2015年02月

2015年2月11日に放送されたニコ生で、二次元規制反対派の山田太郎議員が、同人誌文化に悪影響を与えると言われている『TPPによる著作権侵害の非親告罪化』について解説してくれました。山田議員の実際の発言を表現規制クラスタ有志一同の手で文字起こししましたので、公開します。

文字起こしをする動画:
歴史に学ぶ表現規制/農薬って安全??色々調べてみました!:山田太郎のさんちゃんねる - 2015/02/11 22:00開始 - ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv209986984
(上の動画の2分07秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:新党「日本を元気にする会」政調会長。マンガ・アニメ・ゲーム議員連盟事務局長代行。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優。AFEEナビゲーター。 



以下、文字起こし。



山田議員
「初めての方もいらっしゃるということなので、簡単にですね、わかりやすく説明しておきたいという風に思いますが、えー、TPPの交渉を今やってると。で、TPPのメインはですね、どちらかというと関税の問題が大きかったんですが、えー、その中でもですね、21項目、その他について議論されていまして、その21項目の一つの中に著作権という問題があるんですね
 
遊佐さん
「はい」
 
山田議員
「で、著作権の問題がなぜ、まあ、この番組を見ている人たちにとって、身近なというかですね、大きな問題になるかというと、その中でもですね、たとえば同人誌とかコミケとか、えーそれからコスプレとかがですね、かなりこれから厳しい状態になるのではないかと
 
遊佐さん
「はい」
 
山田議員
「で、あのー、NHKの報道なんかでもやっていましたが、非親告罪をすることになってですね、えー、要はコミケがですね、事実上開けなるんではないかということも、踏み込んで実は報道されています。えーまあそういう事でですね、あの、もう、このNHKの報道では、『日本国内ではアニメや漫画をアレンジした同人誌などの創作活動が取締りを受けるという懸念がある』と。で、これはどう言う事かというと、まあ要はですね、皆さんが、例えばコミケなんかでも、同人誌やってるときに何らかの元の漫画をですね、少し、パロディにしたりだとか
 
遊佐さん
「はい」
 
山田議員
真似をしたりして作ってるケースってのは、多分あると思うんですよね。で、そういうことが、基本的には、まあ、著作権上は、問題がないかといえば、あった
 
遊佐さん
「はい」
 
山田議員
だけれども割とあの、親告罪という形で、あのーまあ、真似された側の作家さんなりが、一々ですね、告訴しなければ罪にはならなかったという、まあ、前提があったわけですよね」
 
遊佐さん
「はい」
 
山田議員
「まあ、それぐらいその、大らかに日本の場合にはやってきましたし、特に日本の場合にはですね、えー習うより慣れろ、慣れるより真似ろぐらいな
 
遊佐さん
「はい」
 
山田議員
「まあ、こういう諺もあるぐらいですね、割とその大らかに、その部分に関しては、えー取り扱ってきたんですが、非親告罪という形になると、どういうことになるかというとですね、えー、結局、その、作家さんが極端な話、OKと言っても、訴えなくても、警察が動いてですね、これは著作権に違反してると言う事になると、そのままですね懲役または罰金という形で罪が課せられてしまうと、まあ、こういう事になるわけですね

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、仮に警察が動かなかったとしても、えー、これは赤松さんなんかも言ってましたし、いろんな人が指摘していたんですけども、作家同士や同人誌同士の刺しあいにもなりかねないと。あれは著作権を違反してんじゃないかと、非親告罪なんだから、警察はしっかり動くようにと、いう風に圧力をかけられれば警察今まで、どちらかというと、えー、いわゆる原画の方の人の同意がないと、まあ、えー、親告罪としてですね動けなかったものが、えー、実際告発告訴によって動きやすくなるということ。

それから、告訴を必ず警察はされれば、無視はできませんので、必ず動くと言う事になりますので、そうなるとですね、海外からやられると言うよりも、この条項がですね、えー、まあTPPによって、国内の法律に、まあ、著作権の非親告罪化という事になれば、えーかなりですね、同人とか、特にコスプレとかですね、厳しくなる。大体コスプレは、独自の物のコスプレって少ないと思うんですよ」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「殆ど何かの真似、真似というか、その、成り切ってるわけでありまして、まさに著作権そのものに違反してるっていう可能性があるので。そういうものは全部アウトになる可能性があると、まあ、いうことで。かねてから、まあ、懸念はされて・・・」

坂井秘書
「コピーバンドとかも駄目ですよね」

山田議員
「あ、コピーバンドも多分、駄目でしょうね。全部だめになっちゃうでしょうね」

坂井秘書
「コピーバンドは…」

山田議員
「でー、まあ、あの、そういう事で、かなりこれがですね大問題だと言う事で。で、もう一つ、あの、ただ、じゃあ、今までの法律はですね、損害賠償規定っていうのがあって、どれぐらいの損害があったかという事を訴える側が、えー、言うという事だったんですけども、実はですね、この規定はどうなっているかというと、たぶん、法定損害賠償っていう考え方をとります

遊佐さん
「はい」

山田議員
これはどういうことかというと、通常は真似られた事によって、例えば一千万円の損害があった。例えば売れなくなっちゃった

遊佐さん
「あ、はい」

山田議員
という事を証明して初めて、損害費用を払ったんですけども。この非親告罪はセットとして法定損害賠償って考え方を多分盛り込むと思います。これどういう事かっていうと、実は損害が認定できなくても、それ位の損害があったと、いうふうに、多分知財裁判所かなんかが判定してくと思うんですけども、はいそれが一億円ですとか、数千万ですと、いう形で最大どれぐらいの損害があったかという事を算定して、それがそのままですね、いわゆる、えー告発と共に、あの、損害賠償として科せられる可能性があるということで、通常の罰金よりも高くなる可能性が高いんですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、怖いのはそれによってですね萎縮してしまうということが、まあ、これから起こるという事もあってですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「結構この、あの、著作権の非親告罪がですね、表現の自由の延長上の所でですね深刻な問題だと言う事で、えー、まあ、言われてきましたし、私も、そういう風に思ってですね、非親告罪化に関してはずっと反対をしてきたんですけれども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、まあ、報道によるとなんですけども、TPPの終結、妥結段階において、著作権、結構この問題も含めてですね、あ、あの、もう一つ医療の問題もあったのかな」

坂井秘書
「医療のあれですね、あのー、なんだ、後発薬ってんですか? えー、を出すまで何年にするかってっていうのがやっぱりあれは、お金が大きいので研究開発費とかあそこら辺は、揉めてますねまだ」

山田議員
「はい。と、いうことで、よくあの著作権は単なるディズニー法と言ってですね、(笑)あのー、50年を70年にすると、毎回毎回あの著作権の見直しってのはディズニー法って言われるのはなぜかっつと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「ディズニーが亡くなってから、えと、いわゆる著作権って50年で、例えば日本の場合には無くなるんですよ。50年以上前のものに関してはフリーになるんすね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そうすると、このディズニーがただになっちゃうと」

遊佐さん
「えー」

坂井秘書
「皆が使えるようになる」

山田議員
「そうそう。まずいってことで70年にした、多分次は100年って風にしてくるんですけど。えー、その事ばかりが、実は報道でこれまで取り上げられてきたんですけども、結構報道各社にも一所懸命、コミケだとかコスプレが問題になるよって事をわたくしもですね、各位にやってきた努力が実ったのか分からないんですけども、まあ、今日のNHKはですね、大きな一面のトップとして昼のニュースで速報を伝えてたと、言う事です」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、実は、この内容はですねウィキリークスでも実はリークされていまして、このままですねウィキリークスの内容が、えと、反映されるかどうかわかんないんですけども、一応ですね但し書きがありまして。とは言うものの、アメリカの方からですね、えー、いわゆるこの著作権の非親告罪に関しては適用範囲について各国が判断できる余地を残す案が示されたと、言う風になってるんですね。ただ、適用できる余地の内容がどういうものなのかっていうことがよく分からないと。で、ウィキリークスで実はまさにリークされてる所がありまして、TPPの」 

坂井秘書
「去年10月くらいですね」

山田議員
「去年10月くらいですね、著作権に関する内容が、この部分で持ってですね、えーリークされてたってことで実際これをちょっと、どういう風に書いてあるかってことが日本語で簡単に説明すると、『市場での権利者の作品能力に影響を与える場合に、えー、ようは限定する』と。で、ポジティブにというかですね、上手くとれば、あのーつまりですね、えー」

坂井秘書
海賊版だけですよね

山田議員
「そうそうそう。(海賊版だけ)に、なるのか、幾ら以下、の物だけになるのかという風な運用がされるのかどうかと。ただ、海賊版と言ってもですね、同人誌お金取って、もし、やってたとすると、えー、結局それは売買されてるわけですから、一円でも貰えばですね、いわゆる海賊版としてアウトになる可能性は高いということなので、まあ、無償で持ってかいた物について、例えばあげましたと。それ自身も著作権法違反になっちゃいますから、えー、そうじゃない範疇のどこまでが、そういう余地なのかっていうことについては、ちょっとただしていかなければいけないと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そもそも、これに関しては私自身がですね、えー、前回、あのー、このTPP協定における著作権の扱いに関する質問主意書ということで、内閣の方に対してですね、えー、まあ、条約色々結ぶのは良いんだけど、留保してくれと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「留保っていうのは、これ何かっていうと、えー、条約の内容がパッケージになってる場合に、全てをですね、いわゆる署名すると言うことではなくて、一部については外せと。えーということ、外すってこともできるんですね。現実的にこれまで日本もですね、そういう形でもって留保してきたケースはあります」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、ただ、それを(要求する質問主意書を)出したんですが、政府からの閣議のですね決定による政府からの回答は、えーと基本的にはですね、中身については交渉そのものを明らかにすることになるので、交渉中であるから詳細についてはお答えが出来ないと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、いわゆる、交渉事は秘密だし、国益を考えた場合に事前にばれた場合には、えー、ヤバいと。これ、関税の問題じゃないので別に、国内の問題なので、それはちょっと答弁が当たらないと思うんですけれども。実際には、あのNHKにまで報道された訳ですから、誰か政府の高官がリークしたってことなので、まあ、そういう意味ではですね、ちょっと引き続きこれについては質問主意書を出したりとか、今ちょうど参議院の方でも予算委員会が開かれていますので、上手くですねこの辺りを、担当大臣がですね文科大臣になります

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、の、答弁をですね、引き出して、国会で多分そのTPPが割と早いタイミングで批准という、あの手続きを踏むと思うんですけども、えーその辺をですね少し、そういう風になる前にですね、えー、また署名しちゃう前に、きちっとやりたいなと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、ちなみにですね、結構条約の力について知らない人がいるので、ちょっとこの辺も、少しですね、取り上げたいと、えー、と思うんですけども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、遊佐さんはですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「条約と法律とどっちが偉いと思います?」

遊佐さん
「条約と法律は、条約の方が偉いと思います」

山田議員
「なんで?」

遊佐さん
「あの、前に、その以前の『山田太郎のさんちゃんねる』で質問、同じ様な質問をされた時に、たしかその、国の事より世界のことの方が権威が強いっていうことを覚えてます」

山田議員・坂井秘書
「おー」

山田議員
「おー、よく勉強しています」

坂井秘書
「(笑)」

遊佐さん
「やったー! よかったー!」

山田議員
「これをですね、にわかに信じがたい人がいると思うんですけど、私も政治家になる前は、実はそう思っていませんでした。だって、国で決めた国会で決めた法律に、条約の方が、勝手にってか条約が結ばれて批准されちゃったらば、法律をいわゆる整備しなくても、条約の方が上になるってなんとなく信じられないでしょ?」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そう、と、思ってたんですよ。いや、そしたら国家の主権って何なんだろうとかって、こう、色々考えたんですが。実はですね、えー日本の憲法でもってですね、法律よりも条約の方が上だという規定が現実的に行われてます。上だとは書いてないんですが、なんて書いてあるかと言うと

坂井秘書
「これ、紙があるのかな」

山田議員
「ない? ある? 憲法98条にですね、二項にですね、なんて書いてあるかっていうとですね、『日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする』と書いてあるわけです」

遊佐さん
「はい」

山田議員
と言う事で、この二項を読むとですね、結ばれた条約については、誠実に遵守しなきゃいけないので、法律がどうであろうと、憲法としてはこれを認めると。こういう解釈になってるわけですね

遊佐さん
「はい」

山田議員
「だから、TPPがいわゆる、えー署名されて批准っていうんですが、国会に持ってこられてそこでもって国会がですね、トータルで、多分一本でドーンと。TPP条約っていう、あの多分、大体一本だと思います。それで賛否をとって全部あのー賛成って回っちゃっうと中に書いてあることは、たとえ個々の国内の法律に、えー、矛盾があったとしても条約を優先すると。

そうすると著作権はその時点で持ってですね、非親告罪が確定すると。で、多分政府は、TPPで結ばれた物に対する関連法律を、一応整合性を保つために、一緒に議会で上げてきて、よーいドンで持って、多分ですね、改正してくという風に思いますけれども、あのー、齟齬と言うかですね、があったとしても、条約が優先すると言う形になるわけです」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、もっと恐ろしい事にですね、あのー、条約と憲法とどっちが偉いかという議論もあってですね、えー、憲法よりも条約が上じゃないかっていうですね」

坂井秘書
「そうなんですか」

山田議員
「えー、憲法はあくまでも国内に対する、あの、いわゆる、えー、制約なんであって国際的取り決めと言うのは、あの同じまたは上ではないかと。例えば、えーと、実は、あの、まあ、日本がポツダム宣言ってのを受け入れたけど、あれは条約なんですよ。それは、過去、大日本帝国憲法ってのがあったにもかかわらず、無条件で受け入れちゃってるわけでしょ?」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「っていうことは、いわゆる憲法よりも条約を受け入れたことによって憲法が事実上停止している訳なんですよね。ということを実は政府そのものはですね、過去いろんな所で、認めてたりしてるんです。それでもう一つですね、あの、えー、条約が違憲だったとしても、これは違憲立法にあたりません。

何が言いたいかと言うと、えー例えばですね、あのーさっきの98条の項目もう一回出してもらえます。この一条が結構大事なんですが、これは抜け漏れてるのかわざとなのかよく分らないんですけども、さっきの、えーこれです。1の方見てください。

『この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない』と書いてありますが、これが違憲立法、つまり裁判所が違憲立法審査権みたいなのを持ちながら、法律が要は憲法に違反してる場合には変えなさいと言ってるんですが、ここに条約が入ってないんです」

遊佐さん
「おー」

山田議員
「条約が入ってないんです。ということは、憲法で条約はいじれないんです。という事は憲法の配下に条約がないという事で、条約は憲法より上じゃないかっていう解釈をされてたりもする訳ですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「もう一つ、これによって、過去ですね、どういう事が起こってるかと言うと、え、例えばですね、日米安保条約の地位協定オスプレイの配備に関しても、実際は条約を結んでしまったがためにですね、何らかの形の法律でこれを、えー国内の裁判で訴えようと思っても取り上げられなかった訳ですね。それはかつてですね、日米犯罪人引渡条約と、これ、沖縄かなんかで、いわゆるアメリカ軍の、えー、いわゆる軍人さんが、女子高生っだったっけ? レイプしちゃったっていう事件が起こって、大問題になるわけですよね、沖縄で。その時に、日本で裁かせろと。だっておかしいじゃない日本で起した、あの。だけど、いわゆる、犯罪人引渡条約っていう条約が優先されて、全く日本の司法も法律も機能なしと。つまり、その人達から損害賠償を取る事も訴えることもできなかったんです」

坂井秘書、遊佐さん
「う~ん」

山田議員
「というぐらい、いわゆる我が国はですね、何故かこの憲法においてですね、条約が上だと書いてしまったがために、非常にですね私はですね、憤慨する思いでいるんですけれども、えー、私、異常事態が起こってるんじゃないかと。じゃ、ちなみにそのアメリカ、相手であるアメリカはどうかというと」

坂井秘書
「はい」

山田議員
「アメリカは実は条約よりも法律が上っていうふうになっているんですよ」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、あくまでも条約は必ず法律に沿ってなければ結んだ事自身がダメよと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「だから、例えばTPPはアメリカが結ぶ場合にはどういうふうになってるかっていうと、TPA法案って言うんですけども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「アメリカ上院議会が大統領に対してその条約を結んでっていいよていう事を事前に取り付ける」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「こういう法律がないと後から拒否されちゃうと、各国で結んだ条約が大変な事になっちゃうと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「いうことで、で、実はTPPが今、結べないんじゃないかとアメリカ側も言われているのは、このTPA法案がアメリカで通ってないんですね」

遊佐さん
「はい」


山田議員
「で、アメリ…、日本は例えばこんなに関税を下げたら大変だって言ってるけれども、あのー、アメリカの経済官は何て言ってるかっていうと『こんな下げぐ、ぐらいだと少なすぎる』って、こういうふうに訴えていて『こんなもん結べるか!』」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「というふうに言ってるんですけども、そういう意味でアメリカと日本のですね、法律と条約に対する考え方が違うと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「何となく私はですね、まぁ、戦後のいや~な感じがこん中に埋め込まれてるような、あくまでも条約が上だという事で」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、国際的な約束を守るっていう事自身はいいんですけれども、本当にこれで主権国家なのかっていうことはちょっと言いたいなあというふうにあって。で、そんな中で、まぁ、最初のTPPと、親告罪の問題に戻りますが」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「いずれにしてもこの著作権の話、条約が一括で結ばれてしまうと、もはや手もないと。で、下手をすると条約でもって非親告罪の内容が確定しますので、えー、例えば、じゃあ、アメリカ人なり何なりが云々つったときにはもう日本の中では法律っていうか勝てないですよ、裁判で。というふうに、えー、すごーくですね、あの」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「矛盾を抱えていると」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「で、アメリカではじゃあ非親告罪、ヨーロッパでも非親告罪でどうしてやっていけるかつうと、えーと、ユースケースっていうのがありまして、あの著作権のこの部分については過去こういう判例であると

遊佐さん
「はい」

山田議員
いうことが、まぁ、事例として溜まってきてるということと、あくまでも著作権内容の審議に関しては法廷で争うというのが前提。で、日本はどっちかっていうと、もう訴えられちゃったら限りなく黒に近いと、灰色は黒だっぽいような、どうしても文化が強いんだよね。ということで、もう一つやっぱり、あのー、それ以上にですねこれは相当な自主規制は、が、あの進むであろう

遊佐さん
「はい」

山田議員
「でー、これはまぁ巷に言われてる事としか言いようがありませんが、まぁオリンピックに向けてですね、えー、今児童ポルノ規制法改正案も含めそうだったですし、青少年健全育成基本法もそうなんですけれども、えー、色んなですね、対外的な見直し行っていこうという腹が凄く強くてですね、社会秩序系のまぁ法律がですね、凄く通ってるというかですね、発議されているんですね。で、そんな中でまぁちょっと非常に懸念しているのは、この著作権の非親告罪とですね、そもそもコミケが開かれているですね、えー、国際展示場」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「国際展示場もオリンピックではプレスセンターになったりとか増改築するということで多分一旦コミケが開けなくなる、と思います」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「その段階で、このままですね、えー、これが続けられるのかどうかということは、非常にですね、私は今厳しい状態にあると。で、番組見てる人たちの中にも結構楽観的な人たちがいたんですが、えー、考えたよりもかなり厳しくですね、この私は非、著、あの親告罪の問題は進んでいると思っているので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「相当きっちしやらなきゃいけないなと、いうふうに思っています。はい」

遊佐さん
「はい」

坂井秘書
「こないだ音喜多さんが来たときも言ってましたけどもあれですよね。あの、前回オリンピックが開かれた時は屋台がなくなった」

山田議員
「うん」

坂井秘書
「街中から」

山田議員
「そうそうそうそう」

遊佐さん
「あ」

坂井秘書
「東京から」

坂井秘書
「で、えー、何だっけな、今回もあのお弁当屋さんですか」

山田議員
「あ、そうなんです」

坂井秘書
「無料お弁当屋さん。無料じゃないや」

山田議員
「あの、街で」

坂井秘書
「ワンコインお弁当屋さん」

山田議員
「そうワンコインのお弁当屋さんが」

坂井秘書
「400円とか500円とかで」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「結構その食堂がないような大手町とか、昔はそこらに車とかで乗り付けてあったんだけど、あれが今禁止」

坂井秘書
「になるというか、まぁ、少し厳しくなる。届出制から許可制になっちゃうと厳しくなるという」

遊佐さん
「はい」

坂井秘書
「だから、まぁ、そういうのもこう秩序を維持しようというそういう、ものですね」

山田議員
「そうなんですよ」

遊佐さん
「さきほどコメントで同人マークをつけないと、その、警察側にその訴えられちゃうっていうコメントがあったんですけど」

(注:同人マークについての説明は、この記事を参照して下さい→http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/28/news067.html

坂井秘書
「同人マークをつけても」

山田議員
「訴えられる」

坂井秘書
「訴えられる。訴えることはできるんですよ」

山田議員
「そう」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「あの、同人マークは確かに赤松さん達が、えー、民間での知恵を絞ってますが、何の効力も実はあるわけではありません。同人マークをつければ別に法律上とか著作権上フリーであるっていうことはないので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「つまり、その同人マークはあくまでも、作った作者側が別に使ってもいいよと

遊佐さん
「はい」

山田議員
言ってるだけなんですけど、でもそれは法律上は使っちゃいけないんですね

遊佐さん
「ほぉ」

山田議員
で、極端なこと言うと同人マークがついたとしても、同人マークが別に法律上いいってことにはなってないんだから、著作物を犯したのは。例えば作者がいいと言ったって非親告罪っていうのは成立しちゃいますので」

遊佐さん
「ほぉ」

山田議員
「だから非親告罪なんですから」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そう。だからどこまでいわゆる同人マークがOKか分からないですし、えー、大体全員が同人マークを付けるとは限らない」

遊佐さん
「う~ん」

山田議員
「あとは、あの、訴えられた側っていうのは、例えばそうやって刺し合いになっちゃったらば、全ての作家さんとか、どのレベルで同人マークを付けるかなんて分からないでしょ?」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「あくまで同人マークは別に公的なものでも法律を、あの、要は、あの解除するものでもないので、えー、それだけでは非常に厳しいというふうに思ってますよね」

坂井秘書
(ニコ生のコメントで)『えっ、それ違いません?』ってあるんですけど、これはあの、警察庁、に確認

山田議員
「はい、警察庁に確認しましたので、その」

坂井秘書
ま、確かに何にも付けてないより付けてた方が、あの、違反だけと立法する可…、あ、立法というか、あの、訴追する可能性は低いと

山田議員
「はい」

坂井秘書
「まぁ、それは一つの要因だとは言ってます

山田議員
でも、警察庁はこれによって告発をやめるとか、同人マークが付いてるから著作権のこの問題について対象外とは考えていないし、たとえ同人マークがあったとしたとしても非、えーと、親告罪によって著作権で訴えるべき時は訴えますと、確実に言ってます。で、我々政治家ですから、あのー、噂とか流布をするつもりはないので、えー、きちっと全部裏を取ってですね、警察庁であれですね、あのきちっと調べたところを言っていますので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「あの非常に厳しい状態だと。あのみんな楽観的にものすごく考えてますが、よく理解してもらいたいのは、とにかく目の前からね、いろんなものがこの間日本では、まぁ、ある意味良い意味でも悪い意味でもキレイになっちゃってるわけですよ」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「さっきの屋台の話だってそうだし、例えばね、あのー、新宿の街では昔はその、えー、こう、なんていうの、路上生活者みたいな人たちがいましたけども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「全部排除されて、いきましたし。えー、で、やっぱりオリンピックっていうのはどの国やどの地域、状態においてもやっぱりそういうことを秩序としてキレイにしてくってきっかけにはなるわけですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「まぁ、いい面もありますけれども、非常に社会秩序っていう観点から言うと、一気に進んでしまう可能性があると、まぁ、いうことなので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、ちょっとこれはですね、あのー、表現の自由なり、えー、息苦しくない社会を作るためには相当やってかなきゃいけないなと。あともう一つですね質疑の中で結構大事なのは政府が、あー、いわゆる与党として取り組んでいくことになる話なので、えー、とにかく、担当大臣は文科大臣になりますから、文部科学大臣になるので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
そこを私はちょっと追求してるのと、えー、TPPそのものの交渉に関しては甘利担当大臣になりますので、えーと、去年のですね6月6日にですね参議院の決算委員会で私の方がですね、えー、甘利大臣とそれから下村文科大臣に対して本件に関して実は質問・質疑をしています」

(注:山田議員が甘利TPP担当相と下村文科大臣に行った、この質疑について語ったニコ生の文字起こしもありますので、気になる方は参照して下さい。
http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/38611740.html

山田議員
「これをしっかりですね、あの世論として、えー、声を上げてですね、あのちょっと明日以降マスコミも動かしていこうと思ってるんですけども、はっきり彼ら自身がこういう質疑をしているということを皆さんも理解してもらいたいんですが。

まず甘利、あの、TPP担当大臣はですね、まずその著作権の非親告罪というふうにしてしまうと、非常にですね、えー、この問題は大きいというふうにしたら詳細な中身は言いづらいけれども一律にみんな非親告罪にしてしまうというような議論はよくない、ということをですね、あの実はTPP担当大臣としても、認めてます

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、それで、えー、まぁフェアユース等の考え方についても一定の理解をしています。それからですね、下村文科大臣は実はですね

遊佐さん
「はい」

山田議員
自民党がまだ野党だった時代にですね、平成24年6月19日の参議院文科委員会の中で著作権の一部改正という中で、えー、文科大臣自身がですよ、当時、TPP交渉においては『著作権侵害の非親告罪化についてはこれは絶対あってはならない』と発言してるんですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
ということなんで、今これを作ろうとしている文科大臣自身がTPPによる非親告罪はダメだと言ってるわけですよ。それで、あの、それに対してあんた与党になって、ねぇ、大臣になったからつって、もしかして意見は変えないでしょうねと、いうことをこのときの予算委員会、あ、参議院の、えーと、決算委員会で迫りましたら

遊佐さん
「はい」

山田議員
著作権等の侵害が著作者に与える影響は著作物の利用、態様、規模によって多様性、多様であることから一律に、一律に非親告罪化することは適当でないとの結論が出されていると。えー、ちゃんとそういうことをですね踏まえて対応していく必要があるというふうに認めてるわけですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
で、この言質を取ってしっかりですね、ちょっと政府を追い込んでいかないと、えー、TPPはいこういうふうに、えー、澁谷さんだかだれだか知りませんけれども、えー、審議官の間でまとめられちゃって、そのまま降りてきて、はい、えー、いわゆる署名しました、国会では一本の法律でもってはい批准する、ということになればそのまま進んでってしまいますので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、ちょっとですね、すごいスピードでもって。あのー、あの、ちなみに(ニコ生のコメントで)『山田さんはTPP交渉推進議連に入ってるじゃないか』とか、色々言うんですけれども、何度もこの番組で言っているんですが、あのー、児童ポルノ規制法改正案の時もそうだったんですけども、ただ反対をしただけじゃ通ります」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「TPPの中でも全体はOKだったとしても、どこが反対だっていうことは、あの賛成派とも組んでいかなかったら現実的には変えられないんですよ。そう、それが政治の現実なので、よく理解してもらいたいんですね。いや、(反対を貫く傾向がある)共産党や社民党は言っちゃ悪いですけれども何変えられたんですかと。何が止められたんですかと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「それから児童ポルノ規制法の中でもアニメと漫画の附則事項を変えるためにはどういうふうな動きをしなければ現実的には変えられなかったかということをしっかりですね皆さんは考えてもらいたいんですね。そうでないと反対してましたとか賛成して…。だから、あの、話ちょっと脱線しますが、『日本を元気にする会』ってのを私は作ったんですよ」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「『なんでも例えば反対します』、『なんでも賛成します』となれば何にも結局は、『はい賛成!』とくに『反対!』と言って自分達の自己満足ですよ。で、これを変えるためには賛成派の中に飛び込んでいってもですね、その中でもこことここはおかしいだろっていう形でもって譲歩を引き出さなければ、世の中は結果残せないですよね。

ということでやっていますので、ステレオタイプにですね『あんたが賛成してる』とか『あんたは反対してる』とかってレッテルを貼られたくもないですし、そういう事が議会の中で現実的に党議拘束みたいにして起こるから、私自身はですね日本を元気にする会のような党議拘束を持たないような、えー、まぁ、党を作ったということも言えるので、いずれにしてもですね、あの、この問題はまず、えー、TPP全体は、まぁ色々ありますよ。あの、私農薬の問題なんかも後でちょっと時間あればやるんですけども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えー、食品の、あのー、DNA組み換えの食品安全の問題だとかってごちゃごちゃ、あるんですけども。まずはこの著作権問題に関して、知財等著作権の問題に関しては徹底的にですね、まぁ、あのー、ある意味で政治生命を賭けてでもですねやっていきたいと、まぁ、こういうふうに、えー、思っているわけです。はい」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「なんかコメントでも色々と」

遊佐さん
「(ニコ生のコメントで)『ニコ動も終了のお知らせ』ときてます」

山田議員
「あー」

一同
「(笑い)」

坂井秘書
「ニコ動もやばいですよ」

山田議員
「どういうとこがやばいの?」

坂井秘書
「いや、今は例えば何かここでこう、何かジャニーズの」

山田議員
「うん」

坂井秘書
「顔写真とかを全面的に出すと」

山田議員
「うん」

遊佐さん
「はい」

坂井秘書
「まぁ、BANされちゃいますけれども」

山田議員
「うん」

遊佐さん
「はい」

坂井秘書
「まぁ、別に」

山田議員
「うん」

坂井秘書
「ここでこう例えばホームページの一部を映すとかそういうのって全然OKじゃないですか」

山田議員
「うん」

坂井秘書
「まぁ、ちょっとNHKのやつはここで流してもネットで流れてるやつならもしかしたら何も言われないかも知れないですけども」

山田議員
「うん」

坂井秘書
「そういうのもかなり厳しくなりますもんね」

山田議員
「うん」

遊佐さん
「ほぉ」

山田議員
「あの、だから、いわゆる既成の大手の放送局、新聞だけがきちっと著作権を守れる媒体であって、それ以外の我々のようなこういうものに関しては、やや、あるいは、相当怪しいという目で見られながら(笑い)」

遊佐さん
「ふふ」

山田議員
「ちょっとでも、何かねあの映り、まぁ、映り込みは本当は著作権法上は大丈夫だとかって細かい話はあるんですけど、全部自主規制ですよ」

遊佐さん
「おぉ」

山田議員
「で、全部刺されちゃいますから、お互い。そう、だって自分達はやられてこっちは、こっちが色々やられたのに、あっちはダメなのかと。で、必ずまぁ、警察等のやり方っていうのは、えー、これははっきり警察自身が言ってることなんですけれども。例えば児童ポルノ規制法改正案、の後の中でも、かなり児童ポルノに関しての摘発してったんですけど、全部に網かけないんですよ。で、一部の象徴的な事件をいわゆる一罰百戒じゃないんだけども、やるんですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「それで社会秩序を作ってこうっていうのはやり方です。あの良い悪いはともかくとして、それが現実なんですよ。そうすると必ず法律を通して著作権の非親告罪認めたらば、多分何か摘発します。摘発しないと、死に法になっちゃうんですよ。簡単に言うと。それが今までの社会秩序系の法律を通した後の実態の行政のやり方ですから」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そう、それは良い悪いんじゃないんですよ。法律をしっかり通して、実のあるものにしてこうと彼らは官僚として、真面目にやろうとしたらば、そういうやり方になっちゃうんですよね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そうすると今度はそれに萎縮効果が起こって、その他に関してもいいんだとか悪いんだか分からないから止めとこうと、いうふうになれば主催者側は引きますよね。特にコミケの本部の対応は今後どうしていくのかっていうことは、かなり厳しい、と思いますよ。あの、多分これまでのコミケ自身は刑法のですね、わいせつの175条との戦い、で、販売中止云々くんぬんというのがしょっちゅうあったりしても、それもやっぱり出て、出てっちゃうわけですよね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「その、わい、わいせつ表現、の一部性器がこう描かれてるとか何とかっていうの、やれ黒塗りしようとか、黒塗りしたんだけどまだ見えてるじゃねえかな言ってて」

坂井秘書
「はは…」

山田議員
「まぁ、散々ね札を出してやってたりしたんですけどれども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「もう、それがかなりその(著作権侵害の非親告罪化で)パロディがダメってなっちゃうと」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「相当、厳しい」

坂井秘書
「どうやってチェックするの?」

山田議員
「どうやってチェックする?」

坂井秘書
「分かんないですよね」

山田議員
「うん。しかも、会場が変えられて、えー、た時に、まぁ実際にあのどういう対応してくかっていうのは、相当厳しい、でしょうね。ということなので。それで、パロディに関しては、日弁連のほうもこういう事を言ってるんですけれども。日本の裁判所においては、パロディを是認する判決は出ていない、と。えー、著作権は必ずパロディは侵害しているという判断が行われている、と。パロディはグレーではなくて、日本ではダメだというのが裁判所の考えである、と、いうことなんですね。

で、非親告罪化することによって、告発マニアが訴えに出たり、警察が勝手に動いて逮捕するということで、まあ、自主規制も進むと。で、著作者の意図とは関係なく、二次創作物の同人誌やコスプレ等が警察によって摘発される可能性も高い、と、いうことを、まあ、日弁連自身もですね、まあ言っているということで。

これに対する対処も、弁護士自身が、まあどういうふうにしていけばいいのか、と。なんでかっていうと、弁護士は、法律を、守ってく側でもあるんだけれども、行き過ぎた、いわゆる社会秩序の内容に関しては、対応をどうするかっていうのは、非常に彼らも厳しいんですよね」


(中略:理解するのに前提知識が必要な話題に突入したため、中略。気になる方は動画で確認して下さい)


山田議員
「で、いずれにしても、これどう戦っていくかということなんですが。まあ、我々としては立法府で、まさに責任がありますので、なんとか国会の中での戦い方をしていきたい。ただ、なんでもただ『反対!』って声を上げたってそのまま通るだけですから

上手く働きかけをやると同時に、やっぱり私もコミケの街宣でも訴えて来てるんですけど、世論なんですよ、世論。世論が動かないと、結局変わりませんから。ということで、世論喚起をひとつは、えー、していこうと、いうふうに考えています

坂井秘書
「あと、あれですよね。ここらへんの、まあ報道出たので、また明日早速

山田議員
「あ、早速、質問主意書をやって、政府に関してですね、内容をまずはっきりさせるということと。ちょっといろんな、まあ、これから予算委員会、決算委員会、全大臣が出てくるところが進んでいきますので、ちょうど国会が開会されていますから。政府に対してですね、あのー、そういう萎縮効果が起こったりだとか、変な方向に行かないように、まずは正面は正面から攻めていきながら、いろんなちょっと裏技は裏技で使ってですね、あのー、やっていきたいと、いうふうに思ってます

いやー、だけどね、やっとNHKが表のニュース番組で、著作権の非親告罪を報道したと。僕はある意味で、あ、結果論としてはこれは困ったことだけども、やっとここまで来たかなと」

坂井秘書
「(NHKのニュース記事に)書いてありましたもんね、同人誌文化みたいなね」

山田議員
「そうそうそうそう。これは相当僕…、あんまり言っちゃうと、別に自分が言ったからってわけじゃないんですけども、あの、相当NHKの記者は教育しましたんで」

坂井秘書
「(笑い)」

山田議員
「ホント。そのね、まあTPPいろいろあるけれども、問題も、あのー、進めなきゃいけないような国際条約とかもあるけれども。とにかく個別の内容としてはこういう所は問題はあるんだよということを。やっぱりね、マスコミも教育していかないと、取り上げないよね。はい。というふうに思っています」



文字起こしは以上です。ここで同人文化にも理解のある漫画家の立場からTPPによる著作権侵害の非親告罪化の問題に関わってきた赤松健先生のツイートを紹介します。







山田太郎議員と赤松健先生では、TPPによる著作権侵害の非親告罪化に対する捉え方に違いもあるように思います。しかし、山田議員は質問主意書や国会審議を通じて政府に迫っていくとともに、世論喚起の必要性を訴えています。そして、赤松健先生は国内の法制化をちゃんとやることの必要性を認識していますTPPによる著作権侵害の非親告罪化については、今後の対処が重要だという点において、お二人の考えは一致しています同人文化を守るために必要なことは、悲観的な情報に踊らされてパニックになることではなく、信頼性の高い情報を収集しつつ、山田議員の言うように地道に世論を盛り上げていくことでしょう。 

※この記事の文字起こしははる、他1名が担当し、文字起こしのチェックと記事の編集を当ブログ管理人の虹乃ユウキが担当しました。

【参考リンク】 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino  
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2015年2月3日、二次元規制反対派の山田太郎議員が、『児童ポルノ法違反容疑でAmazonが家宅捜索を受けた件で、アニメ・マンガ等が家宅捜索の対象にならないことを確認し、釘を刺す内容の質問主意書』を提出しました。そして、2月4日に放送されたニコ生の中で山田太郎議員は、提出した質問主意書について説明してくれました。山田議員のニコ生での発言を表現規制クラスタ有志一同の手で文字起こししましたので公開します。


文字起こしをする動画:
参議院議員・山田太郎のさんちゃんねる
Amazonに関する質問主意書提出!& 参議院予算委員会の裏側 山田太郎のさんちゃんねる
http://live.nicovideo.jp/watch/lv209117233
(上の動画の50分40秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:新党「日本を元気にする会」政調会長。マンガ・アニメ・ゲーム議員連盟事務局長代行。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優。AFEEナビゲーター。 



以下、文字起こし。



山田議員
「アマゾンジャパンの話なんですけど、これは何かって言うとですね」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「また、前回もちょっとだけ言いましたけれども、アマゾンジャパンに家宅捜索が入りました。これは何かって言うと、児童ポルノにあたる書物がですねアマゾンの倉庫を経由して売られ…、まあ、簡単に言うと売られたと。それによってアマゾンも売った責任があると言う事で、今法人として罪を問われていると。まあ、こういうケースなんですね。で、問題は何かというと、この事が自主規制につながる危険が極めて今、高いというふうに思っていまして」

【注:Amazonへの家宅捜索とは、この事件のこと→https://twitter.com/KenAkamatsu/status/558826996336041984。ようはWeb上にあるAmazonのマーケットプレイスで児童ポルノが取引されたため、Amazonが警察に家宅捜索されたということです。マーケットプレイスでの取引においてAmazonは注文の取次と代金回収だけを担当。Amazonは売買の為の場を提供するだけであり、商品の取引はマーケットプレイスを借り受けた企業(or個人)と消費者の間で為されます。つまりAmazonにはマーケットプレイス上で児童ポルノが取引されているという認識はなく、マーケットプレイスを借り受けた企業(or個人)が消費者との間で勝手に児童ポルノの取引をしたということですね。マーケットプレイス上で借り手が勝手に行ったことについて、Amazonは刑事責任を問われるべきなのか、というのが今問題となっています。また、山田議員は『アマゾンの倉庫を経由して売られ』と発言していますが、Amazonのマーケットプレイスの解説ページによるとAmazonの倉庫を経由して売られているわけではないようです。ただ、法律的な話について管理人は素人なので、専門家による解説として、コチラコチラを参照することを強く推奨します】 

遊佐さん
「はい」

山田議員
「えーと、質問主意書の実態はこれなんですけれども。これがあの質問主意書で、アマゾンジャパンに対する家宅捜索に関する質問主意書という事で。で、内容はなにかっていうと、ちょっと画面の方をですね、映してもらいたいんですけど。簡単に言うとですね、まずは、えーと、『まさにマンガとかアニメはまさか(捜索の対象に)入らないだろうね?』と

【注:質問主意書とは、国会法第74条に基づき国会議員が内閣に直接質問できる質問文書内閣には7日間以内に回答義務がある。今回、山田太郎議員が提出した質問主意書は、山田議員の公式HPで公開されています】 


今回提出された質問主意書の項目一及び二
一 児童ポルノ禁止法は、実在の児童(十八歳未満)の写真などの製造・販売・所持などを規制しているものであり、アニメやマンガ・同人誌などのいわゆる疑似写真については同法の規制の対象外であると認識しているが、その理解でよいか
 
二 前記一で、アニメやマンガ・同人誌などが児童ポルノ禁止法の対象外であるならば、一般論として、アマゾンなどが提供するクラウドサービス(以下「AWS」という。)などを利用して、アニメやマンガ・同人誌などをダウンロード販売できる状態にしていた場合、あるいは、実際にそれらを購入しただけでは、同法による家宅捜索の対象にならないと思われるが、政府の見解を示されたい。】
 

遊佐さん
「はい」

山田議員
「いうこと。それからもう一つは、クラウドサービスについてもこれを適用させると。つまり、実物の倉庫による流通だけではなくてクラウドサービスを経由したものに関してもこの同法に対して家宅捜索の対象になるってなると、突然どういう事が起こるかというと、自主規制に入ります。つまり、デジタルの中までいちいち見れないじゃん」


今回提出された質問主意書の項目三
 三 本件捜索に関連し、アマゾンのサーバー(AWSを含む)の中にあるアニメやマンガ・同人誌などのデータは、今回の令状の範囲外であり捜索されることはないと思われるが、政府の見解を示されたい。答弁できない場合は一般論としての見解を示されたい。】


遊佐さん
「はい」

山田議員
だから、もう、ちょっとヤバいものは、全部アウトーってなっちゃう可能性が高いってことです、簡単に言っちゃうと。『まさかそういう事を触発する様な事は、君達しないだろうね?』と。政府は」

遊佐さん
「はい」

山田議員
という様な事、を、まあ、簡単に言うとですね、内閣に対してぶつけて、1週間以内に回答をもらうと言う事で求めていますが、どういう回答が来るかわからないですけれども。僕はまだちょっとまだ分かりませんが、厳しいと思います。少なくともアマゾンは自主規制をしなければ、えー、これに対する落とし前がアマゾン側から出来なくなっちゃうので、この話は」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「そう、あとはこれでサポートしてあげて、いわゆる、デジタルの方までこれを適用するというのは、まだ時期尚早というかたちでもって、慎重な対応をするって言う風に政府の発言をとらなければ、次はもしかしたらそっち側をやりたいんじゃないかっていう疑惑もあるんですよ、これは」

坂井秘書
「この4番とかもマズいんですよ、これ」


今回提出された質問主意書の項目四
四 電気通信事業法は、電気通信事業者に対して検閲を禁止し(第三条)、通信の秘密を保障している(第四条)。このことから、プロバイダがレンタルサーバーを運用している場合、プロバイダが自らのレンタルサーバーに記憶・配置されたコンテンツの中に児童ポルノ若しくはそれに類するものがないかを確認する義務はないと思われるが、政府の見解を示されたい


山田議員
「4番なに?」 

坂井秘書
「4番は、これあの、Yahoo!とかって、プロバイダーとサーバーやってる所ってあるんです。で、なんかその、プロバイダーにはその、えー、児童ポルノを監視する義務があるんで、それをまさかその、Yahoo!とかサーバーを見ないでいいよねっていう・・・」

山田議員
「ああ、そうだね」

坂井秘書
「Yahoo!のサーバーいっぱい運用してる人いっぱいいるじゃないですか」

山田議員
「うん」

坂井秘書
「でその、サーバーをプロバイダーに、こう確認させないでいいんじゃないか。あと、これもちょっと、これ今まで多分誰も聞いてなかったかもしれないですけど。関税法っていうのがあるんですよ。関税法の69条11の第1項7号っていうとこに「輸入禁制品」っていうのがあって、こういうのは輸入しちゃいけないよっていうのがあるんですけど、『公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品』って書いてあるんですけど、そこにもしかしたら

山田議員
デジタルが入るかもしれない

坂井秘書
「デジタルが入るかも知んないですよ」


今回提出された質問主意書の項目五 
五 関税法第六十九条の十一第一項第七号の輸入禁制品における「公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品」は有体物に限定されており、クラウド上のデータは無体物であり対象外であるという認識でよいか。そうであれば、日本にある会社又は個人が、海外にあるアマゾンのサーバー上で、アニメやマンガ・同人誌などをダウンロード販売できる状態にした場合、あるいは、ダウンロードして実際に購入した場合においても、同法の対象外であると思われるが、政府の見解を示されたい


山田議員
「あー」

坂井秘書
「これは、多分入んないとは思うんすよ。『有体物に限定されており』って。だけど、これもしかしたら入ることになったら、海外サーバーからダウンロードしただけで駄目っていう

山田議員&遊佐さん
「あー」

坂井秘書
「今度はそれが」

山田議員
「それで『ダウンロードするものについても、対象外だと思うからその通りだろうな?』と、いう。で、これで、一応、そうだと言うふうに1回、これで認めた回答が入ってくれば、一応、安心

坂井秘書
「安心」

山田議員
「ただ、『検討する』とか、えーと、『個別事案に関しては答えられない』とか、大体多分、あの政府の人が見てたら、そう書かないでください(笑)」

坂井秘書
「(笑)」

山田議員
「一つの逃げ道としてどう書いてくるかというと、『個別事案に対しては個別に対応してみないとわからん』って大体書いてくるんですこういうものは。そうすると怪しいです、やる気ですね

坂井秘書
「僕、これは、でも(今回提出した質問主意書に)入れましたね、『答弁できない場合は一般論としての見解を示されたい』。ま、多分、一般論は答えないでしょう」

山田議員
「はい、という事で、これはですね、大変だと思いますよ。という事で、質問主意書にしたので、これいつ回答が帰ってくる予定なんだっけ?

坂井秘書
これは、来週の、えと、水曜日には間に合いますね

山田議員
じゃあ来週の水曜日の番組の中で、どういう回答が帰ってきたかに関しては、ちょっと皆さんに対してですね、きちんと発表してもしひどい回答だったらば、どっかのタイミングで、あのちょうど予算委員会が始まって行きますので、政府に、大臣に対して直接質疑をする機会が多いので、一般質疑のなかで。

でー、まあ、小さな党でもあります私が政調会長ですから、あのー、この問題に関してはきちっとですね、大臣答弁をとって押さえていこうと、という風に思ってます




 文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法や青少年健全育成基本法によるアニメ・マンガ・ゲームの規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に二次元規制問題について取り上げて下さっています。

 【参考リンク】 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

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2015年1月28日に放送されたニコ生の中で、新党「日本を元気にする会」の政調会長である山田太郎議員が「我が党(=日本を元気にする会)はですね、表現の自由を守るために作ったと言っても過言でない」と発言するとともに、同党が公開した基本政策の中に『表現の自由を守る』という趣旨の政策が掲げてある事を説明してくれました。山田議員の実際の発言を表現規制クラスタ有志一同の手で文字起こししましたので公開します。


文字起こしをする動画:
国会開会!表現の自由と国会審議、元気会はどう出る!参議院議員・山田太郎のさんちゃんねる
http://live.nicovideo.jp/watch/lv208304657
(上の動画の32分35秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:新党「日本を元気にする会」政調会長。マンガ・アニメ・ゲーム議員連盟事務局長代行。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優。AFEEナビゲーター。 



以下、文字起こし。



山田議員
「で、あともうひとつ。そんな中で、先週からずっとですね、日本を元気にする会のポジションを、もうちょっとハッキリさせろ、と。特にですね、表現の自由を守る、という観点と日本を元気にする会と、どういう関係があるのか、ということを、実は色々この間、質問されてきました。で、びっくりしたのはですね、えーと、日本を元気にする会を立ち上げたら、山田さんに失望した、と。はは(笑) 」

坂井秘書
「あー、結構言われましたね」

山田議員
「というような表現もあったんで。あー、そうですかね、と。まあ、ちょっとそういうところをですね、少し誤解もあるのかと思ってですね、皆さんにですね、ちょっと説明していきたいと思うんですけども」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「まず、日本を元気にする会というのは、基本的にですね、表現の自由を最も守る政党としてやっていきたい、と。それで私自身がですね、政策調査会長。えー、政策調査会って、調べてる?」

遊佐さん
「調べてないです……」

山田議員
「あー、残念。そこまではできてないの」

坂井秘書
政策を考える一番偉い人です」

山田議員
「で、えっと、特にですね、政調会長として、我が党のですね、重要政策のいくつかの中に、こんなのがあるんですけれども。えー、まあ、五つあります、と。『政治への信頼回復』、『将来不安解消』、『多様なライフスタイルに合った社会を目指す』、『ベンチャー立国』、『国の役割の再構築』、と大体まあ五つの柱の中に、22の基本の政策があるっていうふうに言っているんですが。

で、特にですね、今回の、表現の自由を守るということに関しては、どこに、そこを……まあ、明記、というかですね、宛てていったかというと、三番目のところなんですね」


(注:新党「日本を元気にする会」の基本政策は山田太郎議員の公式HPで公開されていますので、興味があれば目を通してみてください→http://taroyamada.jp/?p=6233
 


遊佐さん
「はい」

山田議員
『多様なライフスタイルに合った社会を目指す』と。これ何かっていうとですね、まあ『未来志向の教育』、なんて書いてありますけれども、要はですね、今の時代と、法律だったり価値観が合わなくなってきちゃった、と。

で、特に法律がですね、追いついていなかったり、世代間闘争みたいなものもあるよね、と。で、えーと、実際の法文というかですね、えーと、基本的なところとしては、どこに書いてあるかっていうとですね、10番になるんですけれども、うつりますかね?」

150202山田議員ニコ生画像2
(注:この画像は番組で使われたものではなく、管理人が日本を元気にする会の基本政策の画像をキャプチャして色付けをしたものです。番組内で使われていた説明画面が見づらかったため、独自に画像を用意しました)


山田議員
「はい」

坂井秘書
「これは、すごいですよね」

山田議員
「えー、『新たな働き方、多様な価値観・文化を許容する環境整備』と。で、えー、まあ、表現の自由を守る、というふうにストレートにちょっと基本政策には書きにくかったんで。『多様な価値観・文化を許容する環境整備』というのは、これ何かっていうと、もうハッキリ言って『表現の自由を守る』という意味です

坂井秘書
「ははははは(笑)」

山田議員
「ははは(笑) ということなので、我が党はですね、表現の自由を守るために、作った、と言っても過言でないので。で、今までですね、この問題を、しっかり捉えてきた政党が無かった。

で、よくもぶっちゃけ言ってしまいますと、あのー、かなりこの番組やっていてですね、新しい政党で日本を元気にする会を作った時に、山田さんは維新に行けばいいじゃないか、っていうふうに色々言った(言われた)んですが。まあ、ぶっちゃけ言うとですね、何で維新に入らなかったか、っていう一つの理由は、ココです。で、やっぱりですね、まあちょっと、木下さんがああいうかたちでもってですね(※1)、あれ維新そのものが求めたんでしょう? 党として」

【※1:「ああいうかたち」というのは、維新の党の木下智彦議員が美少女フィギュアを国会で取り上げた件を指すと思われます。木下議員は、クールジャパン機構が美少女フィギュアを含む商材を扱っている東京オタクモードという会社に15億円の出資をすることを問題視しました。ざっくりと言ってしまえば、美少女フィギュアに税金を投入するのはいかがなものか? という主張ですね。詳しくはこの記事を参照して下さい→http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/328862/

坂井秘書
「児ポ法も、だって、維新は、共同提出になってます(※2)」

【※2:2013年の通常国会において、維新の党は将来的なアニメ・漫画等の規制に繋がる内容を含む児童ポルノ法改正案を、自民党、公明党とともに共同提出しました。そして、紆余曲折の末、アニメ・漫画等の規制に繋がる部分は削除される形で、2014年の通常国会において児童ポルノ法の改正が為されました】

山田議員
「そうなんです」

坂井秘書
「提出者ですからね」

山田議員
「そうです。だから、規制派として正直言ってですね、維新の中では、かなりですね、規制の先頭を立つ旗手みたいな人が何人かいます。で、それからですね、フィギュアに関しても、実際にですね、徹底的に追求をしてですね、あのー、まあ、クールジャパンのところで、えー、まあ色んな、あー……この番組でも取りあげましたけれども、表現の自由はですね、えー、まあ、規制するべきだ、と、いうことを、最も言ったのは、自民党よりも、維新の中に議員が多いんですね、実はね。これ次世代だけじゃないんですけども。特に今の維新の方が強いと思ってます。

まあそういう意味で、私はちょっとですね。その他の政策に関しては確かに元々みんなの党を割って出た党なんで、共通政策みたいなのもあったんですが、そのまま維新の党に行くっていうのは。じゃあ、表現の自由に関してですね、自分の信条を捨てるっていうことでは、だったら行けるんですけどそういうわけにはいかない、と。

まあいうこともあってですね。まあ、無所属という立場は立ってましたけど。無所属では残念ながら、国民との、有権者との間の関係でないんですね。あくまでも会派というのは、国会内での、発言というか責任ですから。まあ党としては責任を持ってやっていくために、新たなですね、表現の自由も含む政党を作りたいと思っていたものですから。そういったかたちで旗揚げをして実際の政策の責任者として、ここは重要なですね、柱として、『多様なライフスタイルに合った社会を目指す』という中に、きちっと置いた、と、いうことですね」

坂井秘書
「ここの文章ですね」

150202山田議員ニコ生画像3
(注:この画像は番組で使われたものではなく、管理人が日本を元気にする会の基本政策の画像をキャプチャして色付けをしたものです。番組内で使われていた説明画面が見づらかったため、独自に画像を用意しました)

坂井秘書
「遊佐さん読めます?」

遊佐さん
「はい。『こうした状況に向かい合い、老若男女すべての人々、あらゆる生き方・働き方を求める人々が前向きに働ける雇用制度や暮らしやすい社会を整備することが必要だ』」

山田議員
「はい。ということで、まあ、今までのですね、割と高齢者を中心とした社会構成っていうものから、もうちょっと若者だったりとかですね、LGBTみたいな話も、たぶんそうなってくると思ってますし。色んな働き方だとかですね、マンガとかアニメに対する考え方っていうのもあって。そういう、特に、次の若い世代の価値観をですね、しっかり社会が認めていくようなしくみを作らないとダメよ、ということを、掲げたということで。ここまで割とリベラルというかですね、基本政策を持っている政党は他にないので」

遊佐さん
「はい」

山田議員
「僕はまあ良いと思ってますし、これを貫いてやっていこうよ、いこうと思っていますので。で、えー、正直ですね、あの……あ、(ニコ生のコメントで)『維新に入って山田さんが啓蒙するくらいでないと』、と書いてありますけど、そんな甘くありません、政党っていうのは。党議拘束がありますから、一網打尽で、たぶんですね、徹底的にターゲットに遭いますから。あの、みんなの党の中でも、政策担当責任者としてやっていてですね、いかに表現の自由をめぐってですね、駆け引きがあったのか、と。ということも、涙ぐましい、なかなかこの場では語れないぐらいですね」

坂井秘書
「言えないですよねえ、ははは(笑)」

山田議員
「この2年間、相当苦労してですね、党が変な方向に行かないように頑張ってきた、っていうところも、あるんですけれども、そんな簡単じゃあないですよ。で、実際の自分の所属している党からですね、足下すくわれたら、とてもじゃないけど表現の自由なんか守ってられませんし。

それでなくてもですね、一強多弱でもってですね、えー、自公でですね、過半数を押さえているこの状況下の中で。非常にですね、社会秩序的な法律を通したがっている議員がいっぱいいる。しかもこうやってテロみたいな問題も起こってですね、どんどんどんどん社会秩序をですね、強化していこう。えーまあ実際、通信の秘密等に関しても監視しながらですね、えー、要は、何か変な人がいないかってのを排除していこう、という風潮がですね、ものすごい強い中で。

実際アニメだとかマンガだとかですね、えーまあそういうのはですね、非常に狙われているという状況なんですよね。だからしっかりそこをですね、あのー、まあ、武装するというかですね、していかないと、非常に厳しい、ということ自身もですね、皆さん一緒に感じ取ってですね、大いに盛り上げて支持してもらいたいなあ、と。堂々と今回はですね、表現の自由を巡って、『我が党を支持してください』ということは言えますので。えー、しっかり、そういったところをですね、やっていきたい、と」

 

文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法や青少年健全育成基本法によるアニメ・マンガ・ゲームの規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に二次元規制問題について取り上げて下さっています。

この記事の文字起こしは、ピュシスが担当し、文字起こしのチェックと記事の編集を当ブログ管理人の虹乃ユウキが担当しました。 

 【参考リンク】
新党「日本を元気にする会」ツイッター
https://twitter.com/nippongenkikai
 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino  
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2015年1月28日に放送されたニコ生の中で、二次元規制反対派の山田太郎議員が「児童ポルノに関連して為されたAmazonへの強制捜査が、もしかしたらアニメやマンガ等への自主規制に繋がる可能性がある」という趣旨の発言をしました。その他、フランスのテロ事件と表現の自由の問題、ISILの人質事件と表現の自由の問題、自民党の憲法改正草案における表現の自由の問題等、アニメやマンガの自由にも関わる問題について解説してくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししましたので公開します。

文字起こしの担当者は虹乃ユウキフグリさんで、記事の編集及び最終チェックを虹乃ユウキが担当しました。


文字起こしをする動画:
国会開会!表現の自由と国会審議、元気会はどう出る!参議院議員・山田太郎のさんちゃんねる
http://live.nicovideo.jp/watch/lv208304657
(上の動画の19分35秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、近いうちに同じ動画が山田議員の公式HPで公開されるはずなのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:新党「日本を元気にする会」政調会長。マンガ・アニメ・ゲーム議員連盟事務局長代行。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

遊佐めぐみさん:声優。AFEEナビゲーター。 



以下、文字起こし。



山田議員
「それからもうひとつですね、えーと、関心事が高いだろうことでは、Amazon問題に行きますかね」 

坂井秘書
「Amazon。Amazon(問題)は今作ってます、質問主意書を


【注:Amazon問題とは、この事件のこと→https://twitter.com/KenAkamatsu/status/558826996336041984。ようはWeb上にあるAmazonのマーケットプレイスで児童ポルノが取引されたため、Amazonが警察に家宅捜索されたということです。マーケットプレイスでの取引においてAmazonは注文の取次と代金回収だけを担当。Amazonは売買の為の場を提供するだけであり、商品の取引はマーケットプレイスを借り受けた企業(or個人)と消費者の間で為されます。つまりAmazonにはマーケットプレイス上で児童ポルノが取引されているという認識はなく、マーケットプレイスを借り受けた企業(or個人)が消費者との間で勝手に児童ポルノの取引をしたということですね。マーケットプレイス上で借り手が勝手に行ったことについて、Amazonは刑事責任を問われるべきなのか、というのが今問題となっています。ただ、法律的な話について管理人は素人なので、専門家による解説として、コチラコチラを参照することを強く推奨します

【注:質問主意書とは、国会法第74条に基づき国会議員が内閣に直接質問できる質問文書内閣には7日間以内に回答義務がある】 


山田議員
「で、実はこの間ですね、Amazonが、まあ児童ポルノの関係にもよるんですが。まあ、ようはAmazonの中に、まあ児童ポルノの類がありまして、えー、それがですね、まあAmazonを経由して売られたと。で、amazon側の言い分としては、たーくさんある、まあ、その、Amazonで売ってるものの中から、オートマティカリーにインフラを提供してるだけなので、決して我々は意図的に売った訳じゃないので分からなかったと、まあこういうふうに言い訳をしてるんですが、基本的に家宅捜索をされて、今捜査中ということで。えー、Amazon自身が法人として逮捕される可能性があると、まあいうことなんですよね。

えー、で、これはですね、結構実はですね、それ自身であれば、なるほど、まああのー、そういったネットでもって、えー、児童ポルノの類を売るのはけしからん、ということで、それ自身は分からなくはないんですが。ちょっとこれによる影響はものすごい大きいだろうということで、えー、実は考えてます、はい。どの辺がポイントになるかってところですね」

坂井秘書
「えー、これポイントはですね、今Amazonのやつは、まあAmazon自身が売ってるやつじゃなくて、いわゆるそのー、場を提供してるだけの話なんですね。で、そこにまあ、えー、三次元の児童ポルノを置いてたと。で、そうすると、まず、それでAmazonが逮捕されちゃうのかっていうのが1個? 逮捕っていうか、まあ家宅捜索を受けるのがちょっとやり過ぎなんじゃないか

で、問題はですね、ここからなんですよ。あのー、Amazonって、えーと、クラウドサービスを提供してるんですよね、AWSっていう。で、そこにはですね、たぶんマンガとか、アニメの…。もしマンガやアニメが児童ポルノになったら、まあヤバイものがいっぱい置いてあるわけですよ。で、そっちまで家宅捜索の対象になってる可能性があるんですよ、今」


(注:念のため書いておきますが、現行の児童ポルノ法では、実在児童の姿態を描写したと認められるものを除き、マンガやアニメは児童ポルノに該当しません。)


山田議員
「なるほど。もう捜査はされてるんじゃないかと」

坂井秘書
まあ令状があれば、別に、その、サーバーをね、押収するのは、いいじゃないですか

山田議員
「うん」

坂井秘書
「で、Amazonが何か物を売ってるサーバーじゃない、ホントのクラウドの方を、捜索してる可能性があって、ちょっとそこは、チェックをしなきゃいけないな、とで、もしそんなことになるとですね、今度は、その、Amazonなりプロバイダーがですね、まあ自分とこのサーバーに置いてあるものまでチェックをしなきゃいけなくなる。ようはうちのサーバーに児童ポルノが置いてあるのか置いてないのかっていうのまでチェックしなきゃいけないんで、それはじゃあ通信の秘密と比べてどうなんだと、いうところもあってそこらへんを少し質問主意書で月曜日ぐらいに出そうかな、と

山田議員
「あのー、まずですね、『海外サーバーの場合どうか?』って質問が(ニコ生の)コメントの中であったんで。通信事業者は、あくまでも国内向けの法律なので、いわゆる国内にサーバーがある場合っていうことなんですけれども。

えーと、まあ実際ですね、えー、まあ、この問題はちょっと大きくてですね、えー、かなり自主規制が、もしかしたら二次元のほうにも進む可能性が高い。で、捜査どこまでするか、ということによってですね、連続して家宅捜索の可能性があれば、えー、Amazonのですね、そういう、まあ、創作物に対する扱いは、あのーいわゆる、壊滅的な状態になる可能性があるということで。えー、ちょっとその辺は、どうなのかということを。あれは誰に対して宛ててんの? 内閣なんだけど、実際法務省?」

坂井秘書
「法務省と、まあ、電気通信事業法があるので総務省、それから、関税法があるので、えー…」

山田議員
「財務省ね。財務省ですね。それに対して、どういう見解を政府として持ってるかということで、この見解次第によってはですね、相当自主規制が進んでかなり厳しい状態になるんじゃないかなあと、いうふうに思っているので、結構緊張感を持ってですね、今回、質問主意書を作って、まあ内閣にはぶつけようと

で、本当はですね、本予算の予算委員会で結構時間があれば、この件に関してはですね、大臣をひとりひとり呼んで、目の前で直接質問しようと思ってるんですけれども。今回はですね、補正予算ということで、またこれはひどい話で、補正予算て3.5兆円くらい決めるんだけど、なんと参議院で2日、衆議院で2日ぐらいしか、時間がないんですね。で、我々のですね、質問できる時間も、まあ、たぶん片道5分から10分。えー、上手く使ってもですね、20分ぐらいしか。トータル15分から20分も時間が取れないので、そうすると実際には質問がまあできないということになりますから。

えー、まあ質問主意書でもってですね、変な解釈でもって捜査がされて前に進む前にしっかり抑えとかなきゃいけないと、いうふうに思っているので、これはやりましょう。で、この辺の通信の問題であったりだとかっていうことは、マスコミも全く取り上げないというか、まあ理解ができてないというところもあってですね。非常に、あのー、まあ厳しい状態に今あるということだけですね。

えー、波及がですね、今回Amazonに関しては、問題が大きいだろうということを、まあ捉えていまして。で、これはもうAmazonだけの問題には済まないのかなあと、いうふうに考えていますので。ちょっとこれは、しっかり質問主意書をですね、まあ早ければ明日、には出してですね、来週回答を求めて、政治問題としてですね、徹底的にまあ表現の自由等をですね、守るということで、頑張ってやっていきたいというふうに思ってます

ということで、たぶん皆さんの本来関心事が高い、えー、ISILの問題、イスラム国の問題も大事ではありますけれども、まあその中で隠れてしまっているですね、社会秩序に対する考えだったりだとか、表現の自由を守るということに関しては、待ったなしですので、どんどんですね、あのー、まあこういうところについては監視をしっかりやっていきたい。まあこういうふうに思ってるわけです」

山田議員
「で、あとですね、あの、もう随分前のような話になっちゃったんですけど、フランスの表現の自由の問題について、前回やってくれっていうのもあったので、少しこれについてはですね、ま、時間があまりないので、触れるだけに少ししときたいというふうに思っているんですけれども。

あのー、まあ、例のフランスのですね、表現の自由を巡ってですね、イスラムを馬鹿にしたんじゃないかというような風刺画、これに対してですね。何人の方がやられて亡くなっちゃったんだっけ」

遊佐さん
17人です

山田議員
「17人だよね。あ、調べたんだ。じゃあちょっと遊佐めぐさんから、せっかくなんで報告していただきましょう」

遊佐さん
「フランスで1月7日、8日、9日と連続でテロ事件が起きました。犠牲者は17人に上り、フランスにとって過去50年で最悪のテロ事件となり、フランス人の中には2001年、アメリカで起きた同時多発テロになぞらえてフランスの9.11と呼ぶ人もいます。特に今回はテロの標的が新聞社となったことで多くの人はフランスが尊ぶ表現の自由が脅かされたと感じています。一連の事件の容疑者は、いずれもイスラム過激派組織に関係があったと見られています」

山田議員
「はい。最近、アシスタントっぽくなってきたね」

遊佐さん
「はい、やっと(笑い)」

山田&坂井
「(笑い)」

山田議員
「まあ、事件としてはこういう事件だったんですが。で、当初はですね、表現の自由を守るということで、色んな首相クラスもですね、やってきて、列に並んでですね、頑張って『フランスの表現の自由を守っていくんだ』と、『世界の表現の自由を守っていくんだ』なーんていうことを言っていたんですが。

ややですね表現は行き過ぎているんじゃないかとか、それによってですね、イスラムの諸国というかですね、えー、と対峙、戦ってもしょうがないじゃないか、と。で、あるいはですね、自主規制もやむをえないんじゃないかという論調がその後、実は非常に広まっていてですね

どちらかというと日本国内は世論はですね、どちらかというと、そういう揉めるぐらいであれば自主規制もやむなしなんじゃないかっていうような世論が実は強くなってきていると。

で、私は別にこれをですね、表現の自由を、権利を守るためにということで、何でもかんでも描いていいんだよということではないのかもしれないけれども、ただちょっと、針がですね、あまりにも表現の自由というのはある程度規制しないと、かえってですね、こうやってテロの標的にもなりかねないと、こういうような論調がちょっと出てきていてですね。

結構、国会議員の間でも表現の自由に関しては公共の福祉だったりとか、それこそ安全、えーですね、安全保障の問題からやむなしなんじゃないかという空気が、めちゃくちゃ今強くなっていると、いうことを皆さんにお伝えしておかなければいけないと。

で、それを巡ってですね、漫画の方にも飛び火しそうだと。というのはなぜかっていうと国際的にもやっぱりじゃあ日本の表現の自由っていうのはエロの漫画も含めてですね、いきすぎなんではないかということも、一緒に考えるべきだっていう意見がですね、国会の中ではですね、静かに出てきていると。

ま、いうことなので、あのー、これはですね、皆さんと一緒にですね、『ちょっと話の論調と組み立てが全然違うよ』と、いうことを、まあしっかりですね、あのー、主張していきながら、もしそういうことでもってですね、表現の自由が侵される、またはですね、いわゆる青少年健全育成基本法みたいなものを早急に立ち上げなければならないというような。

で、勝負は多分ですね、何度も言っているんですけれども、予算が終わった後、ゴールデンウィーク明け、非常に厳しい状態になると思っていますので、えー、そのあたりですね、少しやっていかないと、まずいなと。

多分言ってくるのは、その、『フランスのような状況下の中で、何でもかんでも表現の自由って言ってられないでしょ』。テロに巻き込まれるっていう話が、なぜかいわゆる漫画とアニメの規制にまで、まあ繋がる可能性があるというですね、ちょっとそういう空気感がですね、今、出てきていると。

それと、これも前回やったかもしれませんが、憲法の議論もですね、いよいよ通常国会、どこかで始まるんではないかと言われてまして、そうなるとまぁ、自民党がですね、新たな憲法草案を出してくるということ、よく言われてます。で、自民党の方はですね、自民党の新憲法草案ていうのが出てまして。ま、簡単に言うとですね表現の自由からいくと憲法の21条(表現の自由)を随分制限していこうというちょっと主旨が、意図が強いんですね。

で、公共の福祉(※1)に反するようなものは、いくらなんでも表現の自由は自由ではないよと、まあこういうような論調で、変えていきたいというところがあってですね。まあいずれにしても、まあ為政者からするとですね、表現なんか自由にさせておくとですね、自分達が管理しにくいです。統治しにくいので、ま、おさえこんでしまおうと。


(※1: 山田議員は「公共の福祉に反するようなものは」と発言していますが、恐らく言い間違いです。自民党の最新の憲法改正草案では「公益及び公の秩序を害する目的の表現の自由は認めない」と読めるものになっており、現行憲法よりも表現の自由への制約を強めるものとなっています。詳しくはこの記事を参照して下さい。→http://wpb.shueisha.co.jp/2013/07/01/20106/

 
 
で、何度も言ってますが、2020年にオリンピックもあると。ま、そういうこともあるので、ここで社会秩序をですね、しっかりやって、テロにもエロにも屈しないというですね、不思議なちょっと論調にですね、ま、ならないようにですね、まさに公共の福祉の乱用が起こらないように、特に社会法規性というかですね、あのー、公益性が高いものに関しては、しっかりチェックをして

あの、どうしても今、国会議員はですね、社会法益が強い法律を通したがっているところが、すごいあるんですよね。ということで、ちょっとそのあたりはですね。よくこいつ煽っているとか何とかって言ってますけど、知らない間にどんどんそうゆうものは進んでいきますので、ちょっと、きちっとやっていきたいなというふうに思ってます

坂井秘書
「あの、イスラム国というか、ま、ISILのやつが、えー、暗殺教室もたしか、なくなちゃった。なくなっちゃったというか、放送延期でしたっけ?」


(注:ISILの人質事件に関係する一連の自主規制騒動についてはこの記事参照→http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/27/news052.html 


山田議員
「そうなんですよ、今回、くだらないっていう人もいるんですけれども、今回のケースでもってですね、やっぱり自主規制が一部進んでます。過剰反応じゃないかっていうふうによく言われてるのはですね」

坂井秘書
「ミュージックステーションですね」

山田議員
「うん、そうそうそうそう。ミュージックステーションで」

坂井秘書
「ボクそれ何て読むか分からなかった」

山田議員
「え、えー、『凛として時雨』で、『ナイフ』となっている部分を『フェイク』というふうに」

坂井秘書
「変えたりとか、『血だらけの自由』かな?」

山田議員
「ま、変えたりと。これは別に自主規制は自主でやっているからいいのかもしれないんですけど、そういうのが当たり前だっていう風潮になってっちゃうとですね、やんなきゃいけないみたいな強迫観念にみんな、なってちゃうと」

坂井秘書
「KAT-TUNもDead or Aliveもやめたらしいですよ」

山田議員
「あ、そう」

坂井秘書
「Dead or Aliveという曲名だからって、ちょっとやり過ぎな気がしますよねぇ」

山田議員
「それからアニメでもってですね、これは暗殺教室か。第三話がですね、キャラクターがナイフをふりまわす表現だったんで内容がふさわしくないと判断して別のものに変えたと。とまあいうようなことで、ま、これ以外にももしかしたらあるのかもしれませんが。実態が全部掴めていないんですけれども。

なんかあるとですね、表現ってのはけっこう、自主規制されるっていう風潮が当たり前のようになってきてしまったと。まあいうことなので、どんどんどんどん、これはもうダメ、あれはダメっていうバーが今上がりつつあると。いう感じなんで、ちょっとこのあたりですね、怖いなぁという感じもしています。

ということで、ま、表現の自由って単純にまぁ政治的な問題だけじゃなくて、そういったですね、自主規制っていうのは一番、敵が誰だか分からないという、敵だか味方だか分からないというような状態になっちゃいますので。そのあたりをですね、ちょっとしっかりやっていきたいと思います。いずれにしても法律とか云々ってなれば、自主規制はもっと加速化しちゃいますので、少し気をつけて行きたいと思ってます



文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法や青少年健全育成基本法によるアニメ・マンガ・ゲームの規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に二次元規制問題について取り上げて下さっています。

 【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino  
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