山田太郎前議員が各党の関係者に接触するたびに「山田前議員は○○党(その時に接触した党)に行くのではないか」という話題が盛り上がるそうです。

最近、山田前議員は、民進党代表選に出馬した玉木雄一郎議員の政策作りに関わり、自民党の広報部門の責任者にあたる議員らとも接触、また、上田令子都議が代表を務める『自由を守る会』の顧問に就任するなど、多方面にアプローチしています。

山田さんのこれらのアプローチは、山田さんが特定の政党に所属するための前段階と見るべきなのでしょうか? 以下に掲載する山田さんのニコ生での発言から、山田さんの真意を確かめてみましょう。 


※この記事を公開するにあたり、山田太郎さんのニコ生での発言の掲載について、山田さんにメールで問い合わせて許可を頂きました。山田太郎さんの有料メルマガとの関係もありますので、山田さんのニコ生発言のうち、有料メルマガに掲載されなかった部分のみを掲載しています。


文字起こしをする動画:
DMMも両さんも自主規制?この2週間の裏活動も!【第251回 山田太郎のさんちゃんねる】
https://www.youtube.com/watch?v=-l_fMSgNJoo&feature=youtu.be&t=40m28s
(動画の40分28秒付近から文字起こし)



山田太郎のさんちゃんねる


以下、文字起こし。


山田太郎前議員
結果を出していきたい。それはあくまでも表現に関しては自由であると考えているわけで。そのためには、作戦として、どんな人とも、どんな手でも結んで、頑張って形にしていくと。それは何故かと言うと、議員をやってるときと、今議員でなくなった立場とすると、違うってことはちょっと理解してほしいんですね、皆さんにね。

自分が国会議員をやっていれば、何党とかって籍はあるわけだから、自由に何らかの会派を組んでいれば発言ができたんだけれども、今は落選し、国会議員でない以上、立法の問題に関しては、間接民主制である以上は、自分が国会に行って『けしからん』とか大臣に対して質疑ってことは絶対にできないわけだから。効果があることをもっと、あの時(≒議員時代)よりもやらなきゃいけないという厳しい立場にいるということだけは、知ってもらいたいんですね。

で、何が言いたいかというと、最近、いろいろ『なんだー』と言われているのは、まずひとつ、玉木雄一郎さんの政策を作りましたと。民進党の代表選に玉木雄一郎さんが出ましたが、民間時代からもう私は知り合いだった


(中略)

山田前議員
「玉木さんのような政策理論家が代表をやるというのは次の新しい時代、そうなれば自民党政権も緊張感を持ってやるだろうし、ということを思ったこともありですね、玉木さんの政策の、実は3分の1は私が作り、一方で表現のことに関してマルっと全部書いたと。で、それを玉木さんは認めたので」

(中略)

山田前議員
自民党とか政権与党はどうであれ、せっかく民進党の代表選があったので、そこの参画は、表現の自由ということからは、玉木さんを応援するということをやった。そしたら今度は、『民進党から山田さん(選挙に)出るんじゃないか』と。短絡的。『出ませんよ』っていうふうに言っといたんですけれども

坂井元秘書
「まあ、出るかもしれないですよ? 分からないですけど(注:「将来的なところまで含めると『出る』とも『出ない』とも言ってないですよ」という趣旨のことを仰りたいのでしょう)」

(中略)

山田前議員
一方で、もうひとつ話題は、平沢勝栄さんと、先日ですね、自民党の党本部に呼ばれて話をしてきました


山田前議員
「で、ちょっと写真あります? またこれ、こうするとね、『山田さん、今度は自民党に擦り寄った』とかですね

坂井元秘書
『山田さん、自民党から(選挙に)出るんじゃないか』説

山田前議員
「はい。で、これはですね、平沢勝栄さんの事務所ではなく、自民党本部です。で、これは何かというとですね、古屋さん(注:古屋圭司議員)。MANGA議連の会長もやってまして、今の選対委員長でもあるんですけど、いわゆる党四役の実力者ですね」

(中略)

山田前議員
「で、もともと古屋さんがMANGA議連の会長でもあるということで、私もMANGA議連をこのまま継続してサポートしましょうという話がありまして


山田前議員
「その中で前回(の参院選で)29万票を取って、若い人たちに対するアプローチができた、ということなんですけれども。

まあ、自民党っていうのは、僕は、いろいろこれまで表現系のことでも随分対峙はしてきたし、さりとて政権党ですから、最後はそこが動かないと、あれだけ衆参で過半数を持っている以上、無視してですね、ギャーギャー言った所で押し切られちゃえば、それで立法としては通っちゃうわけだから。実際には最後はですね、官僚も含めて、政権与党の協力っていうのは色んな形で得てきたんですよね。

で、僕はひとつ自負しているのは、自民党の中からも評価が高くて私の話であれば聞こうと言ってくれてる人もいるし、前回の著作権の非親告罪のケースに関しては。特に、さっきの、あそこにいたのは、平沢勝栄さんとイトウシンイチロウさん(注:自民党ネットメディア局長である伊藤信太郎議員のことかもしれません)ですね、これは宮城の選挙区の衆議院議員なんですが、今、ネット広報本部長やってるのかな。

で、いずれにしても、あそこにいたのは、古屋さんプラス自民党の広報の総責任者がいました。そんな中で相談されたのは、若い人たちに対して、政権与党としては20年後の政治、政策に関しても責任を持っていると。だけれども、前回の小池さんの選挙をはじめとして、やっぱり若い人たちに声は届いていない。そこについて非常に反省をしているので、もっともそういう選挙を戦って効果を出した私に話を聞きたいと、いうことで呼ばれたので、政権与党にそういうふうに言われたんであれば、それはいろんな表現系では対峙していたものの、やっぱりそこは素直に意見交換ということ。

ただ、強く言ったのはですね、『ネット選挙っていうのは、単なるHOWじゃないよ』と。『やっぱり若い人たちが、29万票動くということは、WHYという意味では、どうして表現の自由ということをあんなに求めたのかということをやっぱり理解してもらわないと困る』ということは散々言って。

そこは僕は、正直、平沢勝栄さんにも深々と頭を下げられ、勉強することは勉強するので、今度、自民党の関係者、広報の関係者、議員も含めて全員呼ぶから、講義してくれというので、それは分かりました、ということで。

もちろん政治家ですから、みんな腹の中には思惑があるかもしれませんが、でも、どんな手段を取ってでも、政権与党との関係というのは、緊張関係を持ちながらも、パイプを作っていく必要が、これは絶対にある

(中略)

山田前議員
最近もうひとつ、上田令子さんの

坂井元秘書
上田令子さん、説明しないと分からないですよ。元々(山田さんも)みんなの党にいたときの都議で、今、自由を守る会っていう地域政党を作ってて

山田前議員
「無所属の地域政党なので、僕も落選しましたが無所属だということで、元々みんなの党の仲間でもあったということで、しかも別に上田令子さんだけを支持してるわけじゃなく、あそこ(=自由を守る会)にはですね、小金井の渡辺市議(注:渡辺大三 小金井市議)とか百瀬さん(注:百瀬和浩 小金井市議)とか、武蔵野の竹内さん(注:竹内まさおり武蔵野市議)とか、いろいろ知り合いもいるものですから。

そういう意味で、地域で頑張る人も頑張ってもらいたいということで、上田さんから自由を守る会の顧問になってくれと言われたので、『いいですよ』と言ったら、2つの意味でディスられて。

ひとつは、音喜多さん(注:おときた駿都議)等も含めた関係で」

(注:おときた駿都議は、山田太郎前議員とともにコミケ街頭演説を行ったこともある都議さん。以前は山田さんと同じ政党に所属して、山田さんの海外視察に同行するなど、山田さんとも関係の深い議員さんです。都知事選では小池百合子さんを支援する都議としても話題になりました)

山田前議員
「音喜多さんは実はこの自由を守る会に入ってないんだけど、『小池さん(注:小池都知事)支持に回ったんじゃないか』ということで。小池さんがですね、来年の都議選を中心に、かつ、来年予定されていると言われている衆議院選挙の中で、小池新党に私も加担してるんじゃないか、といきなり言われたりとかしてですね。

もちろん、僕が自負しているのは、音喜多さんも経由して、間接的に小池さんに対しては、表現の自由。あの、都知事の権限って、特に青少年健全育成条例も含めて大きいので、東京が変な形で、青少年の規制を作られちゃうと―

坂井元秘書
都知事が『不健全図書指定をやめます』って言ったら、まあ8割方なくなるでしょうね

山田前議員
「そう。世の中、逆の意味で大変なことになる、そういうことなんですけども。それぐらい都知事というのは非常に大きいので、そこのアプローチっていうのは図っておく必要もあるし。『かがやけTokyo』がたまたま小池さんを応援してたってこともあって。『かがやけTokyo』というのは、上田さん、音喜多さん、両角さん(両角みのる都議)のグループ。で、僕もずっとそこをサポート、実は『かがやけTokyo』の元々の政策もウチが随分サポートして作ってきたというところもあったので。

で、そしたら今度、上田さんのもうひとつの顔であ…、顔なのか僕はよく知らないんですけど、なに? サイエントロジーっていうのをやってるの? 僕は上田さんとサイエントロジーというものについて、僕はサイエントロジーっていうのもあまり詳しくないんだけど、なんか『山田さんはそれ(=サイエントロジー)を支持したんじゃないか』とかいう話も出てきて、ちょっと、とんでもない、と。そんなことはないですよ、ということと。

内海医師の話は知っているので、というのは、元々僕は児童養護で知的障害の子の話をしてきて、障害児の問題は親の責任だっていうような考え方があって、これはとんでもないと。ここはもう真っ向からぶつかってる所でもあるので、どうやっても内海医師であるとか、サイエントロジーっていうものに対する考え方は、支持できません。

で、別に上田さんがどういう考え方を持ってるかについて、この件で話したことはないんですが、仮にですよ? この『自由を守る会』がサイエントロジーというものを支持したり、またはそれを普及するような運動になれば、当然顧問なんかやってられないし、上田さんに対しても『おかしいんじゃないの』と阻止しようと思ってますし、まったくそういうことはないので(注:『そういうことはない』というのは『サイエントロジーを支持しているという事実はない』という趣旨でしょう)」

(中略)

山田前議員
「ただ、これまでの地域政党に対する考え方だったり、地方議会の問題点を鋭く主張してきた事に関しては一定の評価を持っていますので、そういう意味ではもちろん顧問としてですね、出来る限り協力はしていきたいと思ってます。

もうひとつ皆さんにお願いしたいのは、たぶん私これから色んな人と付き合っていくので、そのたびにですね、『この人はこういう背景、あの人はああいう背景』ってやるのは、まあ、言っていただいても良いと思うんですね。というのは、私も知らなかったこともあるから。なるほどそうなんだと。

で、ネットの反応っていうのはある意味では僕は素直だと思っていますから、どういうふうにディスられても。まあ、ちょっと、公人ではないので、その辺はちょっと私人としてですね、考慮しては頂きたいとは思いますが。そういう情報を提供してもらえるってことについては、気をつけたほうが良いよとかっていう情報はいいんですけど、いきなりレッテルを貼られるっていうのはですね、ちょっと…」

坂井元秘書
「それはもう有名税だと思って…」

山田前議員
「このままで行くと、玉木雄一郎とつきあい、平沢勝栄のところに出入りし、上田令子とつきあい、コイツは馬鹿かと」

坂井元秘書
「でも、全部事実だからしょうがないじゃないですか」

山田前議員
『信用ならない』となるのは嫌なので、スタンスを(知ってもらいたい)。僕は言った通りやってまして、これまでは僕はどことも等距離でなるべく付き合わないようにしてきたんですよ。割と一匹狼的に国会の中では振る舞ってきたんですが、それがある意味ではアダになったというのも事実」

坂井元秘書
「選挙的にはそうですね」

(中略)

山田前議員
一定程度いろんな人と危なっかしくても付き合っていく必要があるだろうと思っています

(中略)

山田前議員
皆さん、(山田さん自身の)立場で知っていただきたいのは、もう議員じゃないので。いち私人として、私的に動いているということは、いろんな人とこれから付き合っていかないと、パワー出ないんですよ。その代わり、逆に言うと、公人じゃないから、どんな人とも今付き合いやすいので、スルスル~って入って行って、やっぱり結果を出すためには、こういう方法を当面取らざるを得ないということだけは、知っておいてほしいんです。

もちろん誰かと付き合えば、それで色が付くとか、なんとかってなるんだけど。それはもう皆さんが言う、右だの左だの、あらゆるパターンの人ともやり取りをしながらですね。ただ、私が信条として、今続けている、この番組をやっている意味もそうですが、表現の自由を守るということに関しては、ある種命懸けで今も続けてやっているということだけは、しっかり知っておいてもらいたい

(中略)

山田前議員
「ただ、組んでいくかどうかっていうのは慎重にやんなきゃいけないから、そういう意味で、上田さんの所も、どっちかというと正会員というよりも顧問という形での、少し距離を置いた、ことでやってはいるんですけど。どういうふうにどこと組んでいくかっていうのは、それはもちろん慎重にはやっていきたいと思ってますが。どことも組んでくかもしれないし、と。ただ、その時にいろいろご意見はいただきたいと思ってますので、皆さんの方からの情報提供は非常に重要だと思ってますから、ぜひいただければと」 



文字起こしは以上です。山田さんの多方面へのアプローチは、アニメ・漫画・ゲーム等を含む表現の自由を守るために、それが必要だと考えての戦略的な動きと見るべきでしょう。そのアプローチは直ちに、接触を行った政治勢力への傾倒を意味するものではないと理解するのが、山田さんの発言を聞く限りでは妥当と考えられます。

さて、アニメ・漫画・ゲーム等を含む表現の自由を守るために多方面にアプローチをしてくれている山田前議員。山田さんの活動を応援したい方は、有料のメルマガ(月1000円~の支援が可能です)に登録しましょう。山田さんのニコ生発言のうち、山田さんが最も重要だと感じたであろう箇所については、毎回メルマガに文字起こしが掲載されます。このブログ記事は、あくまでメルマガに掲載されていない箇所を選んで記事化を行いました。このブログ記事を読んで山田さんの発言に興味をそそられた方は、有料メルマガ会員への登録をオススメします。




補足情報①





補足情報②
今年の夏コミでは、おときた都議以外にも、おぎの稔大田区議(維新)や森たかゆき中野区議(民進)も山田太郎前議員と共にコミケ街頭演説を行いました。山田前議員が目指す幅広い連携のひとつとみなすことができるでしょう。




【参考リンク】
前参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎前参議院議員ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino