2016年01月

2016年1月27日に放送された、山田太郎議員のニコ生の一部文字起こしです。文字起こしの前半は、山田議員がデータを読み上げる内容になっており、題名のような趣旨の発言は文字起こしの後半に出てきます。


文字起こしをする動画:
【第198回】日本は性犯罪大国!?の嘘を暴く【参議院議員山田太郎のさんちゃんねる】
https://www.youtube.com/watch?v=KDey3S-ONd8&feature=youtu.be&t=34m3s
(この動画の34:03付近から文字起こし)


山田太郎議員
「今日ですね、(国立国会)図書館の方に、国際比較ということを調査してもらいまして、私のFacebook、Twitterの方では、ちょっと上げさせていただいたんですが、まあ、こういうような資料をですね、作ってもらいました」
 

山田議員
これは何かって言うと、国連がですね、発表している、性犯罪に対するですね、各国の、いわゆる実態件数。それから、10万人あたりの割合ということで、2013年度ということで、ちょっと古いんですけれども。えー、比較したというものを、作ってもらいました。で、調査はですね、国連のですね、えー」

坂井秘書
国連薬物犯罪事務所っていう名前ですね、はい」

山田議員
「はい、というところが、まあ調査したものでありまして。これはですね、ちゃんとホームページにも出てるというものでありますが。まあ、ちょっと見てもらいたんですけど、日本はですね、強姦がですね、この2013年、1409件。で、アメリカはですね、79000…、まあ、80000件ですね。イギリス20000件。えー、ドイツが7400件。で、フランスが11000件ということでありまして。

まあ、10万人あたり、日本は1.1人と。別に、ゼロじゃないから。少ない少ないって喜んでいても駄目だし、これをゼロにしてかなきゃいけないんですが、まあ比較的やっぱり桁が違うぐらいですね、少ないと、まあこういうふうに言われています

性暴力、まあこれがたぶん今日、ポイントになると思いますが、えー、性暴力はですね、日本の場合には9000件。えー、で、アメリカはちょっとですね、州によって、統計の取り方が違ったりとか、いろいろするということで集められてないようです。それからイギリスはですね、56000件。ドイツがですね、46000件。フランスはですね、27000件ということでありまして。

人口10万人あたりも、日本は7.1人ということでありまして。他がですね、(10万人あたり)50件から100件というというところにおいては、やっぱり少ないのかな

で、子どもに対する性犯罪というのも、日本の場合にはですね、2013年は4515件ということでありますが。えー、イギリスですね、24000件、ドイツは12000件、フランスは16000件と、まあいうことで。えー、(諸外国は10万人あたり)100とか200の間に対して、日本は22.4と、まあいうことであります。

ということで、1つ分かるのは――、もちろん、これを見るとですね、結局日本はですね、取り締まりが甘いからこうなってるんじゃないかとか、逆の意味でですね、批判をする人もいるかもしれませんが、ただやっぱり、それを加味したとしてもですね、やっぱり桁が違いますので。

それをでも私は――、勘違いしないでくださいよ? 性犯罪が、決して、少ないから良いとは言いません。ただ、諸外国に比べて、比較論としてはやっぱり少ないんではないかな、ということは、あのー、ようは、数値として言えるんですよね。

でも、かかわらず、何となく日本は国連から、ちょっと今日はここがテーマなんです、あの、言われっぱなしというかですね、非常に、日本はですね、性犯罪が多くて、特にこれがマンガ・アニメ・ゲームが起因していると、いう文脈でもってですね、国連が勧告をするというようなことを、自分たちの国連の資料としてはですね、日本は圧倒的に少ないよ、っていうことをちゃんと指摘してるにもかかわらず、日本はですね、非常に、いわゆる性犯罪、並びに性暴力が多いという。それはなぜかというと、マンガ・アニメ・ゲームのせいであると。まあ、こういうことをですね、なんか主張してるがごとくな、えー、論調がですね、まあ、多いというか、出てるということで。ちょっとこれについては、どうしてそういう風に言っているのか、少しですね、(マンガ・アニメ・ゲーム規制を求める人の主張の)中身を見ていきたいというふうに思っています」


文字起こしは以上です。山田議員がこの続きで何を話したのか気になる方は、実際の動画で確認していただければと思います。



【関連情報】




【参考リンク】 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

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二次元への法規制を訴える人達は、しばしば「子供達を守るために、アニメ・マンガ・ゲームを規制すべきだ」と主張します。二次元規制に強く反対している山田太郎議員は、児童保護を軽視する「子供の敵」なのでしょうか?

児童ポルノ法による二次元規制に反対している山田太郎議員は、児童性虐待の問題を軽視する「子供の敵」なのでしょうか?

結論から先に書きましょう。

山田太郎議員は児童虐待・搾取の問題に尽力している「子供の味方」とでもいうべき政治家です。



◎山田太郎議員は、どの省庁も児童の性的搾取や虐待の問題の全体像を把握できていない状況を問題視。2016年1月19日の参議院予算委員会で、菅官房長官から「児童の性的搾取・虐待の問題について内閣官房に総合調整権限を与える」旨の答弁を引き出した。 


山田太郎議員事務所作成の以下の資料をご覧ください。児童の性的搾取・虐待の問題について、どの省庁も全体像を把握できていないという重大な問題があることが分かります。政府が児童の性的搾取・虐待の問題への適切な施策を実施するためには、この問題の全体像の把握が不可欠なのにも関わらず、です

資料01
(資料は山田太郎議員のHPのものです)

山田太郎議員はこの問題を解決するために、児童の性的搾取・虐待の問題に関係する省庁との接触を図ります。しかし、何度話し合いを重ねても、児童の性的搾取の総合対策部署は決まりませんでした

資料02
(資料は山田太郎議員のHPのものです)

各省とのやり取りを通じてこの問題を解決することができないという結論に達した山田太郎議員は、1月18日の予算委員会で、この問題を取り上げますしかし、残念ながら政府側から積極的な答弁を引き出すことはできませんでした。それでも、山田議員は翌19日も諦めずにこの問題を取り上げ、菅官房長官から積極的な答弁を引き出すことに成功しました。それでは、実際の議事録を見てみましょう。


○山田太郎君 維新・元気の会の会派の山田太郎でございます。

 昨日の議論に引き続き、国連報告者等の記者会見に関しての、特に児童の性的虐待等についての議論から始めたいと思います。

(中略)

 国連の方からも指摘されました児童の性的虐待やその搾取に関しての担当部署の問題として、昨日の答弁では、菅官房長官の方から、全体としては内閣官房で取りまとめをされていると、こういう御発言をいただきました。

 念のため確認でありますが、児童の性的搾取や虐待に関しては内閣官房で包括的な戦略を取りまとめるということでよろしいのか、もう一度御答弁いただけますでしょうか

○国務大臣(菅義偉君) 今、児童の虐待の問題でありますけれども、ここは政府が一丸となって取り組んでいかなきゃならないということは当然であります。そういう中で、犯罪対策閣僚会議の庶務であります内閣官房で全体の取りまとめを行って、各関係省庁がそれぞれ所掌に従って様々な取組を行っているのが現実であります。

 しかし、昨日、委員の御指摘もありました。委員御承知のとおり、昨年、国家行政組織法、これが改正をされましたので、現在は省庁設置法で総合調整できませんけれども、今年の四月からできるようになりますので、そうした御指摘も踏まえて、各省庁等に対して、任務に関連する特定の内閣の重要課題、今の児童虐待は極めて重要な課題だというふうに思っています。そうしたものについては閣議決定で総合調整権限を付与することができる、この四月からなりますので、そうしたことについて、御指摘を踏まえて、政府として責任を持って対応できるような体制というものをつくっていきたいというふうに思います

2/19 予算委員会議事録 ~マンガ規制勧告に外務省抗議へ~(山田太郎議員HP)
http://taroyamada.jp/?p=8501


以上のように、山田議員は菅官房長官から、この問題について積極的な答弁を引き出しました。山田議員は質疑後に、次のようにツイートしています。



また、山田議員は、この質疑の翌日に放送された自身のニコ生の中で、次のように語っています。


山田議員
「(1月19日の参議院予算委員会での山田太郎議員の質疑のあと、山田議員が他党議員と公務員制度改革について話をしていたところ)わざわざ菅官房長官が後ろの席までやってきて、山田さん、山田さん。ちゃんとやりますから』と。『決めましたから』、えーと、『決めたんで、閣議で、しっかり閣議決定をして、これはやってくからよろしく』と言って、握手求められたんだよね」

【第197回】軽減税率と有害図書 予算委員会攻防での裏側【参議院議員山田太郎のさんちゃんねる】(2016/01/20放送)
https://www.youtube.com/watch?v=7UXFJZ_Qr2s&feature=youtu.be&t=54m18s
(この動画の54分18秒付近から文字起こししました)



菅官房長官も、山田議員に直接話しかけるという形で、問題解決への強い意思を見せてくれました。「児童の性的搾取・虐待の問題について、どの省庁も全体像を把握できていない」という問題は解決に向かうでしょう

児童虐待・搾取の問題に対する政府の態勢の不備が、山田太郎議員の質疑によって、確実に1つ改善されることになったのです






◎「児童の売買、児童売春、児童ポルノ」に関する国連特別報告者、ブキッキオ氏も山田太郎議員を認めた


昨年、国連人権理事会から「児童の売買、児童売春、児童ポルノ」に関する特別報告者に任命されているマオド・ド・ブーア=ブキッキオ氏が、調査のために来日しました。来日中に、ブキッキオ氏は山田太郎議員とも面談を行っています。

山田太郎議員は、ブキッキオ氏との面談について、2015年10月21日のニコ生で語っています。その様子を少し紹介してみましょう。


山田議員
「そのブキッチオさんが来てですね、単刀直入にまず言われたのが、えーと、いきなり、『山田さんはどうして、児童ポルノ規制法に対して、貴方は反対したんだ?』っていうふうにいきなり言われまして、ビックリしまして。ほとんど喧嘩腰。誰からどういうふうに聞いたか分からないんですけども、僕がまるでですね、児童ポルノ愛好家のような言われようでですね、まず面談がスタートしたということで、」

(山田議員の発言については、この記事より一部を抜粋)


山田太郎議員について、事前に否定的な見解を聞かされていたのか、ブキッキオ氏の山田議員に対する態度は、良いとは言えないものだったようです。


山田太郎議員
「私も、実は、里親とかですね、児童養護。今日も実はドイツに行った理由、あるいはオランダ、イギリスに行った理由として、説明をしていきますが、その話もブキッチオさんのほうにはしたんですけれども。国会の中で最もですね、里親に関しても、児童養護に関しても、これ誰も議員がやってませんから。そういうことをですね、子供の権利関係としては、私は誰よりもやってるつもりで。そういったものがですね、結局施設でどうなってるのか。えー、里親がないために、日本では今ですね、親のネグレクト含めてどうなってるのか。まあ、こういうものにもメスを入れないで、マンガとアニメがですね、いわゆる、なんらか、その、愛好家によってですね、えーと、まあ、影響を与えてると、えー、いうのは、おかしいんじゃないか、という話をですね、やったんですね」
(山田議員の発言については、この記事より一部を抜粋)


このように、自身の児童保護についての取り組みをブキッキオ氏に伝えるなどして、ブキッキオ氏を説得してくれたそうです。


山田議員
(ブキッチオさんは)最後すごい『安心した』って、ホントに、ホントに安心した顔して帰ったもんね」

荻野幸太郎氏(表現の自由のためのNPO『うぐいすリボン』理事) 
「いや、(ブキッチオさんが)『安心しました』って言った時、ホントに安心してそう言ってた感じでしたよね。『先生(=山田議員)がポルノ議員じゃないことはよく分かりました』って言ってて。安心しておっしゃってましたね

(山田議員の発言については、この記事より一部を抜粋)

面談の最後には、ブキッキオ氏も山田議員に対する認識を改めて帰っていったようです(ただ、残念ながら二次元規制の問題についてブキッキオ氏を説得するには至らなかったようですが…)。国連の児童保護の問題の専門家も、面談を通じて山田議員が「子供の敵」ではないと認識したということでしょう

山田議員は児童保護に対する自身の取り組みについて、以下のようツイートや記事を書いています。




100cmからの政治と児童養護、障がい者政策【第65回山田太郎ボイス】
http://taroyamada.jp/?p=8207


2016年2月14日に山田議員が児童養護について語るイベントが開かれるようです。




本記事の主題とは少しズレてしまいますが、山田議員は、ブキッキオ氏の正確性を欠いた発言についても参議院予算委員会で質問しています。


文字起こし:国連報告者が『極端な児童ポルノコンテンツの漫画の禁止』を求めている事について、参議院予算委員会で山田太郎議員が質問 - 二次元規制問題の備忘録 http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/46612508.html



◎おわりに


アニメ・マンガ・ゲームの表現の自由を守る政治家として有名な山田太郎議員。しかし、ここまで書いてきたように、山田太郎議員には児童保護の問題に取り組む政治家としての顔もあります。山田太郎議員のそういう顔も、もっと良く広く知られてほしいと思っています。
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2016年1月19日の参議院予算委員会で、山田太郎議員が、3月に出る国連勧告がマンガ規制を求めるものにならないよう、岸田外務大臣に質問を行いました。山田太郎議員は、当日、外務大臣から引き出した答弁をもとに政府を動かすべく、さっそく外務省と掛け合ってくれています。

※記事の題名が「国連報国者」となっていましたが、「国連報告者」の間違いです。変換ミスを訂正させていただきます。申し訳ありませんでした。

文字起こしをする動画:
2016年1月19日の参議院予算委員会(参議院インターネット審議中継)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=23985&type=recorded
(この動画の2:07:05付近から文字起こし)

以下、文字起こし。

山田太郎議員
「昨年の10月26日、記者会見で、えー、この国連報告者の来日、最終取りまとめ資料というのがボーア=ブキッキオ氏から配布されましたが、えー、『極端なマンガを禁止すべき』というまあ、勧告が、実は、ありました

えー、しかし、一方ですね、一昨年、法務委員会の内閣府副大臣の答弁でもありましたように、えー、日本政府はですね、『漫画やアニメ・ゲームと実際の性犯罪との関係は確認していない』という答弁をいただいてます。

えー、昨日の議論でもですね、外務大臣が、国連に対して、客観的データに基づくべきものであることという答弁もしてますし、総理も、事実ではないことは対応できないと。まあこういうことで、しっかりとですね、えー、まあ、あのー、いわれがないものについてはですね、えー、放置しておくべきじゃない、まあ、こういう答弁もいただいてますが。

では、3月の勧告に備えてですね、政府は『マンガ・アニメやゲームと実際の性犯罪との関係はない』と、私は反論するべきだというふうに思っております。そうでないと、この文書、出ておりますので、確実に(国連から)指摘がされると思いますが。えー、この事、政府は、今後ですね、どのようにされていくのか、ご答弁いただけないでしょうか? 担当大臣、よろしくお願いします」

岸田外務大臣
「はい、あのー、まず、私の立場からの、まあ対応としましては、あのー、昨日も説明させていただきましたが、この特別報告者の13%発言については、昨日、えー、対応についてご説明させていただきました。まあ、それ以外にもですね、あのー、この特別報告者の発言、この『有罪判決を受ける件数が少ない』とか、『量刑がかなり軽い』とか、『沖縄では極度の貧困が見られ、それにより多くの女児が児童買春の被害者となっている』、えー、こういった趣旨の発言もありますので、えー、こういった一つ一つの発言について文書にて、この特別報告者、そして国連に対してですね、えーと、この統計資料を示すべきである、論拠を示すべきである、えー、さらには、どの国との間で何を比較した結果なのか、論拠を示すべきである、えー、こういった申し入れを行っております。

まあ、しっかり申し入れを行いたいと思いますが、今、委員のご指摘の点につきましても、政府として、しっかり考え方を整理したならばですね、私の立場からもしっかり国連に対して、えー、この日本の現状ついて、伝えることによって、3月のこの特別報告者の報告が、あのー、客観的なデータに基づいたものになるよう、まあ努力をしていきたいと考えます

山田太郎議員
「ぜひですね、これ実は、あのー、記者会見だけじゃなく、残してった資料でですね、取りまとめ資料であります。これ、外務省、しっかり研究して見ていただいて、えー、一昨年の法務委員会でも、内閣としてそういう、いわゆるマンガ・アニメ・ゲームと実際の性犯罪との関連は確認してない、という答弁をされてるわけですから、きちっと反論するべきところはしていただきたいと思っております


文字起こしは以上です。

山田太郎議員は、岸田大臣の答弁を受けて、3月の国連勧告がマンガ規制を促すものにならないよう、さっそく動いてくれています


山田太郎議員は、今回の質疑の中で、表現規制をテーマにした創作物である『図書館戦争』や『有害都市』、『下セカ』を取り上げるなど、文字起こしできなかった部分の質疑も興味深い内容でした。当日の質疑の議事録が山田議員の公式HPで公開されたので、紹介させていただきます。

山田太郎議員
ただ、この表現の萎縮に関しては、私は大変な問題が、今、日本の中にもあると。特に若者のいわゆる心理を反映してなのか、最近、漫画の中でも政府が表現規制を強化するのではないかというストーリーの漫画も多いんですね。

 ちょっと具体的に披露させていただきますと、これは有名でありますし、映画にもなりました有川浩さんの「図書館戦争」、これはメディア良化法というのを作って、政府が焚書のようなことをどんどんやっていくと。それから、筒井哲也氏が最近出しました本では「有害都市」という、まさに有害図書法みたいなものを、健全図書法というものを作ってやっていくんだと。それから、一方、これも若者の間では人気がありますが、赤城大空さんの「下セカ」というのがありまして、これは公序良俗健全育成法と、こういうものを作って、次々と政府はいわゆる有害図書とそれから表現の自由を奪っていくというようなことが実は漫画で描かれて、最近顕著でございます。

 せっかく、TPPにおいても著作権の非親告罪化の問題で二次創作は守っていくんだということを総理も力強く委員会で答弁いただきました。漫画やアニメ、ゲームを規制することなく、児童の性的虐待の実態を把握して実在の児童を守るということが本当のあるべき姿だと思います。この点に関して、文化振興の観点からMANGA議連も幹事長をやられている馳文科大臣、それからしっかり二次創作は守るというところで議論させていただきました総理から、それぞれ御答弁いただきたいと思います。

○国務大臣(馳浩君) MANGA議連の幹事長であります。ちなみに、最高顧問は麻生財務大臣であります。

 基本的には、実質的な規制を、規制というかルールといったものに基づいて公序良俗に反しないように活動していただくことが重要だと思っています。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 表現の自由は、これは憲法によって保障されているわけでございますし、また検閲は行わない、これは既に答弁をしていることでございます。

 漫画等で、まるでそういう法律ができるかもしれないと、そういう、フィクションでありますから、そうなったらどうなのかという世界を描いているんだろうと思うわけでありますが、現実には起こり得ないということではないかと思います。

○山田太郎君 是非、児童の虐待と人権は当然グローバルスタンダードですから国連等が強く言ってくるんでしょうし、我々もそれに対処しなきゃいけないと思います。ただ、漫画やアニメというのはやっぱりその国特有の文化であります。それは私はローカルな問題だと思いますから、世界で同じ価値観ということでもないだろうと。いわれないことを国連に対して私は弱腰である必要はないと思っていますので、今日の力強い各大臣の答弁いただきましたので、しっかり言うべきことは言うということでやっていただきたいと思います



当日の質疑の内容について、山田太郎議員がツイートしていたので最後に紹介します。





【参考リンク】 
山田太郎議員が参議院予算委員会で『書籍・雑誌に対する消費税軽減税率が有害図書規制に繋がる懸念』について質問してくれたので文字化しました - 二次元規制問題の備忘録 http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/46597203.html
(これが1月18日の山田太郎議員の質疑の記事です)
 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

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2016年1月18日の参議院予算委員会で、二次元規制反対派の山田太郎議員が『書籍・雑誌に対する消費税軽減税率が有害図書規制に繋がる懸念』についての質問をしました実際の質疑のやり取りを文字の形で公開します。

念のため、どうして軽減税率が有害図書規制に繋がるの? という疑問を持った方は、質疑のやり取りを読む前に、以下の記事を参照して下さい。

「激論!クロスファイア」での菅官房長官の軽減税率による有害図書発言-全文 | 参議院議員 山田太郎 公式webサイト
http://taroyamada.jp/?p=8431

この記事を読むと山田議員の考えを知ることができます。



2016年1月18日参議院予算委員会:山田太郎議員の質問の動画
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=23970&type=recorded
(動画の2:48:30付近から有害図書に関する質問が始まります)

山田太郎議員が質疑で使ったパネル資料が、山田議員のHPで公開されています。
併せて参照して下さい。
http://taroyamada.jp/?p=8479



山田太郎議員
「さて、まずですね、軽減税率に関する質問から行きたいと思っております。ちょっとパネルを見ていただきたいんですが。えー、実は、菅官房長官はですね、えー、さる記者会見、及び、BSの番組で、えー、図書にですね、軽減税率を適用するには、有害図書を指定する必要があると発言されてますが、その真意についてお答えいただけないでしょうか?」

菅内閣官房長官
「えー、まず、書籍、雑誌にかかる軽減税率については、今般の与党税制改正大綱において、『その日常生活における意義、有害図書排除の仕組み、その構築状況等を総合的に勘案しつつ、引き続き検討する』、こういうふうになっています。

今のご質問でありますけれども、私、年末のテレビの番組の中でですね、1つの考え方として、有害図書については、これ、地方自治体、これによって条例で規制している所もありますし、してない所もあります。さらに、これまでの業界の取扱いの慣行。

えー、そうした中でですね、業界の中で自主規制の形で線引きに活用できる全国一律の基準を決めていただきですね。その上で、例えば議員立法等の形できちんと法制化した方がいいんじゃないかという私の考え方を申し上げました。もとより、この表現の自由、これを守ることは極めて重要であるというふうに考えてます。

山田議員
「あのー、まさに、官房長官はですね、一律に線引きは問題があるということも仰られたんですが。例えばですね、長崎県なんかではですね、春画が、あの、有害図書指定されてるんですね。えー、そうなってくると、有害図書というのは誰にとって有害で、また、誰が決めることを念頭に置いているのかと。えーと、非常に難しい問題があると思いますが、この辺りも、官房長官、よろしくお願いします」

菅官房長官
「えー、ですから、私、番組の中で、今申し上げましたようにですね。それは条例が全国一律じゃないわけですから、有害図書に対して。それと同時に、表現の自由、これは極めて重要なものでありますから。いずれにしろですね、この、例えば議員立法の形できちんと法制化するという、も1つだという私の考え方を申し上げた所であります。いずれにしろ、この軽減税率についてのですね、えー、書籍、雑誌、この取扱いについては、先程申し上げましたように与党の税制大綱において…、沿ってですね、これから検討が進めていくんだろうというふうに思っています」

山田議員
「えーと、有害図書と不健全図書というものに関してもちょっと整理する必要があると思うんですが、条例で定められている有害図書または不健全図書というのは、まあ未成年に対して見せないというものなんですよね。で、今回、テイ減税率を雑誌、書籍に、まあそういったものをして幅広く掛けた場合には、まあ成年にまでですね、いわゆる影響が及ぶということだと思いますが、有害図書の概念を、じゃあ成年まで広げるということになるのかどうか。

決してこれはですね、条例を幅広く横並びにしてですね、新たな仕組みを作ろうということとは随分質が違う、ことになると思いますが。その辺り、長官、いかがですか?」

菅官房長官
「まああのー、先程の私の考え方の中でですね、えー、まあ地方自治体によってはそうだと、それと同時に、これはあのー、これまで業界の取扱いの慣行もあるのではないかと、まあ、そういうことも実は申し上げております。いずれにしろ、まあ議員立法のような形で、えー、きちんと法制化することが大事だろうということを申し上げたということであります」

山田議員
「えーとですね、有害図書指定をすると、租税法律主義が、まあ重要な考え方になると思います。あのー、まあ先程から長官の方はですね、議員立法という話もありますが、まあ法律で対処するということになるんですが、これは法制局長官にお聞きしたいんですが、えー、この租税法律主義、どのような原則なのか教えていただけますか?」

横畠内閣法制局長官
「えー、憲法第八十四条は、『あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする』と規定しております。えー、この規定の趣旨は、租税の種類および根拠、納税義務者、課税物件、課税標準および税率といった課税要件並びに徴税手続きを法律で定めることを要するというものであると解されております」

山田太郎議員
「そうするとですね、法律上、有害図書指定というのは出版社等の自主努力ということでは難しいということになると思いますが、その定義を法律に書かないといけないということで、間違いないんでしょうか。長官、もう一度お願いします」

横畠内閣法制局長官
「有害図書排除の仕組みの構築状況等を総合的に勘案しつつ、まあ、引き続き検討すると、いうのが、あのー、与党税制改正大綱の内容であると承知しておりまして、えーまあ、具体的にその、どういう形でその、まあ法律にするのか、なるのか、まあそこの点について、今、この場で、私から申し上げることは、難しいと思っております」

山田議員
「これあのー、まさに菅官房長官が仰ったようにですね、都道府県ごとにも違います。未成年、成年の区分もあると思います。非常にこの定義するのはですね、まあ難しい。誰にとっての有害かって、こういう問題もありますが。これ担当大臣がいらっしゃると思うんですが、あの、どういう形でですね、今後明文化していくことになるのか、そんな辺り、是非教えていただきたいんですが。有害図書指定の担当大臣っていないんですか?」

麻生太郎財務大臣
「あのー、山田先生、ご存じかと思いますけれども、ちょっと昔話で恐縮ですが、当選される前ぐらいに、ポルノコミックを規制する、ポルノコミック規制議連っていうのを作らざるをえんことになって、『お前マンガ詳しいから、お前やれ』って言われて、私、やらされたことあるんですが。ポルノ促進議連の間違いじゃないかって言われて、えらいあっちこっちから色々つつかれながら、テレビでよくやりましたけれども。これ、雑誌社全部呼んで何回もやりました。

結果としてこれはどういうことになったかと言えば、マンガ読まれるかどうかは知りませんが、成人コーナーというのを作りまして、黄色い楕円のマークに黒字で成年(ナルネン)と書いたものを作ると、あそこまでが限度だったんですよ。あれまでが雑誌社と協定して、これ、表現の自由だからものすごくこれはギリギリの話になりますので、これはなかなか難しい話だと思いますんで、今回も新聞と雑誌の話の差が出た時に、雑誌の方はどこを雑誌とするかという規定がない。

おまけにこれは雑誌というものを所管している役所というのは基本的にありませんから、なかなか、今言われた、私どもの申し上げるのは、書籍、雑誌につきましては、これは私どもが、これ税制の話でしかお話ができないということも、ご理解をいただいた上で、これは民間団体と、これ何回もこの話をやったうえの話を申し上げておりますが、いわゆる確認を要件とする仕組みというのはなかなか採用しうるものではな…、に至るまでにはかなりの時間を要する、と思いますし、各団体全部意見が違いますから、すごくものすごく難しいんだと自分で実感しております」

山田太郎君
「えーと、今、麻生財務大臣が仰ったのは区分陳列の話でありまして、まあ、成人、未成年で分けようという事なんですが、税金の有害図書を指定してしまうと、これはもう成人にも関わるわけなんですよね。そういう意味で、本質的に国家がですね、何をもって有害と決めるのかというのは、非常に表現の自由から見ても私は非常に恐ろしいと思うんですね。

もう一つ気になりますのが、民間団体などが自主的に税区分を決められるのかといった問題もあると思っております。菅官房長官のご発言の中では民間の方でも自主規制をしていただいて云々とあったんですが、ここは重要な問題なので確認しておきたいと思います。租税法律主義の観点、先ほど法制長官からもありましたが、財務大臣としてはですね、えー、これ、民間のほうで税区分を決めることになるというのは問題があるというふうに思わないでしょうか。

麻生財務大臣
「これなかなか難しいと存じますね。あの、しかも、時代とともに変わっていきましてね、多分、山田さん、『チャタレー夫人の恋人』っていう本を読まれてね、これが何で発禁になったか多分あなたには理解できませんよ。しかし、俺たちの世代は、あれは全部発禁だったんだから。あれ、みんな回し読みしたもんですよ。今でも記億ありますね。そういう時代。だから、時代が違ってきてますから、そういったことも勘案して、併せてそういったことも考えないと、なかなか簡単に事は進まぬと思っております」

山田太郎君
「えーと、午前中の時間がこれで終了ということをサイン受けましたんで、午前中、…え? まだありますか? あ、そうですか。じゃあ、一個ですね、もう一つ、えー、出版前に、もしですね、政府機関が書籍の内容を確認して有害図書を指定すると、まあ政府機関における今度は事前の検閲ということにもなる可能性があると思いますが、えー、こういうことは絶対あってはならないと思います。これは総理、大事な問題なのでお答えいただけないですか?」

安倍総理 
「まあ、そもそも、これ、えー、検閲はですね、これはできないわけでございますから、それは全くもちろん考えておりません」

山田太郎君
「あ、じゃあ、委員長、えーと、これで午前中の質問を終わりにさせていただきたいと。午後、よろしくお願いします」



【参考リンク】 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

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2015年6月、二次元規制反対派の中心的な団体であり、その活動を大手新聞の新聞記事でも取り上げられた事があるコンテンツ文化研究会を金銭的に支援するための勝手連的な取り組みを開始しました。

取り組みの詳細については、リンク先の記事に詳しく書いたので、詳細についてはそちらを参照して下さい(→二次元規制反対派の中心的な団体であるコンテンツ文化研究会を金銭的に支援する為の勝手連的な呼びかけ

では、さっそくですが、今月の結果を発表します。

今月は、31人の方がTwitterハッシュタグ「#毎月5日はコン研支援」を付けてコンテンツ文化研究会に寄付した旨の報告ツイートをしてくれました。そして、1人の方から、コン研に寄付した旨を記したDMをいただきました。

報告ツイートの詳細については、Twitterハッシュタグ「#毎月5日はコン研支援」をつけた寄付報告のツイートへのリンクを貼っておきます。よろしければ寄付報告のツイートに「いいね」してあげてください。(万が一、『自分は寄付報告をしたのに、このリンクの中で紹介されていないよ』という方がいらっしゃいましたら管理人のTwitterまでご一報下さい)

というわけで、今月は計32人の方がコンテンツ文化研究会への寄付を報告してくれました。この取り組みを開始して以降、初の30人超えです。そして、今回は3人のクリエイターの皆さん が参加してくれました。 今年のコンテンツ文化研究会支援企画は幸先の良いスタートを切ることができました。皆さんありがとうございます。

さて、 先日、コンテンツ文化研究会は『新年のご挨拶』と題する記事を公開しました。


記事の一部を引用させていただきます。以下、赤い字の部分が引用。


さて、昨年の念頭のご挨拶で、「活動を成り立たせる事が難しくなってきた」と書かせていただきました。
 厳しい状態である事に変わりはありませんが、今年度もなんとか活動を維持できる見込みとなっております。
これもひとえに、皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。

本年は昨年とは比べ物にならないほど大きな動き、
「嵐」が来る事が予想されます。

 当会に新たに加わってくれた仲間と共に、気持ちを引き締めて努力していく所存です。
 一層のご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。
 

コンテンツ文化研究会支援企画に参加してくれている皆さんの頑張りは『今年度もなんとか活動を維持できる見込みという結果に大きく貢献していると思います。コン研さんによると『本年は昨年とは比べ物にならないほど大きな動き、「嵐」が来る事が予想されますとのことですので、今年も気を引き締めて、コンテンツ文化研究会への支援を続けていきましょう! もちろん、新規さんの参加も大歓迎です!

『毎月5日はコンテンツ文化研究会に寄付する日』という慣習をTwitter上に根付かせるべく、来月以降もこの取り組みを続けていきます。今後ともよろしくお願いいたします。


※念の為に書いておきますが、この取り組みの呼びかけ人である私、虹乃ユウキはコンテンツ文化研究会とは無関係な人間であり、この取り組みはあくまで勝手連的な活動です。

二次元規制問題の備忘録管理人:虹乃ユウキ
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