2017年05月

2017年5月15日の参議院決算委員会にて、石井苗子参議院議員が『東京オリンピック時のコミケ等の会場問題』と、『テロ等準備罪(共謀罪)が二次創作同人サークルを萎縮させるのではないかという懸念の問題』について質問を行いました。実際の質疑の該当部分を文字起こししたので公開します。


文字起こしをする動画:
参議院インターネット審議中継 2017年5月15日 決算委員会
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=29820&type=recorded
(この動画の4:21:00から文字起こし)


以下、文字起こし。


石井苗子参議院議員
「日本のコンテンツ産業の特徴です。どうして世界で受けるか。中身の面白さ、数の多さ、多様性、です。これが魅力的な商品に変化するわけです。で、これが日本の経済を引っ張っていく、要になっていくわけなんです。3月31日に観光庁が出しました平成28年度、訪日外国人消費動向調査ですが、コンテンツを購入目的でいらっしゃる観光客数は、順調に増えております。消費も上がっているということが分かります。これでどれだけ力強い将来性があるかということが、このデータで分かるんですが。ところが、資料の6を見ていただきたいと思います。

五輪のしわ寄せ ビッグサイト、20カ月利用制限。日本の中小企業が悲鳴』とあります。売上1兆円の損失。ここの試算ですが、日本展示会協会を調べますと、1兆2千億円損失と出しております。この件で、オリンピックの運営に対するクレームは、東京都に来ているそうですけれども。

この記事にある東京ビッグサイトですが、ここが会場となっておりますものに、コミックマーケット、コミケというのがありまして、毎年、先程のアクセス数と同じですけど、55万人という人が訪れる大きなイベントで、外国のかたがこの1割を占めております。これが開催できないのではないかということで、ネットが炎上寸前状態になっております。

55万人のマーケット、コミケも、クールジャパン政策の1つであって、あったほうがいいと、私は思うのですが。外務大臣にお聞きします。この1兆2千億円の損失をどう見ていらっしゃるか。東京都に対応を打診する計画がおありか。丸川オリンピック大臣と相談して、国の政策を出されるというようなおつもりがございますでしょうか。大臣のご方針を教えていただきたいのと、合わせてですね、このコミケの55万人の皆さんにも、この場でコメントなりメッセージを出していただきたいと思うのです。よろしくお願いします」

岸田外務大臣
「まず、我が国としてましては、国の戦略的な取り組みとして、政府全体でクールジャパン戦略を推進しています。様々な日本の魅力、文化、しっかりと発信していかなければなりませんし、幅広い取り組みを続けていかなければならないと思います。

その中にあって、2020年東京オリンピック・パラリンピックの場も、このクールジャパンの推進に資する大変重要な機会であるとも感じています。ぜひ様々な機会を捉えて、我が国の魅力を積極的に発信したいと思いますが、御指摘のビッグサイトの利用については、今年4月に説明会が行われ、その結果、大きな反響が出ているということ、承知をしております

結果、この問題については、経産省を中心に関係自治体や関係省庁で利用制約の影響が少なくなるよう調整を行っていると承知をしています。この問題については、オールジャパンで取り組まなければなりません。この経産省を中心としている調整、しっかりと見守っていきたい思いますし、外務省の立場からも、日本のクールジャパン戦略をはじめ、国際的な取り組みを前進させるためにどうあるべきなのか、更には、個々の企業においてどんな影響が出るのか、その影響を最小限にするためにはどうしたらいいのか、こうした議論にしっかりと貢献をしていきたい。このように考えます

石井苗子議員
「ありがとうございます。今日はせっかく法務大臣がいらっしゃるので、資料の7も見ていただきたいと思います。先程の続きですが、『クールジャパン危機、共謀罪でコミケどうなる』という見出しです。

コミケコミケとばかり言っているように思われますでしょうが、記事のポイントは、オリンピックでもコミケでもありません。国際組織犯罪防止条約、これは政府としては早期に締結したいと、北朝鮮も本年、締結しております。日本は3年後にラグビーのワールドカップ、4年後に五輪東京大会。最低限の義務を履行できる国にならないと、国際的な信用を得られない。テロの対象として狙われることだってないとは言えないではないかと、ここが大前提にあって、テロ等準備罪となっているんですが。

国民としてはですね、それはそれで分かりますが、ひとつひとつのことについて、安心できる説明が欲しいわけです。ひとつひとつに大丈夫だと納得出来ないというジレンマを感じているんですね。

で、この決算(委員会)の、この場も見ている方がいらっしゃいます。例えばですね、著作権法違反については、著作権の保有者の訴えがあってはじめて成立するものだったはずのものが、密告者によって捜査の対象となってしまうということが、表現の自由を持っている自由者という方々ですね、これ怯えというものを生み出しております。

一方で国際的に見れば、著作権侵害で組織犯罪集団の資金源を作り出す可能性だってあるから、取り締りの対象とするのだという説明ですが、このあたりに先程私が言ったジレンマというのがあるわけで。

日本の文化的感覚で言えば、犯罪の準備をしているという理由で捜査を受けたとすれば、一生が吹っ飛んでしまうと、新聞記事に書いてある、ズバリこの言葉が不安の心理というものが表現されていると思います。例えば、自分の作風が反社会的なものだったとします。それをマトモに受け取った人が、誰かが通告を実行した結果、共謀罪に問われるという捜査を受けることがあるかもしれない。そんなことがあったらどうしようと。

だから、この記事のように、コミケの次回の出店は迷っております、というような形で、クールジャパンが危機にあるんではないか。出店を迷っているという人が増えたら、開催はどうなる、ということなんですが。

仕事に影響も、それは心配でしょうが、それよりやはり個人の人生や生活を脅かすことになってしまわないかという不安が、取り締まりに対してあるわけで。そこの説明がしっくりできていないということが、問題なんだと思います。

金田法務大臣は連日のご答弁で苦労されているご様子を私もよく存じておりますが、この新聞記事を見てですね、今のこうした仲間たちに、貴方がたはどのような認識を持っていれば安心なのだというメッセージと言うか、そういうご説明をひとつお願いしたいと思います」

金田法務大臣
「突然のご質問でございます。通告ありませんが、申し上げさせていただきたいと思います。テロ等準備罪における組織的犯罪集団というのは、組織的犯罪処罰法における団体のうち、その結合関係の基礎、共同の目的が一定の重大な犯罪等を実行することにあるものを言うわけであります。

このような定義に該当しうると考えられるのは、法文上例示しております、テロリズム集団、あるいは暴力団、薬物密売組織といった違法行為を目的としている団体に限られるわけであります。そもそも組織的犯罪処罰法における団体は、その構成員が任務の分担に従って指揮命令に基いて行動する、こういうものでありますが。

今、御指摘の点について申し上げれば、あくまでも一般論として申し上げるわけでありますが、御指摘の事例にあるような、こういうコミケ、こういったようなものはですね、その構成員がこうした指揮命令や任務の分担に従って行動するものではありませんので、組織的犯罪処罰法における団体には当たらないということになります。

加えて、一般のサークルの目的は、懇親等であって、一定の重大な犯罪等を実行することを構成員の結合の目的としているとは考えられないわけであります。従いまして、一般のサークルはテロ等準備罪における組織的犯罪集団には該当いたしませんので、テロ等準備罪が成立することはないものと申し上げることができると考えております」

石井苗子議員
「ありがとうございます。安心して良いのだというメッセージでよろしいでしょうか。…問題があると思いますが、私も持ち時間が29分までですので、次の質問は他の機会にさせていただきたいと思います」


文字起こしは以上です。

【参考リンク】
石井苗子議員Twitter
https://twitter.com/ishii_ishin

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2017年5月3日のニコ生で、山田太郎前議員が7月の都議選に向けて、オリンピック時のコミケ会場問題の解決とアニメ・マンガ・ゲーム等の表現の自由のための署名活動の開始を発表しました。山田前議員は大量の署名を集め、その数を背景として、都議会議員選挙立候補予定者にアンケートを実施し、署名に記述された公約を受け入れてもらおうとしています。山田前議員によると「(署名の数が)最低ですね、1万~3万ないと、なかなかですね、『公約として入れて下さい』というインパクトにならない」今回の都議選、メッチャ大事だと思ってます。これ、都議選超えちゃって大したことないと、『なんだ…』、『どんどんどんどん規制しちゃえ』」となってしまう、とのことです。署名への協力と拡散、また、この記事の拡散にもご協力下さい。

山田前議員の実際の発言を文字起こししたので公開します。


文字起こしをする動画:
【第268回】表現自由会、都議選に向けて新たなプランを発表!ゲスト:荻野稔大田区議【前参議院議員山田太郎のさんちゃんねる】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv295012320

山田太郎前議員が開始した署名:
【都議選候補者殿】マンガ・アニメ・ゲームの自由を守ることと、コミケなどのビッグサイト会場問題の解決を都議選公約に入れて下さい!
https://www.change.org/p/%E9%83%BD%E8%AD%B0%E9%81%B8%E5%80%99%E8%A3%9C%E8%80%85%E6%AE%BF-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC-%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A8-%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%82%B1%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%82%92%E9%83%BD%E8%AD%B0%E9%81%B8%E5%85%AC%E7%B4%84%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%A6%E4%B8%8B%E3%81%95%E3%81%84

署名概要



以下、文字起こし。



山田太郎前議員
今日のメインテーマであるですね、オリンピックと東京ビッグサイト問題に入りたいと思います。これ、前回の放送でもやったと思うんですが、オリンピックによってですね、東京ビッグサイトが、ある期間使えなくなる、または、(そこで開催するイベントの規模を)縮小せざるを得なくなる。

どうしてかと言うとですね、プレスセンターかな? (オリンピックの期間中には)そういったものをビッグサイトでやるということで、その補償というか、どうなのか。ついでにですね、(2020年の東京オリンピックの)その前後に行われるコミケは、本当に開催できるのかどうかということで、大きな論点がこの4月の末に2回あった。で、ひとつは4月26日。東京ビッグサイトでの説明会というのがありました

で、実はこれ、坂井さんのほうが、現地に潜り込んで。私が行くと目立っちゃうということで、私は入らなかったので、その時の議論がどうだったのかということを、ちょっと報告してもらいたいのと。

4月29日のニコニコ超会議で小池(百合子東京都)知事が述べたんですが、まあ、ようは、この(問題についての)質問が会場から出たにも関わらず、ちょっと回答としては逃げちゃったというところがある。事前には考えてこなかったというのが正しいと思うんだけれども、ということなんですね。

ということで、まず、東京ビッグサイト、26日の(説明会の)解説。会場がどうなるのか、ちょっと前回の放送の復習も含めて、ちょっと説明を坂井さんのほうから

坂井崇俊元秘書(注:山田太郎前議員の元秘書で、現在も山田さんと行動を共にしている)
「一応、前回の放送で話した紙が出るかな? 最初に。あ、出てますか。これが前回説明した紙なんですけれども、下に書いてあるのが何平米使えるかということですね」

前回資料

坂井元秘書
これが26日の(説明会の)前のやつなんですけれども、まあ、2020年の4月から2万4千平米ぐらいしか使えない。今が10万平米ぐらいなんで、4分の1ぐらいの規模になっちゃうということで。これで見ると、コミケ96、97、98、3回分が影響出ちゃうと。コミケ98はもうほとんどできないと。これがどうにかなるんじゃないかということで、26日に期待をしてですね、(説明会に)行って話を聞いたらですね、出ます?」

今回資料

坂井元秘書
こんななったんですけれども、事実上、短縮って書いてある1ヶ月のところだけ減っただけで、あとはほとんど変わらないと。でも、会場の雰囲気はですね、『頑張ったのは分かるけど、どうしてくれるんだ』と。感じたのは、現場レベルの話の中で調整するのはもう不可能なんだろうなと。

やっぱり政治(レベルの話)としてプレッシャーかけなきゃいけないだろうなと。この26日に集まってた人は、展示会の主催者達なんですよね。彼らとしても展示会の機会がなくなっちゃうし、別にコミケ以外のいろんなイベントやる人達も商談の機会がなくなっちゃうので、『中小企業に影響出るよ、どうしてくれるんだ』ということは、必死に話をしていたというのが、この時の説明会の話ですね。結構揉めたりもしてましたね」

山田前議員
「どんな感じだったの?」

坂井元秘書
「ようするに、自分達に決定権がない中で、会場(の利用制限に関わる事柄)がほとんど変わらない形で進んでいっちゃうんだけど、本当に誰がこういうのを補償してくれるんだ、みたいなことは、かなり話としては出てましたね」

山田前議員
「いろんな意見があるんですが、これによって経済的に1兆2千億円の損失があると、これは日展協がたぶん言ってると思うんですけれども。日展協、日本展示会協会もですね、14万6千名の署名を集めたのかな? で、実は、日展協さんのほうからも、会長さん含めて、私に会いたいというような話もしてました。今後、スケジュールを取って、日展協の石積会長ともお会いしながら

これはコミケだけの問題ではなくてですね。確かに、中小企業等の展示会での商売って、私も実はやってたのでよく分かりますし、大事なんですよね。このタームが狂ってしまうと、『別に、ある期間だけだから1年ぐらい良いじゃないか』とか『1回ぐらい勘弁してくれよ』って、たぶん東京都はそれぐらい簡単に考えてると思うんだけれども、保たなくなっちゃうんですよ。それで回ってるからね、経済はということなので、他人事じゃないだろうということで、これについてはやりたいと思います」

坂井元秘書
「1個、重要なことを言うのを忘れてました。さっきの紙出ます?」

今回資料

坂井元秘書
「これで、例えばですね、2019年は7万2千平米ぐらいってあるので、今の10万に対して7万2千だったら45%(注:「45%」との発言ですが、話の流れ的に「70%」が正しい?)確保されてるんじゃないかと思うかもしれないですけど。やっかいなのはですね、この一番下にある2万3千平米の青海展示棟。これ、今はなくて新しく建てるんですけれども、これがどこにあるかっていうと。もうひとつの紙、出るかな? 青海展示場の設置場所って書いてある紙なんですけれども」

距離が離れてます

坂井元秘書
「これ、右下にですね、ビッグサイトがあるんですが、赤いほうが青海展示場なんですけれども、歩いて1.5キロなんですよ。1.5キロも離れた所で、『離れた所で建てるから、7万2千平米確保できましたよ』とか言われても、『いや、それ一緒のイベントとしては、ほぼ成立しないでしょう』と。これはもう、駅的にも隣なんですよね、ゆりかもめの

おぎの稔大田区議
「1個乗っていかなきゃなんないですもんね」


(注:おぎの稔大田区議は、東京都でマンガ規制が議論された東京都青少年健全育成条例改正問題のとき、マンガ等を規制から守る団体の主力として活躍した後、議員秘書を経て、大田区議会議員に当選。オタク議員を自称。現在は、地域の問題に真摯に取り組みつつ、表現規制問題や大田区の同人・コスプレイベントを守るためにも動いてくれています。この日の放送でも自身の団体時代の活動について非常に興味深い話をしてくれたのですが、尺の関係で区議の発言部分については省略することになってしまいました…)



坂井元秘書
これを一緒の会場として扱うっていうのは、なんかまあ、数字的には揃ってるのかもしれないですけど、なかなか厳しいと」

おぎの区議
「なんかもう、イベントに参加してない人の意見っぽいですよね」

坂井元秘書
「そうそう」

おぎの区議
「じゃあ、お前、コミケで東ホールと西ホールが1.5キロ離れてたらどうするんだ、っていう話ですよね。もう戻ってこれないだろうっていうねぇ」

坂井元秘書
「これ南っていうのはいいんですけど。青海展示場は、これ、狭いと。だから、結局5万平米ぐらいになっちゃうんですよね」

山田前議員
「で、代替案で、パシフィコ横浜も、この3分の1ぐらいしかないし。幕張は―」

坂井元秘書
「―幕張はこれ、オリンピックで使うんですよね」

山田前議員
「―使うので無理だということなんですよね。だから、全然、これじゃダメだと。で、基本的に、例えば、今までのコミケならコミケで10万平米ぐらい使ってたんで、同程度を1キロ以内、まあ歩ける距離ですよ、近接エリアに作るということをどんな形でも保障しないと、多大な影響、オリンピックの負の影響に関して、今から大懸念されますということですよね。

で、これはオリンピック中開かれないだけじゃないんですよ。前回も説明したんですけど、1回、オリンピック中は、夏が、コミケ(=コミケ98)の場合は厳しいだろうと。で、もうひとつは、2回影響を受けるんだよね。その前の、2019年の」

坂井元秘書
「2019年の2回(=コミケ96、97)も影響を受けるんですよね、はい」

山田前議員
「いわゆる、2019年の8月、それから12月ですね、夏と冬(についても影響は受ける)。(2020年の)コミケ98に関しては開けないだろうと、このままで行ったらね。という問題で、ここまで連続的に影響を受けちゃうと、コミケの性格は変わるんじゃないかと。

で、豊洲市場で、ということはまるで考えてないということで、あの豊洲市場は市場としての作りをしているので、あそこを突然展示会会場として変更してくっていうことはちょっと考えられない」

おぎの区議
「できないし、今の段階でそれをやるのは、小池さんだってすごいリスクになっちゃうでしょうから」

山田前議員
「それで、私はあまり、他の政党とか政策とかにケチは付けたことないんですけど、都知事ですから、ハッキリ言っときたいのは。小池さんもここは答えを出して、彼女は都知事になる時の政策として、『東京をアニメランドにする』ということを言ったわけだし、だったらば、最大のアニメランドの政策としては、ひとつはコミケなり東京国際展示場(=東京ビッグサイト)を守るということだと思うんですよね

で、豊洲もそうだけれども、このままで行ったら正直、小池さん、ズルいと思うんですよ。まだ、ダメだとか多くの批判をして、敵対的になるつもりはありませんが、豊洲に関してもホントにどうするのか分からない。それから、このビッグサイト問題についてもどうするのか分からないと。

確かに、いろんな問題を、イシューというか、課題として取り上げたということが、これまでの、そのまま流れ的に行っちゃう都知事よりは、はるかに良いのかもしれないけれども。でも、いい加減タイムリミットっていうのがあって、もうここに対してですね、答えを出していく。できればポジティブに解決してくということをしなければ、結局、言ってるだけで何もできないじゃないかと。

そんな中で、ホントに小池さんは、東京都の都議選を迎えちゃうんですか? ということ。支持率は確かに高い、もうこのままで行ったらはっきり言って、小池新党、都民ファーストばか勝ち、過半数超えと言われているけど。果たして都民もそういう状況で良いのか。

で、くしくもですね、いろんな記事とか、ネットでの意見が出てるんですが、私、確かにここの展示業者とか印刷業者の中で、すごく悲鳴を上げてる人の声を見てそうだなと思ったのは、『都議選の前に、この問題を解決しなければ無視される』という声があったんですよ。その通りですよ。

やっぱりそれぐらい政治においては選挙が大事だし、この問題は現場じゃあもう解決できないということなわけだから、政治問題とするのであれば、ここが選挙ということなので(注:7月2日に東京都議会議員選挙が行われます)。ぜひですね、選挙でもってケリを付けるためにも、私はですね、今こそ、アクティビストとしてはですね、選挙公約として捉えてもらいたいし、それぞれの都議がこれを選挙公約としてですね、どういうふうにするのか、明らかしたいし。

我々もですね、私も『表現の自由を守る会』をやってますので、ひとりひとりですね、この『表現』と、それから特に東京都の、この会場問題については、それぞれの姿勢をハッキリさせて、(それぞれの都議選の候補者を)応援するのかどうかということをハッキリさせたいなと思ってるんですけどね」

(中略)

山田太郎前議員
そこで、何を考えたかというと、公約を、坂井さんのほうから

坂井元秘書
「はい。(7月2日の)都議選の立候補予定者に対して、『2つの公約を入れてくれ』ということで署名を(始めました)。1つめが『マンガ・アニメ・ゲームの表現の自由を守る』ということを公約として入れて下さい。もう1つが、『コミケも含めたビッグサイトの会場問題の解決をする』ということを公約として入れて下さい、ということをChange.org(という署名サイト)で署名を募集してます

署名概要

坂井元秘書
「今、一応、概要欄の所にurlが書いてあるので、そこから後で署名して頂ければと思うんですけど。それで署名していただいたら、今度、署名が集まったら、それを元に各候補予定者に対して、貴方はこれを公約として入れますか?

(中略:一時的に話題がそれたので中略)

おぎの区議
さっそく政治家で署名してくれた方が。西沢けいたさん(注:西沢けいた都議=中野区選出)。さっき(生放送中におぎの区議の携帯に西沢都議からかかってきた)電話をスピーカーで流しちゃいましたけど」





山田前議員
「で、質問はですね、3点。この署名が集まったらということで、

1.過激な表現も含め、マンガ・アニメ・ゲームの表現の自由を守ることについてどう考えていますか?
 a.現状よりもマンガ・アニメ・ゲームの表現を規制するべきだ
 b.現状のままでよい
 c.現状よりも、さらに表現の自由に考慮するべきだ

これを問うていきたい。それから、

2.五輪時のビッグサイト会場問題の解決についてどうお考えですか
 a.現行のビッグサイトの案で問題ない【隣接地に限ると従来の面積の半減】
 b.2015年度末の開催面積(約8万㎡)の規模のイベントを隣接地で行えるよう政治主導で整備を進めるべきだ【新規会場の追加建築などが必要】
 c.2016年度末の開催面積(約10万㎡)の規模のイベントを隣接地で行えるよう政治主導で整備を進めるべきだ【メディアセンターの移転などが必要】

もうオリンピック時にビッグサイト会場を守ってこうと思うと、政治決断しかないんだよという中で、今回の問うていきたい最大のポイントになると思います」

おぎの区議
「でも、ただでさえオリンピックの会場問題グダグダなので、ちょっと(質問を)変えてもいいと思うんですけどね」

坂井元秘書
「選択肢はまあ、まだコレ案なので、いつでも変えられます」

山田前議員
「3つ目がですね、

3.上記1,2についての回答を公約として掲げますか
 a.正式な公約として掲げる
 b.ブログ/HPなどで上記の意見を表明する
 c.特に公約としては掲げない

ということで、正式な公約として掲げてもらいたいということで。これは政党レベル、それから、個人の議員さんレベルに対して、今後、全都議さんについて、問うていきたいと思っています。

ちょっと皆さんに問いたいんですが、ここが大事だと思っているんですけども、まさにですね、政治とはこういうことだということを、もう一度ですね、皆さんとですね、問うていきたいと思うんですよ。

確かにですね、日展協さんなんかが一生懸命14万人の署名を集めた。私もChange.orgで署名を集めていきますが。やっぱりですね、議員と政治家に対して、プレッシャーをかけていかないと、ようはですね、変わらないんですね。やはり政治問題として解決するということについては、やはり議員に対してプレッシャーをかけていくということが、もう最後のロビー活動のですね、手段なんです

で、プレッシャーをかけてくっていうのは、言い方は悪いですけどハッキリ、手法ですから、言っとく必要があると思いますけど。1つはですね、まあ、献金なんですよ。あの、いわゆる『アメ』。アメとムチなんだけど、『ムチ』は票なんですよ、やっぱりキツイのは

それで、選挙直前ですから、ポジティブに考えれば、今、チャンスです。

オリンピックをですね、言い方は悪いですけれども、皆さんの手に取り戻す。これはぜひですね、東京都民だけの問題じゃないと思います。東京都が主催でやりますが、オリンピックは日本全部で開催されるものでありますので、全員が参加していくようなことでありますから。そうなってくると、我々のオリンピックを我々のものに取り戻すというかですね、手にするために活動してもらいたいと思うんですよ。

そのために私もですね、表現の自由を守る会を作ってきた。日頃からですね、皆さんにもお伝えしたと思うんですが、表現の自由を守ろうという、なかなか民間団体がないんですよね。で、結局、そうなってくるとですね、民間が民間で自主規制をしちゃった場合に、マンガとかアニメとかゲームは守れない中で。ホントに楽しむ側の普通の我々がですよ、こういうものに対してプレッシャーをかけていけば、これは非常に大きいし、それで変わったことがですね、次にも繋がってくると。

で、私自身、29万という票を取って、だけれども、バッジは付けられなかったわけですが、その数を見て、いろんな議員なり政治は今、少し動いているし、『表現』というのが無視できない。票になって議員が生まれるかどうかはこれからの問題だけれども、無視できない。

で、それがいよいよですね、この東京都議会選で現れてくるわけですから、ここでひとつ勝負をかけないと、負けは負けと、いうことになるので。ここは全力を挙げて、この都議選に向けて、この表現の自由。特に、五輪を1つの旗にしてですね、五輪において、五輪のいわゆるプレスセンターなるものを取るのか、やはり我々が大事としているマンガ・アニメ・ゲームの象徴的祭典であるコミケを守るのか。

これをですね、戦いとして都議選まで○○○○○○(注:聞き取れず)。この戦いは別に、現在(東京都で)政権を取っているの小池さんだけにぶつけるわけじゃありません。これは与野党問わず。あるいは個々の議員でも、やっぱり声を上げることはできるわけですから。特に都議選ですので、都議候補の方々ですね、含めて全員に対して問うていきたいし。

それをですね、ネットの中で拡散をして、『この人はこう言ってたよ』、『あの人はああ言ってたよ』ということを、ぜひ戦っていきたいんですね。若者の政治参加どうのこうのって言うつもりはありません。政治参加しようとしまいと、我々の問題としてですね、簡単にできることですから。

まずはできたら、『この公約を入れて下さい』という(署名による)私の問いかけに関して、やっぱりある程度驚くほどの、インパクトのある数を、何万単位というのは、やっぱりやりたいので。最低ですね、1万~3万ないと、なかなかですね、『公約として入れて下さい』というインパクトにならないので、それを呼びかけていきたいと思いますので。

それをもって、多くの人がこれを公約として認知をしているという数字を見せながらですね、次の都議選に対しては戦っていきたいと思いますので。これは、私の選挙でもなければ、国政レベルの選挙でもなんでもないんですけども、もっと自分達の表現を守ってくという意味では、声を上げられるかどうかという瀬戸際だと思いますので、また盛り上げてやっていきたいと」

(中略)

坂井元秘書
署名をして頂くのはぜひお願いしたいんですけど、それと、拡散ですね

山田太郎前議員
「そうそう、拡散。ネットでの拡散が一番、皆さんにとっては分かりやすいし、やりやすいので、ぜひ、その力を見せるという意味においてもですね、ここは山場ですから

(中略)

山田前議員
「ホントにね、今回の都議選、メッチャ大事だと思ってます。これ、都議選超えちゃって大したことないと、『なんだ…』、『どんどんどんどん規制しちゃえ』と。で、東京都を舐めたら怖いからね。青少年健全育成条例だってなんだって、みんな東京から始めちゃうから。東京都が『これ、流石に敵に回したらヤバイぞ』というふうになれば(今後も私達の表現を守っていきやすくなる)。これ、実はコミケ会場だけの問題じゃないんですよ、これは




文字起こしは以上です。ここで頑張れるかどうかで、アニメ・マンガ・ゲーム等の規制の問題の未来も変わってくると思いますので、署名と拡散にご協力下さい。








【参考リンク】
前参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎前参議院議員ツイッター

おぎの稔大田区議ツイッター
https://twitter.com/ogino_otaku


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