2013年10月23日に放送されたニコ生の中で、二次元規制反対派の山田太郎議員が自民党内の児童ポルノ法の情勢を語ってくれました。山田議員によれば、自民党の法務部会で児ポ法改正案を見直そうという話があり、マンガ・アニメ規制の条文(正確に言うとアニメ・マンガの悪影響調査を行い、必要な措置を講ずることを求める「附則」)を落とした形での改正を行おうという話があるそうです。ただ、マンガ・アニメ規制の条文を残したままでの改正を主張する議員もいるそうです。

また、児童ポルノ法改悪に反対している民間の各方面の団体がまとまって、共同記者会見を開いたり、共同声明を出したりしていこう、という動きもあるそうです。

山田議員によれば、二次元規制反対を訴える手紙やメールが国会議員の所に多く届いたことが、自民党内の児ポ法改正案見直しの動きにつながったのではないか、ということです。今、自民党内にある児童ポルノ法改正案見直しの動きを後押しするために、国会議員への手紙・メールを送るべき時だと考えますので、この記事の最後に国会議員への手紙の書き方等の参考リンクを貼っておきます。

二次元規制に反対の方は是非とも手紙やメールによる陳情にご協力下さい。また、実際に手紙やメールを送る場合は、実名実住所を明かした上で、くれぐれも議員の方に失礼のない文面を心がけて下さい。そうでなければ逆効果です。

というわけで、以下に山田太郎議員の実際の発言の文字起こしを公開します。


文字起こしをする動画:
ニコニコ生放送みんなのさんちゃんねる
http://live.nicovideo.jp/watch/lv156926867
(この動画の2分35秒付近から文字起こし)

上の動画見られない方は、山田太郎議員の公式HPで同じ動画が公開されましたので、そちらをご覧ください。↓
参議院議員 山田太郎 オフィシャル Web サイト
太郎ちゃんねる さんちゃんねる:
http://taroyamada.jp/?p=3912


以下、文字起こし


坂井秘書
「(児童ポルノ法は)今のところは衆議院で継続審議になってますね。前々回の国会、だから春の通常国会に出た法案が、そのまま衆議院の法務委員会の方で、まあ残ってて。えー、一応もし審議を開始しようということであれば、いつでもすぐできるような状態になってますよと。ただ、まあ自民党の方でも、まあ参議院選挙が終わって、自民党の方もいろいろあるらしく」

山田太郎議員
「あのですね、結構今回皆さんの(児童ポルノ法改悪反対を訴える手紙・メール等による)『爆弾攻撃』がかなり効いたようでして、各法務委員の議員、それからまあ、自公も含めてですね、ちょっとこれはたまらんということで。この法案に関してはですね、自民党の法務部会の方でも見直そうかという話があるらしいです。で、ちょっと他党の話なので、情報を一部仕入れたに過ぎないんですけども。で、いくつかパターンがありまして、元ので出そうとしてる人たちもいますし。マンガとアニメの附則についてはいっそのこと落として、本則のですね、児童ポルノ規制法改正案のいわゆる単純所持を中心としたものについて、提出しようという話もあってですね、今、瀬戸際のところまで来ていると

山田議員
「ただあの、今国会ですね、185臨時国会というんですが、たった53日間しかなくてですね。で、政府としてはできるだけ延長せずに、重要法案を次々通したいと、まあこういうふうに言っていますので、もしかしたら、えー今回はですね、この児ポ法案、改正案ですね、審議入りしないんではないかという公算のほうが高いんですね」

山田議員
「で、法務委員会の方もですね、今、この185国会にですね、審議しなければいけない法案集というのは手に入れているんですが、あれ実は議員立法なので、いつどのタイミングで出してくるかって分からないんですね。内閣のほうが出す法律を閣法というふうに呼んでいるんですけれども、そちらのほうだといつのタイミングでだいたいどれぐらい出すかということは分かってるんですが、法務委員会もですね、かなり多くの問題。で、今、法務委員会のほうでは一番たぶん大きい問題はですね、非嫡出子の問題ですね」

(中略:非嫡出子問題についての解説をしてくれました)

山田議員
「そんなことを中心に法務委員会での話がまあいろいろ煮詰まっていますので、もしかしたらかける時間がないかなあと。で、政府はこれにかわるというとなんなんですが、あとでやりますが秘密保護法案に関しても、あるいはNSCっていうんですけども、そういった国家機密系の話の法案が極めて忙しいと、まあいうところもあってですね、まあそれどころじゃないみたいな空気もあるので。まあ議員立法である児ポ改正案はもしかしたら審議が先送り、決して廃案にならないというか、まあ国会は廃案扱いになる可能性はありますが、死んだわけじゃないので、これは注力してやっていかなければいけないと

山田議員
「ただ、出されると皆さん御存知の通り、与党がですね、もう衆参合わせて絶対、過半数というか安定多数を持っていますので、通りやすいという現状はあると、まあいうことなので、注視しなければいけないと」

山田議員
「で、我々、決して楽観してるわけじゃなくてですね。一応、明日かな?」

坂井秘書
「明日ですね」

山田議員
有識者会議、我が事務所の方でも。えーと、何団体ですか? あ、違う、下でやるのか。参議院の方で。21団体。出版関係、マンガ関係、同人関係、アニメ関係、映像関係、文芸関係、脚本関係、いろんなところがですね、いっぱい来てですね。なんでかというとですね、具体的にちょっとどういうふうに反対運動していこうかということを、できるだけ、手の内をですね、明かすとですね、バレちゃいますので、やっぱり我々、国会の中では人数が少ないですから、一生懸命世論に訴えるという形でやろうと」

山田議員
「で、逆に中が決まり次第ですね、この番組でも皆さんに告知しながら。我々は機密は嫌いですので(笑)(注:山田議員は秘密保護法反対議員としても精力的に活動中です)。告知しながらですね、皆さんと一緒にですね、まあこの問題を考えてやってこうということにしています」

坂井秘書
「ちょっとこれ、なにやるかは言っちゃっていいんですか?」

山田議員
「うん、いいんじゃないですか」

坂井秘書
例えば、共同記者会見とか、共同声明を発表できる可能性があるんじゃないかとか。あとは、勉強会というかイベント

山田議員
「そうそうそう。とにかくですね、今まで国会もですね、残念ながら議連を作ってですね、猛反対をしてくってほどの勢力がなかったんです。そういった意味で、心ある議員が集まって、まあこういった、かなりの協会、団体の有識者が集まって、共同声明をですね、きちっと出していこうと

山田議員
「で、いろんな団体が個別に今までやってたんですが、それじゃ力にならないということで、ちょっと今まとめあげまして、共同の記者会見や、あともう一つはですね、情報をきちっと共有していこうじゃないかと。で、実はこの番組でもそうですし、ウチの事務所に対してもそうなんですが、児童ポルノ規制法に関する関連の法律ですね。他外国、諸外国がどうなっているのか。それから、マンガとそういったものの関係性っていうのがあるのかないのかとか。まあ、いろんなことが情報として、これまでたくさん寄せられましたので、きちっとそれをですね、1つのサーバーというか、まあホームページみたいな形でもってですね、公開していくと。それがあの、関係ある人にとっては、誰でも取れるようにしていかなきゃならないと」

山田議員
「で、一方で今、ちょっと公開レクみたいなものもやろうかなと思ってまして。実際、児童ポルノに関して、特にアニメやマンガに近いような話について、ホントにその検挙の話とかがあるのかどうか。で、これはこの番組でもずいぶん前にやりましたけれども、例のCG事件。あれなんかもどうなってるのか、なんていうことに関しても、たぶん裁判になってくと思うんですけれども、その経過等をですね、できるかぎりそこのサイトでもって情報公開をしていきたいと、こういうふうに思ってますので。えー、本格的に使い勝手が良いこの方面に関する情報をですね、できるだけ皆さんに提供をちょっと。で、ちょっとこれのスタートになればなと、まあこんなふうに考えてますね」

坂井秘書
「今までこれだけの団体が集まってこうやるのってあんまりなかったですよね」

山田議員
「ないないないない」

坂井秘書
「この動きで」

山田議員
「はい」

坂井秘書
ちょっと国会側でも頑張んなきゃいけないんですけれども

山田議員
「そうなんですよ」

坂井秘書
ちょっと民間も巻き込んでと言うか、もう今や民間が頑張らないとなかなか阻止できない

山田議員
「そうなんですよ」

坂井秘書
で、こういう団体と、あとは皆さんですよ

山田議員
「はい」

坂井秘書
「本当に、本当によく聞きます。面白いですよ。たまたま僕この前ある他党の法務委員会の先生の所に行ったんですよ。そして初めてなので『山田太郎事務所です』と。そしたら『ああ! 有名だよ!』って言われて(笑)」

山田議員
「それ山本太郎(無所属参議院議員)と間違えたんじゃないの?(注:実際によく間違われるそうです)」

坂井秘書
「違う違う(笑)。で、めちゃくちゃ手紙とメールが来たって(注:山田太郎議員は『手紙やメール、ツイッターなどを使って児童ポルノ法について国会議員に訴えよう』という呼びかけを行ってきました)」

山田議員
「あ、来たって? いや、ホントにね、これ皆さんのですね、世論っていうのはこういうもんだなと。相当今回議員は効いてたらしくですね、だってほら、ウチの薬師寺道代(みんなの党参議院議員)さんも言ってたじゃない。名古屋でやってたら、名古屋で薬師寺さんが出てたら、『きゃー』とか言って『山田さん元気?』とか言って、俺行ってねえみたいな(笑)。だけど、『児ポやってるんだよ、おたくは全党あげてがんばってくださいね』なんていうふうに言われて、何通か手紙もらったって言ってたもんね、あそこの事務所も

坂井秘書
「そうですよ」

山田議員
「だからね、ホントにそういうのはジワジワ効いてきますので、もしこれで廃案または、まず少なくともマンガとアニメの附則事項に関して取ることができれば、これはホントに皆さんの勝利と、まあいうことになりますので。ただ、まあ予断は許さない。前にもこの放送でも言いましたけれども、取り締まりたい側のですね、たぶん中心は実はマンガとアニメっていうのは、もう明らかにターゲットではないかという節がありますから。あれを単純に取り払うということは考えられませんし、なんとなく雰囲気としてはもうこんだけうるさいので、附則については落としていこうと。もちろん単純所持の問題というのも、3号ポルノの問題に関しては、非常に問題が多いんですけれども。えー、そういう意味ではそこはちゃんと精査していかなければいけませんが。ただ、規制派はですね、『こんなにひどいコミックがある』ということを並べ立てて、『こんなものを世の中に配布していいのか』という浄化作戦にですね、まあ出る可能性もあるということで。そうなるとまたですね、雰囲気がちょっと変わってしまいますから、なかなかですね、まだまだ予断は許さないといった感じですね。ただ、こちらも力をつけてきていますので、ぜひですね、あと一歩、いろんなところをこう固めてですね、力を抜かずがんばっていきたい」



文字起こしは以上です。このブログでは何度も繰り返していますが、山田太郎議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会内で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問したり、各国会議員を訪問して児童ポルノ法の危険性を訴えて回っているそうです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。最近は、毎週児童ポルノ法について取り上げて下さっています。 山田太郎議員の頑張りを後押しするためにも、議員さんに対する手紙やメールによる陳情にご協力下さい。



国会議員への手紙の書き方等
http://togetter.com/li/511385


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