2013年7月17日に放送された、みんなの党の山田太郎議員と三谷英弘議員のニコ生「みんなのさんちゃんねる」の中で、山田太郎議員が最近報道されて話題になった「CG児童ポルノ」摘発事件について、逮捕に携わった警察官から得た情報も交えて、その内幕を語ってくれました。その内容を文字起こしします。

「CG児童ポルノ」摘発事件とは:
参議院議員 山田太郎 オフィシャル Web サイト
CGの児童ポルノが初摘発された件について
http://taroyamada.jp/?p=2231


文字起こしをする動画:
みんなのさんちゃんねる –ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv145415334
(↑の動画の4分15秒付近から文字起こししてます)

上の動画が見られない方は、山田太郎議員の公式HPで同じ動画が公開されましたので、そちらをご覧ください。
参議院議員 山田太郎 オフィシャル Web サイト
太郎ちゃんねる さんちゃんねる
http://taroyamada.jp/?p=3576



以下、文字起こし




山田太郎議員
「実は、非常に大きな動きがありまして。まあ、皆さん、これを見てらっしゃる方は結構、ご存知だと思いますけれども。例の、実在の少女をCGで描いて、それがですね、逮捕されたと。で、警視庁の南千住署で7月9日にですね、逮捕されたという事案が起こりまして。本件に関してはですね、警察庁の生活安全局生活安全企画課、まあ実際のこの捜査をしている警視さん、警部さん含めてですね、まあ何人かを国会に呼びまして、私が直接ですね、話を聞いたということです


山田議員
「我々ひとつ懸念していますのは、御存知の通り実在の子どもが被害にあった、その児童ポルノの写真等を流通させた場合には、それは当然いまある児童ポルノ規制法でですね、逮捕等検挙されるというのは理解はできるんですけれども。これが実は、それを使ったCGであるという中で、非常にグレーな部分。そのCGというのがどこまで実在の子どもに近いのか、または、実在の子どもをホントに傷つけるような内容なのかということが、まあ分からないんですね


山田議員
「で、アニメとマンガっていうのは(規制するのは)当然論外だっていうことでこの番組ではやっては来たんですけれども。いよいよ昔からですね、懸念をされていたCGに関してどうかということについて、まあ起こるべくしてというかですね、まあ起こったと


山田議員
「で、もうひとつはですね、この事案があったのは平成21年なんで4年ぐらい前の事件を今ごろというかですね、検挙してるといったところなんですね。是非ちょっとこのへんを一緒に、秘書坂井も警察庁のレクに同席したので、そのへんの詳しい状況をですね、少し説明をしてもらえると」


坂井秘書
「いろいろ聞いたんですけど、端的に事実だけを今回言いますね。捕まっちゃった人っていうのは、過去に出版された本をCG処理したデータを販売したと。で、その元々の本というのがちょっと名前忘れちゃいましたけれども、『なんとかトマト』っていう本なんですけれども。それは実際持ってて、どうやらそれをベースに作ったよという話をしているらしい。で、その本というのは、実は児ポ法が成立したタイミングで発禁本となってます。出版社が『もう発売禁止』ということで、発売禁止になってる本なんですけど。もうその本自体でもですね、CGじゃなくてその本の本物で児童ポルノ規制法で引っかかった事例もあるという話ですね」

山田議員
「そうそう(本の名前は)『プチトマト』ね、そう。で、これは女流のですね、作家さんが撮られたというものでして、確かにそれ自身は児童の裸が写っている写真があったと。で、ポイントはですね、これはどういう事案で検挙したのかということを警察庁の担当の方に、まさに逮捕した担当官に直接呼んで聞きましたらば、基本的に児童ポルノ規制法の問題だ、ということと、3号ポルノであるということなんですね。で、服をつけていたかっていうと、すべてつけていない写真を非常に似せていて、で、背景のものとかはCGなんで処理をされているということなんですけれども」


山田議員
「で、『いやらしい格好してたんですか?』というところに関しては、非常に微妙な発言だったんですが、まあ普通に、そんな別にポーズを取ったりだとか、卑猥な、…この辺はちょっと微妙なんで、今後捜査と裁判で、3号ポルノに関してはかなりグレーゾーンというか微妙な所があるので、争われていくと思うんですけれども。特に誘惑するようにって、なんて言ったらいいんだろうね」


坂井秘書
「まあ、ことさらに例えば胸を強調するとか、そういうポーズを取っているわけではない


山田議員
「…なかったということなんですよね。で、我々も実は実在の実際のものを見てるわけでもないし、一応国会議員の調査権という範囲の中でも、『実在のものを見られないか』ということを要請したんですけれども、このまま司法の方に立件していく話になりますので、そこは司法と立法の難しい三権の問題もあって、見られませんでした。だから、どれぐらい似てたのかとか、その辺は今後、まあ議論によるし。ただ、これは明らかに写真に近いというふうに官憲が、特に警察庁が判断するということで、逮捕されていますので、実はこれに関しては影響は今後非常に大きいのかなと


山田議員
「で、この段になってっていうところもあると思うんですけど、4年前の事案をですね、今頃ですね、検挙していくというところで、今後ですね、こういうものが続いていくのかどうか。で、かなりグレーゾーンな部分がある。もしかしたら、じゃあ写真も絵ですごく似せて、似ていたらそれに絡むのかと」


山田議員
「それで実際被害に遭った子ども、かな? は、特定できているのかっていうことについては?」


坂井秘書
「特定はされています。ただ、その人に会って、例えば『被害に遭ったんですか?』って聞いたりとか、その写真集が出た当時に親の許可とか本人の許可とかが取られていたかっていうのは、分からないというふうには言ってました」


山田議員
「ということなので、そういうことも含めてですね、被害事案なのかどうかということに関しても非常に微妙な事件です。で、我々特にグレーゾーンが大きい部分があるので、これについてはひき続きですね、事態をきちっと公表できるものに関しては、我々の方もですね、公表してですね、皆さんといっしょに考えていきたいと。このことがたぶん重要なのかなあというふうに考えています」


(一時的に他の話題に逸れたので中略)


坂井秘書
「実は、他の情報も寄せられてて、これは合ってるか合ってないか分からないので、今後、調査なり、裁判の中で、もしかしたら明らかになるのかもしれないですけれども。実は…」


山田議員
「そうね。本件に関しては、実はこの、いわゆる加害者というかですね、逮捕された人の知り合いという方から実は連絡を私が受けてまして、内容によると、…あんまりそこはちょっと、きちっと正否を取ってませんので、あんまりうかつにですね、正しいとか正しくないってことを発表はできないんですけれども。実態の、その捜査で言われてることとは違うんじゃないかと。で、知り合いだっていうことなんです。よく知っている知り合いだっていうことで、訴えも私の所に実は来てたりしてます」


山田議員
「ただ、これもですね、やっぱり司法の方でこれから明らかになっていくということにもなりますので。それが本当に声として事実であれば、私どもはそれがちゃんと声として、裁判なりなんなりで実際適用されるのかどうかっていうことを見守るということしか、実際にはないんですけれども」


山田議員
「ただ、非常に今回ひとつ、3号ポルノに関しては 、具体的な問題点としては、非常にグレーゾーンの部分が大きいといった。で、どこまでも警察がですね、(実在の児童の写真に)似てるというふうに言えば、どうであれ、実際にはそれ自身がですね、児童ポルノになる可能性が高いといったところもですね、今回浮き彫りになった


山田議員
「で、何度も繰り返しになりますけれども、ちょうどこの段でですね、4年前の事案をですね。かなりちょっと、撮った作家の方は亡くなってるだとか、あるいは撮られた方は特定はできてるけれども直接その方と連絡が取れてるわけではないというような状況の中で、長い時間ずいぶんですね、捜査をしたそうです。で、逮捕したということなんですよね、うん。我々が知ってる情報は今のところこれぐらいが全てですので、これはひき続きですね、非常に重要」


山田議員
「でも、本当に私は思うのは、こういう話はひとつひとつですね、とっても重要なことだと思っていて。ある程度我々なら国会議員がですね、司法の介入っていうのは有り得ないと思うんだけれども、一つ一つの事案として、特に法律の不整備未整備っていうことがもしあったとして、そのグレーゾーンがもし大きかったとするのであれば、これはもう立法の問題なので、しっかりやらなきゃいけないと


(話題が別に移ったので中略。番組に遅刻していた弁護士資格を持つ三谷議員が戻ってきた所で、三谷議員に「CG児童ポルノ」摘発事件の見立てを聞こうということになる)


山田議員
「どうですかね、見立ては、弁護士…、もう弁護士としてと言ってもいいか分からないですけどこれ」


三谷英弘議員
「いま丁度コメントで、ホントの写真そのものを超精巧に、そっくりそのままCGに変えているのかどうかみたいな世界もあると思うんですよね。ただ、これがきっかけになって、『じゃあ(CGが児童ポルノと認定される範囲を)どこまで広げたらいいんだ?』って話になっちゃうと思うんですよ


山田議員
「そう。これは以前からこの問題は言われていて」


三谷議員
「絶対出てくるって話になってましたよね」


山田議員
「そうそう。で、しかも、我々は、一応これ要求したんですよ『(実物を)見せてください』と。そしたら『ダメです』と」


三谷議員
「ダメなんですか!」


山田議員
「『ダメです』と。『これから裁判になる話なので、ダメです』と、こういうことだったんですけれども。まあ、仮にじゃあ見たところで主観で(実在の児童の写真に)似てるとか似てないって話もあるだろうし、やっぱりグレーゾーンの部分っていうのがひとつある。それから本当にこれによって、その子が傷ついているかどうかっていう認定をどのようにしていくのか。そういった問題もあると思うんですよね」


三谷議員
「しかし、ほんとにこれって、見ないと分かんないっすよね」


山田議員
「そう。でも、晒すっていう話ではないし」


三谷議員
「いや、だからそれは具体的に、今日さんちゃんねるに来てくださってる方みんなに見てもらう話ではないと思うんですけど、少なくとも一定の人が見て判断する必要はあると思うんですよ」


山田議員
「この裁判は、裁判員裁判になるの?」


三谷議員
「裁判員裁判にはなりません」


山田議員
「あ、ならないんだ」


三谷議員
「はい」


山田議員
「これこそ、裁判員裁判にしたほうが。だって、これ、非常に恣意的というか、微妙じゃないですか」


三谷議員
「微妙ですよね」


山田議員
「できたら、裁判員裁判みたいな形で。つまり、これは似てるのか似てないのかっていうことを、市民というかね、一般の感覚で。しかもこれ自身はもう法律の範疇からいくと、写真と何ら変わらないっていうのが誰かが決めなきゃいけない話じゃないですか」


三谷議員
「そうですよね」


山田議員
「で、やっぱり怖いなあと思うのが、第一次逮捕という観点から行くと、官憲である警察の担当者が見て、これ(=このCG)はもう写真と同じであると、こう判断して逮捕までされちゃうわけだからね


三谷議員
「そう。ホントそうですね。いま丁度コメントでありましたけど、著作権も絡むの? っていうのありましたけど、まあこれは絡まないです。著作権は親告罪なので、児童ポルノの写真を撮った人が著作権を主張するとは考えにくいので。そういう意味では著作権は絡まないとは思うんですけれども」


三谷議員
ただ、(児童ポルノに認定される範囲を)どこまで写真からCGへ伸ばしていくのかっていうことについては、警察の判断。これは最終的に無罪だっていうふうに出ることで、救われる事案ではないと思うんですよ。社会的にはこうやって逮捕された時点でほぼ終わるんですよ、普通の社会人は。そういう意味では、どこまでそういったものを認めていくのかていうことになってくので。やっぱりこのタイミングでこういうものを上げてきたっていうのは、何か意図を感じますよね




文字起こしは以上です。このブログでは何度も繰り返していますが、山田太郎議員と三谷英弘議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会内で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問したり、各国会議員を訪問して児童ポルノ法の危険性を訴えて回っているそうです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。最近は、毎週児童ポルノ法について取り上げて下さっています。

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