、少し警戒感が高まっていますけれども。なんとしてでもですね、ちょっとそれに関しては阻止をしようということで、頑張ってですね、やっていきたいと思ってますので。
 

まあ、いずれにしても、(1秒ほど聞き取れない箇所)、これはもうホントに世論に頼るしかないですし。あの、特定機密保護法案に比べて、児童ポルノ規制法に対する反対運動は、一定の成功をしてると、思ってます
 

どういうことかというと、皆さんがですね、呼びかけに応じていただいて、みんなが考えて、ツイッター・フェイスブック・FAX・お手紙、それからいろんな集会で、地元の議員等含めてですね、特に法務委員(の議員)だとかいろんな人に(意見を)ぶつけたお陰でですね、自民党の法務部会の方でも『これはかなわん』ということで、あのー、異議というか疑義が結構出まして、一応審議がストップしたという経緯もありますので。えー、特定秘密(保護法)はなかなかこういうふうにはいかなかったんですけれども、結構成功したと。
 

で、麻生さんの件(山田議員が参議院予算委員会で麻生副総理に児童ポルノ法について質問した件)がありますけども、これはぜひ私のホームページから見ていただきたいんですけれども。麻生さんはですね、まあ、規制を、どっちかというと、あのー、やる、推進する側だっていうことで、自らが、私の前回の予算委員会の中でも麻生さんの答弁引き出しましたけれども。(山田議員が)『なんでマンガがダメで小説はいいんですか?』って言ったら、(麻生氏は)『小説は子供が読まないから』ってわけの分かんないことを言ってましたけども。えー、自分は推進派であると」
 

坂井秘書
「『一番最初に規制を始めたのは――』」
 

山田議員
「『始めたのは自分だ』と、質疑で聞いてないことまで一生懸命ベラベラしゃべっていただきましたんで、あのー、まあ、大変なんですけどね。ローゼン閣下なんて言ってね。いわゆる秋葉原の味方と思われてたんですけど、とんでもないということでありますけどもね」
 

坂井秘書
「たぶんちょっと皆さん気づいてないと思うんですけれど。『なんで小説は良くてアニメはダメなんだ?』って聞いた時に、小説(注:「小説」は恐らく言い間違い。「マンガ」と言いたかったと思われます)は小学生でも読むからっていうのは、あれなんですよね。小学生がアニメとかマンガに悪影響を受けてるっていうのが前提なんですよね
 

山田議員
「そうそうそう」
 

坂井秘書
それが前提でその答弁なんで、まあやっぱり、マンガ・アニメは悪影響を及ぼすっていうそういう考えなんですよね
 

山田議員
「実際には自主規制っていうのはかなり進んでまして、テレビの中でもですね、きわどいのはともかく、かなりソフトなものに関しても。というのは、いわゆる、児童ポルノに関しては3号ポルノっていうのが入ってきますので。えー、女性の表現で、マンガの中でもちょっと肩が出ているとか、もちろん胸とかそういうのが出てるまでもないものでも、ほぼ今、放映されないとかですね、テレビなんかでも。結構そういうふうになってきてるんですね。
 

そういう意味で、マスコミの中でも対応が割れていまして、テレビとかですね、そういうマスメディア、大手新聞は(児童ポルノ法を)あまり取り上げないですね。あの、産経新聞なんかは結構、対談で私の記事、取り上げてもらいましたけれども。どちらかというと雑誌だとか、そちらのほうが強いと。(注:何を指して「強い」と言っているのか定かではないですが、文脈や現実の情勢から言って、『雑誌のほうが児童ポルノ法を取り上げてくれている』という趣旨の発言かと思われます)
 

で、これも前回やりましたけれども、松本零士先生をはじめとしてですね。いろんな漫画協会の人たち、いろんな各種団体も集まってもらって、どういう風にですね、いわゆる反対展開をやっていくのかっていうのを、今それなりの人たちとやりとりしていますので、是非と。(注:山田議員が招いて行った、児ポ法に反対している民間の各種団体の作戦会議の記事はこちら
 

で、我々の方の(児童ポルノ法)wikiも、立ち上げたんですよね」
 

坂井秘書
afee.jpというので」
 

山田議員
「こちらの方でいろんなですね、児童ポルノ規制法、それから、青少年健全育成基本法になるか分かりませんけれども、情報をですね、集めるということで。ホームページの立ち上げをですね、ここまでやってきました。是非ここに皆さんですね、アクセスしていただいて、いろんな情報をですね、交換するということをしていただきたいなあというふうに思ってます(注:児ポ法wikiはまだ完成していないコンテンツも多いので、完成を待ちましょう!)」
 

坂井秘書
「ちなみにAFEE(エイフィー)は――」
 

山田議員
「エンターテイメント表現の自由の会」
 

山田&坂井
「「Association for Freedom of Entertainment Expression, AFEE」」
 

山田議員
「ハモってどうする!」
 

山田&坂井
「(笑)」
 

坂井秘書
「…の略で、一応、まだですね、ちゃんとやってないんですけど、山田さん名誉顧問っていうことになってます」
 

山田議員
「あ、そうなんだ、名誉だね」
 

坂井秘書
「(笑)。はい、なのでよろしくお願いします。これまたちょっと、山田さんのサイトやツイッターでもツイートしときますので、見てください」
 

山田議員
「はい。さて、次は」
 

坂井秘書
「これも、そう、コミケ関係の本」
 

山田議員
「今回ですね、『コミケplus』というコミケ関係(の本)で、『みんなの党副幹事長山田太郎参議院議員に聞く児童ポルノ規制法改訂案の問題点』という記事が載りまして、これも私のホームページの方にぶらさげてますので、ぜひちょっとご覧になっていただければというふうに思ってます。まあ、問題点等々、ですね、いろいろ取り上げて書いてあります。ぜひご覧になって下さい」
 

坂井秘書
「あと、また(冬コミに合わせて国際展示場駅前で二次元規制反対の)街宣をやるときの(二次元規制強化反対のビラを配る)ボランティアを募集しようかなと思ってて。ホームページに載せました、ボランティア募集の。また皆さんにいろいろ手伝っていただきたいなと思ってますので、興味ある方はホームページからまた応募して下さい。はい、お願いしまーす(注:ちなみに夏コミで山田議員が行った二次元規制反対の街頭演説の際に配られたビラはここで見ることができます
 

山田議員
「(ニコ生のコメントを見ながら)あ、女性議員さんは表現規制はどう思われてるか」
 

塩村あやか都議(みんなの党)
「あの石原さんの時にやったやつですよね、東京都はね」
 

山田&坂井
「そうそう」
 

塩村都議
「ラジオをやっててちょっと特集でやったりとかしたんですけど。当時放送作家で東京都に問い合わせて電話して話を聞いてみたりとかするんですけど、私の個人的な意見ですよ。『やりすぎもよくないけど、規制のしすぎもよくない』ということで」
 

山田議員
「やりすぎって?」
 

塩村都議
「だからあのー、過激な表現っていうところまでいくとよくないというところもやっぱりまあ、あり。ぬるっとした答えです」
 

山田議員
「胸が出てなきゃいい?」
 

(微妙な間)
 

山田議員
「そういうことは聞くなって?」
 

坂井秘書
「(笑)」
 

塩村都議
「それは全然いいですよ。胸ってどこまでですか?」
 

山田議員
「肩とかさ、少し、あの、なんて言うの? 露出してただけでも、(児童ポルノ法の)3号ポルノだとだめな可能性があるんですよ。性的興奮したらアウト」
 

塩村都議
「んん、ねえ、私は別にいいと思うんですよ、それは別に、乳首が出てようと」
 

山田議員
「おお」
 

塩村都議
「私はいいと思うんです」
 

山田議員
「お仕置き部屋だね」
 

山田&坂井
「(笑)」
 

塩村都議
「なんでなんで? 別に、だからまあ、前後の表現とかもあると思う。話のストーリーとか。そういうのを――(注:山田議員の次の発言が重なり聞き取れず)」
 

山田議員
「でもさ、裸だとしてもマンガの裸って、過激かどうかっていうのはまあ、個々人の判断によるんだけど。まあ、芸術作品だって言われちゃったらどう? ダメ? それ、規制するべき? それは文化とかさ、風習でやるんであって、法律でさ、取り締まるべきものなのかなと」
 

塩村都議
「ではないと思います。自主規制結構、放送の業界きいてるはずなんですよ。変なもんって出てこないし、変じゃなくても、芸術の範囲であっても、まあ自分たちで止めてるんですね。それをなんか、やってる上でどこまで規制してくのかって言うと、私はなんかやりすぎはよくないと思ってますね。うん」
 

山田議員
「なるほど」
 

塩村都議
「ぬるっとしてます」
 

 
 

文字起こしは以上です。




【参考リンク】
 

児童ポルノ法に反対するために個人でできること
http://togetter.com/li/511385

児童ポルノ法を本格的に勉強したい人におすすめの記事
http://cute.sh/gero48/ahi/kipo/kipoho.htm

参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/taroyamada

山田太郎議員ツイッター
https://twitter.com/yamadataro43



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