2013年8月10日、11日に児童ポルノ法による二次元規制に反対して国会内で精力的に活動しているみんなの党の山田太郎議員の街頭演説がコミケ前で行われました。8月10日の演説の様子をYouTubeで公開してくれた方がいたので、文字起こしをしたかったのですが1時間を超える長い動画です。文字起こしをする方も読む方も大変だと思ったので、このブログ記事では山田太郎議員の訴えを要旨としてまとめて公開します。

1時間以上の動画を1500字程度の長さに圧縮しているため、この要旨にはどうしても管理人の恣意が入ってしまうことをご了解下さい。また、あくまで要旨のため、山田議員の実際の発言とは違う表現を使っている箇所や省略も多々あります(論旨は変わらないように注意は払ったつもりです)。ですので、この記事を読んで山田太郎議員の演説に興味を持ってくれた方は、実際の動画を見て生の声を確かめることを強く強く推奨いたします。(2013年8月12日追記:記事の内容に問題がないかどうか山田議員のツイッターに確認をとったのですが、山田議員の秘書さんから「本人(=山田太郎議員)も知っており、感謝しています」と連絡がありましたhttps://twitter.com/takato1204/status/366660226620985344



実際の動画:

みんなの党山田太郎参議院議員 コミケにて表現規制反対演説

http://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E5%85%9A%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%A4%AA%E9%83%8E%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1+%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%82%B1%E3%81%AB%E3%81%A6%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E6%BC%94%E8%AA%AC


以下、山田太郎議員の演説の発言要旨


「秋の臨時国会で、マンガ・アニメの規制を検討して3年をめどに必要な措置を講ずる、という内容を含んだ児童ポルノ法の審議が行われようとしています。法案に対して、出版社や某大手検索エンジンは既に自主規制に動いています。法文に書いてある以上の自主規制。これが児童ポルノ法の本当の怖さです。実際、1999年に児童ポルノ法が成立した当時、全国の紀伊國屋書店の店頭から、『バガボンド』や『ベルセルク』『あずみ』といった社会的な評価の高い作品が、児童の裸の描写を含んでいるとされて撤去された事件も起こっています。

また、大手検索エンジンは、「何が児童ポルノに該当し何が該当しないかの基準が曖昧で、このままでは少しでも怪しいものはブロッキングするしかない。キャッシュが残っていたらまずいので、今から自主規制しなければならない」と言ってきています。(管理人注:児童ポルノ法の問題点として、山田太郎議員は様々な論点をあげていましたが、長くなるので割愛します。興味があれば、実際の動画を見てみて下さい。もしくは、このブログの過去記事でも山田議員が語った児童ポルノ法の各論点を知ることができます)


私は児童ポルノ法改正案が動き始めて以来、この問題に取り組んできました。自民党、公明党、日本維新の会が表現規制を進めようとする中、私は自分が所属するみんなの党をはじめ、民主党、生活の党、共産党、社民党、みどりの風の議員とも接触し、野党を児童ポルノ法改悪反対でまとめるべく動いて来ました。しかし、先の参院選で児童ポルノ法改悪反対で頑張ってきた議員の多くが我々の力不足で落選してしまいました。みどりの風の谷岡くにこさん、民主党の松浦大悟さんと樽井(良和)くん。この問題で一緒に頑張ってきた仲間が国会を去り、衆議院に続き、参議院でも与党が過半数を取り、児童ポルノ法改悪反対の勢力は少数派になってしまいました。


私はこれからも国会の中で頑張っていきますが、もう国会の中だけの活動では法案を止められないところまで来てしまいました。雑誌やテレビ、某動画サイトなどにこの問題を取り上げてもらえるように営業をかけました。某動画サイトで行われた党首討論で、児童ポルノ法を論点にしてもらえるように頼んだのも私です。しかし、広告主などから様々な圧力がかかり、この問題を取り上げてくれるメディアは少数でした。

だから、私は街頭に出てこうして呼びかけています。アニメやマンガを愛する皆さん自身が世論を作り上げて下さい。家族や友達とこの問題について話し合ってみて下さい。地元の国会議員に、手紙やメール、ツイッターやフェイスブックで呼びかけて下さい。選挙で当選しなければならない国会議員は、地元の小さな声にも声を傾けます。こうして世論を作り上げていって下さい。


国会議員は選挙を気にしています。だから、世論が怖いんです。アニメ・マンガ規制に反対の世論が作り上げられれば、選挙が怖い政治家はアニメやマンガを規制できなくなります。皆さんがこれまで上げてきた児童ポルノ法反対の声を受けて、児童ポルノ法改正案を提出した自民党の中からも、アニメ・マンガ規制に反対する声が出はじめています。事実、児童ポルノ法の扱いを話し合った自民党の法務部会は若手を中心に規制に反対する声が出て、紛糾しました。皆さんの声は議員の心に届いています。


どうか皆さんの力で、規制反対の世論を作り上げていって欲しいのです。世論ができてしまえば、新聞もテレビもこの問題を取り上げざるを得なくなります。皆さんの力も結集して、このマンガやアニメを規制する法案を廃案に追い込むため、命をかけてやっていきます。どうか、皆さんの力を貸してください」



山田議員の発言要旨は以上です。山田太郎議員は参議院予算委員会で安倍首相と麻生副総理に児童ポルノ法について質問したり、各党の各議員を回って児童ポルノ法の危険性を訴えるなど、児童ポルノ法の問題に真剣に取り組んでくれています。また、山田議員は、児童ポルノ法による二次元規制反対活動の一環として、新しい児童ポルノ法Wikiの管理者と、児童ポルノ法反対のキャラクターを描いてくれる絵描きさんの募集を近々はじめるそうなので、山田議員の公式HPやツイッターなどで行われる告知に注目して下さい(2013年8月15日追記)新しい児童ポルノ法Wikiの管理者の募集が開始されました。http://taroyamada.jp/?p=3590


それからもう一つ。山田太郎議員は、先日の参院選で当選した山本太郎議員とは別人なので注意して下さい。山田議員の秘書さんも言っていましたが、間違われることが多いそうです。


参議院議員 山田太郎 オフィシャル Web サイトhttp://taroyamada.jp/


山田太郎議員ツイッター
https://twitter.com/yamadataro43


国会議員への手紙の書き方等
http://togetter.com/li/511385

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino