2015年04月

4月26日の大田区議会議員選挙に維新の党から出馬する おぎの稔氏は、アミューズメントメディア総合学院出身議員秘書歴4年という異色の経歴の持ち主です。出身校から想像できるように、おぎの氏はオタク趣味の持ち主で、艦これが好きだったりとか、自分で描いた東方の藤原妹紅本をコミケで頒布したこともあるそうです。そして、ツイッター上で自作のイラストを公開したこともあります。また、議員秘書としては、栗下善行元都議(維新)、それから柳ヶ瀬裕文都議(維新)の秘書として4年間の経験を積んでいます。

そんな おぎの稔氏は、自身のプロフィール漫画、理念マンガ、政策マンガのコンテ・ネームを自分で描きました。そして、そのネームを元に、松山せいじ先生や野上武志先生などのプロマンガ家が、作画を行ったとのこと。







昼間は街頭に立ち、夜は政策マンガのネームを描いている大田区議候補、おぎの稔氏。このブログ記事では、おぎの氏が公開している漫画をまとめて紹介していきます(画像転載の許可は荻野氏本人から頂いています)。それでは最初に、おぎの稔氏のプロフィール漫画から見ていきましょう。ちなみにこの漫画のコンテ・ネームは おぎの氏本人が描き、作画をプロ漫画家の松山せいじ先生が行いました

プロフ1

プロフ2
(ブログの制約上、画像を多少縮小して掲載しています)
(オリジナルのサイズでマンガを読みたい方はおぎの氏の公式HPへ)

プロフィール漫画の中で紹介されている通り、おぎの稔氏はアニメ・漫画等の規制に反対する政治運動の第一線で活躍された方です東京都議会でマンガ規制が議論された非実在青少年問題(東京都青少年健全育成条例改正問題)の時には、漫画への規制を強化する条例案の否決にも関わりました。おぎの氏が栗下善行元都議の秘書をしていたことは上で書きましたが、栗下善行元都議は非実在青少年問題の時に規制反対派として尽力してくれた政治家です。おぎの氏が栗下元都議の秘書になったのは、非実在青少年問題の時の縁が元になっているのでしょう

また、この漫画の作画を担当した松山せいじ先生は、非実在青少年問題の際、当時の猪瀬副知事から自身の漫画を名指しで批判されたことがある漫画家さんです。今回、松山せいじ先生が漫画を描くという形で、おぎの氏の応援に回ったのは、漫画表現規制の当事者になった過去の経験が背景にあると思われます。 おぎの氏はTwitterを通じて「表現規制問題について党内で仲間を増やす努力を続けていく」旨を表明しているので、マンガ・アニメ等を守ってくれる政治家として大いに期待できる人材と言えるでしょう。


では次に、おぎの稔氏の理念マンガ『大田区にあなたの声を届けます!』 を紹介していきます。おぎの氏は、この漫画のコンテ・ネームを描き、作画をプロ漫画家の野上武志先生が行いました


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 『大田区にあなたの声を届けます!』 というのは荻野氏が掲げるキャッチフレーズだそうで、区民の声に耳を傾け、きめ細やかに対応していこうという意志が伝わってきます。おぎの氏には議員秘書として政治に携わった4年の経験がありますから、区議としても安定感のある仕事ぶりを見せてくれることでしょう。

それでは今度は、おぎの氏が絵コンテからコマ割を含めたネームまでを担当した政策マンガを紹介していきますちなみにこの漫画の作画を担当されたのは、おぎの氏のアミューズメントメディア総合学院時代の同期で、商業誌でも活躍し単行本も出している方だそうです。

どんな政策を重視するかは人それぞれだと思うので、おぎの氏が公開している4つの政策マンガへのリンクを掲載します。興味を引かれるテーマがあったら、おぎの氏のHPに飛んで実際にマンガを読んでみてください。












どのマンガも女の子が可愛いですw そして、可愛いだけではなく、内容も深いマンガですので、ぜひぜひ実際に読んでみてください。おぎの氏は、障害者支援に尽力した経歴を持ち、議員秘書時代には待機児童問題に取り組んできました。そういった経験も踏まえた、中身の濃いマンガになっていると思います

というわけで、おぎの氏が公開中のマンガを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? マンガを読んでみて、共感できる部分があった方は、どうか「おぎの稔」という名前を覚えてあげてくださいね

そして、この記事を読んで、おぎのさんを応援したいと思ってくれた方は、どうかこの記事の拡散に力を貸してください。この記事と荻野さんのマンガが多くの人に読んでもらえれば、おぎのさんも喜んでくれるはずです。よろしくお願いします。 



【参考リンク】
おぎの稔氏Twitter
https://twitter.com/ogino_otaku

おぎの稔氏公式HP
http://ogino.link/

おぎの稔氏公式ブログ
http://ogino.link/category/blog/

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino  
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4月26日の大田区議会議員選挙に出馬する、維新の党の荻野稔氏は、マンガ・アニメ・ゲーム好きにとって興味深い経歴の持ち主です。まずは、荻野氏のこのツイートを御覧ください。


自作の東方同人誌をコミケで頒布したことがある政治家というのは、相当にレアなのではないでしょうか? そして、荻野氏は自作の絵をツイッター上で公開したことも。




伊藤剛先生は漫画評論家として有名な方です。そして、荻野稔氏の公式HPに掲載されているプロフィールによると、荻野氏は「アミューズメントメディア総合学院 卒業」とのこと。伊藤剛先生との師弟関係というのは、その当時のことを言っているのでしょう。というわけで、萌えな感じの絵を描ける政治家、荻野稔氏。そして、そんな荻野氏には同人業界からも熱い視線が送られています。





同人印刷で有名な「ねこのしっぽ」社で選挙ポスターを印刷してもらう政治家、荻野稔氏。ねこのしっぽ社の社長さんも荻野氏を応援しているご様子。同人業界の社長さんが荻野氏を応援する理由は、法律や条例によるマンガ等の規制に反対して精力的に活動してきた荻野氏の経歴と無関係ではないでしょう。





創作物に対する表現規制の問題に関わってきた一部のクリエイターさんも、荻野稔氏を応援しています。ツイートを紹介させてもらったBL作家の水戸泉さんは女子現代メディア文化研究会の共同代表であり、実在児童の人権擁護基金の理事でもある、表現規制反対運動の内情に通じている方です。また、上の荻野氏のツイートで紹介されている川田龍平参議院議員は、維新の党の党規委員長で、長年にわたって表現規制反対運動に力を貸してくれている議員さんでもあります。荻野氏は維新の党の役員とのパイプも持っているわけですね。



漫画家の松山せいじ先生と野上武志先生は、マンガを描くという形で荻野稔氏を応援しています特に、松山せいじ先生は東京都でマンガ規制が問題になった時、当時の猪瀬副知事から自身のマンガを名指しで批判されたことがある漫画家さんです。松山せいじ先生が表現規制問題のスペシャリストである荻野稔氏を応援するというのは、非常に納得できる話だと思います。

では、同人印刷社やクリエイターからも応援されている荻野稔氏が実際に掲げている政策を見ていきましょう。 以下、赤字部分が荻野稔氏の公式HPからの引用。



●マンガ・アニメ、音楽・ゲーム。クールジャパン製造・発信力強化を大田区!

・国際都市大田をジャパンコンテンツで盛り上げる。コスプレ、即売会、交流イベントの支援。
 
・クリエーター支援。・補助の推進、待遇改善。企業誘致、イベントの誘致、開催、コンテンツのシリコンバレーを大田区に!
 
・フェアユースのような価値観を区政に反映。特区化
 
・コンテンツのビジネスマッチング支援機関を大田区へ。海外からも輸入。海外へもコンテンツを発信。法務、多言語コミュニケーション対策もしっかりと!
 
・コンテンツにかかる規制緩和を大田区で

http://ogino.link/profile/idea/
 

上のように、アニメ・漫画等の文化の振興を公式HPで掲げています。 過去の実績から考えても、荻野稔氏はアニメ・マンガ・ゲーム等の文化に有益な貢献をしてくれる政治家になってくれることでしょう。アニメ・マンガ・ゲーム等が好きな方は、ぜひ荻野稔さんを応援してあげて下さい

2015/4/7追記:維新の党をマンガ規制の党と見る方も多いようですが、規制色の強い石原慎太郎氏らのグループが維新を離党。旧みんなの党系が加わり、大阪維新の元々の層が残ることで、川田龍平参議院議員ら規制反対派の割合が増えました。また、荻野氏には東京都青少年健全育成条例による漫画規制強化が行われようとした際、規制に反対する立場で尽力した栗下善行元都議の秘書をしていた経歴も。そういう方が維新の党に議員として加われば、維新の党をより規制反対の方向に引っ張ってくれることでしょう



では、荻野氏がアニメ・マンガだけの政治家かというと、当然そんなことはありません。このブログはアニメやマンガの問題を扱うブログなので控えめな取り上げ方をしますが、荻野氏は障害者支援に取り組んで来た経歴の持ち主で、自身の事務所開きを手話通訳付きで行うなど、障害者支援への熱意がうかがわれます。また、秘書時代には待機児童問題に取り組み、3月に行われた待機児童問題についての政策討論会にも出席しています。





アニメやマンガが好きな人も、そうでない人も、おぎの稔さんをぜひぜひ応援してあげて下さい! そして、おぎの稔さんのことをできるだけ多くの人に知ってもらうために、この記事の拡散に協力していただけると大変ありがたいです。よろしくお願いします!

【参考リンク】
おぎの稔氏Twitter
https://twitter.com/ogino_otaku
おぎの稔氏公式HP
http://ogino.link/
おぎの稔氏公式ブログ
http://ogino.link/category/blog/

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二次創作やオリジナルの同人誌は、政府が推し進めるクールジャパン戦略のねらいであるコンテンツの「関連商品販売等への波及効果」の「波及効果」に含まれるのか』という趣旨の質問主意書が、先日提出されました(維新の党の井坂信彦衆議院議員によるもの)。

今日、衆議院の公式HPで公開された、この質問主意書に対する内閣の答弁書によると『マンガやアニメを元に創作した同人誌、グッズのような)「二次的著作物」を含む著作物については、(政府が推し進めるクールジャパン戦略のねらいであるコンテンツの)「関連商品販売等への波及効果」が見込まれる右のコンテンツに該当し得るものと考えられる』という趣旨の答弁でした。

ようは、二次創作の同人誌もクールジャパン戦略の射程に含まれ得る事を、政府が認めたということです政府が二次創作の同人誌の価値を公式に認めた、という意味で大きな出来事だと言えます。

また、今回の政府の答弁書によって、同人文化に悪影響を与える可能性がある『TPPによる著作権侵害の非親告罪化』に対して、「二次創作の同人誌がクールジャパン戦略の射程に含まれるなら、同人文化を守るべく動いて下さい」と政府に働きかけを行う事ができる、という意味でも大きいと思います。

(2015/04/03追記:ただ、今回の政府の答弁書には『著作権法(昭和四十五年法律第四十八号)等の法令等を遵守した上で』とあるので、二次創作の同人を全面的に肯定する答弁書ではないのかもしれません。それでも、答弁書に『お尋ねの「二次的著作物」を含む著作物については、「関連商品販売等への波及効果」が見込まれる右のコンテンツに該当し得るものと考えられる』と書いてあるのは事実で、少なくとも同人文化にとってプラスの一歩になったのではないかと考えています)

では、以下に実際の質問主意書と内閣の答弁書を掲載しておきます。

 
まず最初に、井坂信彦議員提出の質問主意書は以下のようなものです(太字や改行位置の調整は当ブログ管理人によるもの)。
 



提出者  井坂信彦

 二次的著作物に関する質問主意書



 平成二十七年の経済産業省資料「クールジャパン政策について」では、アニメや漫画、キャラクターのコンテンツ産業の関連商品販売等への「波及効果」をクールジャパンのねらいに位置づけている。クールジャパン政策の対象の明確性について懸念があるため、特に二次的著作物に関し次の事項につき質問する。

一 ① 知的財産推進計画二〇一一のクールジャパン戦略で、「クールジャパン発信の仕組みの構築」に「メディア芸術祭について一層の充実を図る」と記載されている。平成二十五年度に開催された第十七回文化庁メディア芸術祭にて、オリジナル作品限定の同人誌即売会の代表者が功労賞部門で表彰されたが、オリジナルの創作作品はクールジャパン戦略のねらいであるコンテンツの「関連商品販売等への波及効果」の「波及効果」に含まれるのか
 
   ② クールジャパン戦略のねらいであるコンテンツの「関連商品販売等への波及効果」の「波及効果」には、いわゆるパロディ作品、例えばマンガやアニメを元に創作した同人誌、グッズのような二次的著作物は含まれるのか
 
 二 国内の二次的著作物の市場は拡大傾向にあるが、マンガやアニメを元に創作された例えば同人誌やグッズのような二次的著作物の市場規模を政府として把握、試算はしているか。
 
 三 平成二十三年一月文化審議会著作権分科会報告書で、著作権関連施策に係る課題として著作権に係る契約の在り方、意思表示システムの構築の必要性が指摘されている。平成二十五年三月文化審議会著作権分科会法制問題小委員会のパロディワーキングチームの報告書では、いわゆるパロディについて「著作権者による明示の許諾がなくても著作物の利用の実態からみて一定の合理的な範囲で黙示の許諾を広く認めるなど、現行著作権法による解釈ないし運用により、より弾力的で柔軟な対応を図る方策を促進することが求められているものと評価することができる」と記載している。つまりは、いわゆるパロディ作品、二次的著作物に関しての著作権に係る契約の在り方、意思表示システムの構築は見送りとなったと理解するが、この理解で正しいか。

(二次的著作物に関する質問主意書 - 衆議院公式HP)



次に、質問主意書に対する内閣の答弁書は以下のようなものです(太字や改行位置の調整は当ブログ管理人によるもの)。



内閣総理大臣 安倍晋三

        衆議院議長 町村信孝 殿

衆議院議員井坂信彦君提出二次的著作物に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


 衆議院議員井坂信彦君提出二次的著作物に関する質問に対する答弁書

 一について

 御指摘の「経済産業省資料」における「関連商品販売等への波及効果」とは、各事業者において著作権法(昭和四十五年法律第四十八号)等の法令等を遵守した上でコンテンツを海外展開することを通じ、海外における我が国の生活文化の特色を生かした魅力ある当該コンテンツに関連する商品の販売又は役務の提供に結びついていく効果を意味している。
 
  お尋ねの「オリジナルの創作作品」の意味するところが必ずしも明らかではないが、お尋ねの「二次的著作物」を含む著作物については、「関連商品販売等への波及効果」が見込まれる右のコンテンツに該当し得るものと考えられる

二について

 お尋ねの「二次的著作物の市場規模」については、政府として把握していない。

三について

 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会パロディワーキングチームが平成二十五年三月に取りまとめた「パロディワーキングチーム報告書」は、既存の著作物を何らかの形で自己の著作物において利用しているものを「パロディ」と広く捉え、これに係る権利制限規定の創設の要否について検討したものであり、御指摘の「著作権に係る契約の在り方」や「意思表示システムの構築」に係る検討を見送ることとしたものではない。

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b189134.htm
(衆議院議員井坂信彦君提出二次的著作物に関する質問に対する答弁書 - 衆議院公式HP)



以上です。記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino  
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