2014年05月

2014年5月28日に放送されたニコ生の中で、二次元規制反対派の山田太郎議員が児童ポルノ法改正案の状況と、法案に対して山田議員がどう戦っていくかについて語ってくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししたので公開します。



文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
(上の動画の43分55秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。
http://www.youtube.com/watch?v=NXv4gnKdC44&feature=youtu.be&t=43m40s



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。




以下、文字起こし。




坂井崇俊秘書
児ポ(=児童ポルノ法)はですね、いよいよ、えー、来月4日?」

山田太郎議員
4日。6月の4日にですね、衆議院の法務委員会、ですか?」

坂井秘書
もう一回出される

山田議員
「はい。で、提出されます。で、今、吊しというふうになっているんですけども。前の改正案がですね、いったん引っ込められて、新たな改正案が提出されるということに……」

坂井秘書
改正案の修正になるかもしれない。ちょっと分かんないです」

山田議員
分かんない

坂井秘書
「はい」

山田議員
「それで、一応報道等ではですね、えー、合意という事になってますが、我が党と私は合意した覚えありませんので」

坂井秘書
「(笑)。はい」

山田議員
あくまでも修正で、現行の改正案についても反対をしていきたいと思ってます。で、なんどもこの番組ではやってるんですけれども、ポイントとしては3点あると思っておりまして」

(中略:「3点」についての発言は繰り返しになるので省略します。山田議員の主張する「3点」については山田議員の公式HPに掲載された記事を参照して下さい)

山田議員
「(山田太郎議員が主張する「事前廃棄命令」の導入については)今の、いわゆる、何党かのですね、衆議院側の合意事項の中にはそれは入ってません。えー、議論してくれということで、民主、それから結いのほうに言ってですね。まあ、実は我が党は残念ながら、衆議院の法務委員会にですね、人が出せていないので実務者協議の中に入れろって言ったんですけど断られましたんで。あのー、参(議院)のほうでは、それはですね、しっかり議論していきたいというふうに思ってます

(注:みんなの党は衆議院の法務委員会には委員枠を持っていませんが、参議院の法務委員会には委員枠を持っています

(中略:3号ポルノについて)

山田議員
(3号ポルノについて)これについてはですね、制限がどうも、えー」

坂井秘書
かかりますね」

山田議員
ついたということでありまして。単に、衣服がついてないだけではなくて、性的な部分を特に強調している場合、と。いう形になったので、一応前進は見られたと。

そもそも最もポイントであったですね、マンガ・アニメに関する附則事項というものに関しては、基本的に落ちましたし、附帯決議等、マンガとアニメに関して議論するということに関してはもう出さないということを各党で合意できたということで。まあ非常に与党が多い中で、マンガ・アニメに関してこの法律からですね、対象から落とされたということに関しては歓迎するべきポイントだと思います」

坂井秘書
「まあ半分ですね」

山田議員
「ただ、それで私自身としては、まずはその部分は確定したい。逆にこの法案が変な形で、通らないと、もう一度マンガ・アニメ(の規制に繋がる部分)がですね、復活してきてしまうということはめまいですので、まずはそのことについては固めたいんですが。とは言うものの、単純所持であったとしても冤罪の可能性があるということに関しては、残ってますので。まあ最後までですね、それについてはきちっと修正を求めていくということにしたいなあと、いうふうに思ってます

(注:「単純所持(規制)で冤罪の可能性がある」という発言は間違い。国会に提出されている児童ポルノ法改正案では、『児童ポルノの単純所持』は禁止されるが罰則はついていない。よって、児童ポルノの単純所持によって冤罪が起こることはない。冤罪が懸念されているのは、改正案で罰則がつく見込みの『児童ポルノの性的好奇心目的所持』のほう。この辺りの専門的な説明は、現役弁護士も認めたこの解説を読むといいでしょうhttp://cute.sh/gero48/ahi/kipo/kipoho.htm

で、いずれにしても、法務委員会、参議院のほうに移ってきた場合には、私が直接法務委員会のほうにも出て行って、きちっと修正案等の交渉を前面に立ってやっていこうと、まあいうふうに思っていますので、ぜひ皆さんのですね、応援、まあ世論ですね。最後まで世論の形成が非常に重要ですし。今回これだけ世論があって、それに屈してですね、自民党も公明党も(法案を)見直したと、まあいうことでありますので、まあ皆さんの半分勝利と。まだまだ戦いは残ってると。

ただ、戦いは永遠に続くわけじゃないんですけれども。青少年健全育成法っていうのがもう1個、議論としてあってですね。これは児童ポルノ規制法とはまたちょっと別なんですけれども、青少年からですね、これはもう漫画も対象ですから。まあいわゆるエロ漫画と言われたものに関しては分離して販売等しなければいけないという中で、基本的にこれが進むとですね、なんにも売れなくなっちゃうと、まあいうこと。

出せなくなっちゃうと、いうことでもありますし、それが自民党の中でも部会の中で議論されてるらしいということでもありますから、まあ一難去ってまた一難と。私もなかなか仕事が無くなんないなあと、まあいうことでもありますけれども。まずは、当面ですね、この児童ポルノ規制法改正案に関して、しっかりやるということと。

当面もうひとつ。あのー、そういったですね、著作物を作ったり、表現の自由を守ってくためには、さっきのTPPの非親告罪(注:TPPによる著作権の非親告罪化のこと)に関しても、まあ戦っていかないといけないなと、いうことだというふうに思ってます」

坂井秘書
「一応、それであのー、廣田さんの(児童ポルノ法についての)署名サイト。実はすごいんですよ、1万1千(人の署名が集まりました)

山田議員
「1万1千。廣田さんのほうはですね、(児童ポルノの)名称を変えましょうという運動をやってまして、我々もいっしょにやってるんですけれども。あのー、児童ポルノという名前では、えー、矮小化すると。簡単に言うと先程申し上げましたように、一番目の、これはですね、子供達を性的虐待から守るということなので、性虐待記録物(注:正確には『児童性虐待記録物』)」

坂井秘書
「記録物っていうのが、まああのー、廣田さんがやってるやつですね」

山田議員
「だったんですけれども、それを一生懸命署名として集めたということです」

坂井秘書
まだ(署名を)書いてない人はぜひ

山田議員
はい

坂井秘書
「Change.orgでありますので、ぜひ(署名を)してください

山田議員
ぜひぜひ。はい、ということで、まあ本戦は、署名と言ってもですね、国会の中での法案の審議と決議なので、なんとしてでもですね、あのー、それも、ぜひ、署名として集まったら持って行って、これだけの人が、いわゆる、おかしいと思っているよということを、まあ、参議院サイドに移ってきた時には、あのー、やろうと思ってますけどね」




文字起こしは以上です。山田議員が国会での活用を明言した、児童ポルノ法についての廣田恵介氏の署名は5月31日が締め切り日です。この署名には二次元規制を遠ざける効果もありますので、署名がまだの方はぜひ協力をお願いします今国会で児童ポルノ法改正問題は一応の終息を見せそうですが、数年後にはまた児童ポルノ法が国会で議論される日が来るでしょう。その時には当然マンガとアニメの規制についても議論の対象になるはずです。その日に備えて、ぜひ署名に協力をお願いします。→『児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください』署名キャンペーン(http://t.co/F1UuLucMji


【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター


記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino
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2014年5月14日に放送されたニコ生で、二次元規制反対派の山田太郎議員が児童ポルノ法改正案の各党修正協議の進捗について語ってくれました。また、山田議員の秘書である坂井氏から、『最近は児童ポルノの単純所持規制導入に注力している日本ユニセフ協会だが、アニメ・マンガの規制をまだ諦めたわけではない』という情報がもたらされました。彼らの実際の発言を文字起こししたので、公開します。



文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
(上の動画の8分30秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。
http://youtu.be/GsJJSs_QE5Q



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。

荻野幸太郎氏:表現の自由のためのNPO法人「うぐいすリボン」代表。「うぐいすリボン」は二次元規制反対運動においても中心的な役割を果たしてくれている団体です。



以下、文字起こし。



山田太郎議員
「あと、(児童ポルノ法の)修正協議に関しては、これ廣田さんのケース(注:『廣田さんのケース』とは、フリーライターの廣田恵介氏が集めている児童ポルノ法に関する署名のこと)が(ニコ生のコメントで)出てますけど。私のほうも修正協議で、『児童ポルノ』っていう名前をですね、変えましょうと

『児童ポルノ規制法改正案反対』では、なんとなく児童ポルノの議論にずっと乗っちゃってるので
、えーと、修正協議としては、『児童ポルノ』をですね、『性的虐待記録物』反対というふうに、名前を変えようということで、『児童性虐待記録物』というふうに名前を変えようということで、実は、今回のですね、法務委員会のほうに、まあ申し入れをしてます。で、えっと、次の実務者協議いつやるんだっけ?」

坂井崇俊秘書
「実務者協議、明日です。・・・間違えて、(ツイッターで)昨日ですって、ちょっとつぶやいちゃった(苦笑)。すいません」

山田議員
「呟いちゃったのね。えーと、明日やられるということで」

坂井秘書
「明日の13時から」

山田議員
「一応、ちょっとそれ、どんな申し入れをしているか前回もやったんですけれども、お話をしときますと」

坂井秘書
「まあ、3つですよね。『児童ポルノ』って名前を、変えたほうがいいんじゃないかと。で、それから、単純所持(規制)についても、事前の警告の導入(注:「事前廃棄命令」と言ったほうがより正確。児童ポルノの所持で逮捕する前に、『児童ポルノを捨ててください』という警告を出し、警告に従わなかった場合に初めて逮捕されるという仕組み)なんかをやったほうがいいんじゃないかと。で、3点目がまあ、えーと、いわゆる3号ポルノと言われるところの、えー、もう少し限定したほうがいいんじゃないかと、いう話。その3点でしたね。まあ、大きいところは、ですね」


(注:坂井氏の言う『その3点』についての説明が分かりにくいという方は、山田議員の公式HPで児童ポルノ法改正案に対する山田議員の修正要望書が公開されていますので、そちらをご覧くださいhttp://taroyamada.jp/?p=5375


山田議員
「はい。で、そのあたりを、しっかり、今、あのー、民主党筆頭理事と、えー、それから結い(の党)のほうで、椎名さん(注:椎名毅衆議院議員を指していると思われます)。まあ、あのー、民主の筆頭理事が階さん(注:階猛衆議院議員を指していると思われます。名前は「しなたけし」と読む)。名前がちょっと似ててややこしいんですけど。まあ、しっかり申し入れて、えーと、その方向に基いて議論するということで、仕掛けてます

で、あのー、自公民の幻の3党合意案というのがありまして、これはなにが問題になってるかって言うと。名称に関してはちょっと譲る気が無いようですけれども、3号ポルノの定義に関しては、えー、(児童ポルノの定義である)『一部の衣服を身につけてなくて、かつ、見て興奮する』っていうところに関して、ちょっとそれだけでは、あまりにも定義が広すぎるだろうということで、えー、中にですね、もうちょっと、そのー、『性器が見えてる』とか

坂井秘書
『殊更に』

山田議員
『強調されている』とか、そういうふうにですね、付けることによって本来はまあ、3号ポルノの…、3号を落としてしまうのが一番いいんですけれども、なかなか難しいということではですね、えー、まあ、そういった形にするということで、今、進めています

坂井秘書
「またこれも、新しい情報が入り次第」

山田議員
「そうですね。すぐ」

(中略:一時的に別の話題へ)

山田議員
「(ニコ生のコメントを読み上げて)『遠山議員がアグネスと会っているんだけど』って。そんなに、最近、アグネスさんは積極的に動きまわってるの? もうこれだけ言われまくって、勘弁してよ、じゃないの? 彼女も。そうでもないの? そんなの甘いと」

荻野幸太郎氏
ここしばらく少なくとも非実在の関係に関して、あのー、いわゆる規制を進める立場のかたで、そこにこだわった発言を続けてるかたっていうのは、それほどメインのところでは、実は少なくなっていてですね

山田議員
「そうそうそうそうそう」

荻野氏
「あのー、日本ユニセフ協会さんの話が今そこ(=ニコ生のコメント)出てますけれども、まあ、今回の所持規制、えー、単純所持に絞った要望

坂井秘書
「そうですね、要望書は単純所持ですね、はい」

荻野氏
「・・・というふうにうかがってますよね、うん。で、基本的にやはりあのー、与党サイドのかたも、やるべきところは、今回やりたいことはそちらだというふうなお話は、えー、基本的にはされてるという状況ですよね」

(中略:一時的に別の話題へ)

坂井秘書
「それで、とりあえずあのー、ユニセフには電話かけたんですよ。『漫画とアニメ(の規制)は諦めたの?』って訊いたら、『いやいや、諦めてない』

山田議員
「えー!!?? ホント?」

坂井秘書
「諦めてない」

山田議員
「誰が言ってたの?」

坂井秘書
「その、担当者の人

山田議員
「担当者」

荻野氏
優先順位って言い方されてるんです

坂井秘書
「まずは、この、漫画とアニメじゃなくて、単純所持っていうほうが、まあ実在の被害に実際に遭った女の子と男の子の…、えー、を被害から守るためにそっちからやろうということで、そっちを諦めたわけじゃないと、まだ言ってましたね」

山田議員
「じゃあ、やる気なんだね」

坂井秘書
「そう」



文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問してくれました。その他にも色々と動いてくれています。

児童ポルノ法改正によるアニメ・マンガ規制の動きの現状としては児童ポルノ法改正案の本体からはアニメ・マンガ規制につながる 附則が削除される見通しです。しかし、児童ポルノ法改正案の附帯決議でアニメ・マンガを扱おうという動きがくすぶっているようです。山田太郎議員のツイッターによれば「児童ポルノ禁止法の衆議院での実務者協議の件、引き続き議論されています。流れは良い方に向いているとは思いますが、まだ、マンガ・アニメの付帯決議がくすぶっているなど、気を抜けない状況です。引き続き頑張って行きます」とのこと。二次元規制に反対の方は、下で紹介している署名にご協力下さい



【参考リンク】
(↑山田議員が最初に言及していた、児童ポルノ法についての署名キャンペーンです。文字起こしの中で名前の出た階猛議員をはじめ、児童ポルノ法の協議に関わっている与野党の議員への提出実績がある信頼できる署名です。この署名には二次元規制を遠ざける効果もあるので、ぜひ協力を!

参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

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2014年5月7日に放送されたニコ生で、二次元規制反対派の山田太郎議員が、いよいよ動き出した児童ポルノ法改正案の動向について語ってくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししたので、公開します。



文字起こしをする動画:
児童ポルノ禁止法改正案進捗など(提供:参議院議員山田太郎事務所)
(上の動画の1分20秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。



以下、文字起こし。



山田太郎議員
「明日ですね、いよいよ衆議院のほうで13時から、法務委員会のですね、理事懇談会っていうのが開かれまして、いよいよ児童ポルノ規制法改正案に関してですね、まあ、審議というかですね、その準備段階が始まるということです。

ちょっと仕組みをですね、お話ししときたいんですが、まず国会で審議をするためには、議院運営委員会というのがありまして、まあそこに法律が提出されてるというのが重要なんですが。で、議院運営委員会の方で吊るしと言うんですけれども、その法律がいわゆる委員会等含めて審査するべきというふうになりますと、委員会にかけられます。

ただ、委員会は直接すぐかける前に、委員長を中心とした理事会というのがあるんですね。で、理事会の前に理事懇談会というのがありまして、理事プラス各野党のですね理事を出せないんだけど、まあ一人会派とかいますから、そういう人たちが各政党から集まって、理事プラスオブザーバーの懇談会っていうのをやります。

で、理事会よりもこの理事懇談会が重要でありまして、その理事懇談会でそれぞれの法案を、まあどういうふうに審議していくのか、それから各党のですね、質問時間をどうするのか、まあこういったことをですね、決めてくということになります。

まあそういう意味で、明日ですね、13時から、午後1時からですね、衆議院の法務委員会の理事懇談会が、この児童ポルノ規制法改正案に関して開かれるということが、決まりましたので、明日からですね、実質の議論が開始されるということです。で、我々としてはですね、党の、一応あのー、部門会で承認をもらいまして、修正案を提出するというところまで行きました

実は、自公…、維がちょっとどうなったかよく知らないんだけれども、えー、いわゆる改正案の改正、つまりマンガとアニメのいわゆる附則部分を落とした、まあ単純所持を中心とした法案で、共同提出を、実は、自民党サイドが求めてきたんですが、我が党はそれに乗らずにですね、まあ基本的に審議をしようということと。

私が今中心となってですね、児童ポルノ規制法改正案に関する修正案を、まあ提出するという形で、まあ審議をしてもらいたいという申し入れをすることになっています。で、ちょっとこれはですね、あとで詳しくやりたいというふうに思っています」

(中略:山田議員が警察官から職務質問を受けた話)

山田議員
今日の朝いち、日弁連とのミーティングがありまして

坂井秘書
「誰が来たんですか?」

山田議員
「えーとですね、日弁連の会長さんから副会長全員来まして、これがお写真なんですけれども(注:写真を映して)、日本弁護士連合会ですね、日弁連。今、村越進さんがですね、会長をやられてますが、副会長はじめとしてですね、前日弁連の会長、副会長、事務総長と面談をしました。

で、これは何かって言うとですね、まあいろんなちょっと日弁連も、政治的に、例えば、いくつかやりたい、捜査の可視化とかですね、そういうことがあるので、法律として前にですね、法案進めて欲しいというようなことを、えー、まあ打ち合わせをするミーティングなんですけど。我が党からはですね、浅尾代表以下3名の役員と、まあ私と一部の議員ということで参加をしてですね、まあ日弁連と意見交換をですね、まあ一時間半ぐらいにわたってやると。結構長くていろんな話をしましたが。

その中で一応、児童ポルノ規制法改正案に関しましては出しまして、えーと、日弁連もですね、2010年の3月18日に、この児童ポルノ規制法改正案についての、まあ事実上反対意見ですね、意見書を出してます

で、意見書を出しているので、『最近日弁連としてはどうですか?』って言ったら『知らない』って言われちゃってですね、えー!? 日弁連意見書出してるんでしょ、と。しかも、我々が出してる以上に厳しい。つまり、3号ポルノに対する定義が、非常に曖昧であるとかですね、単純所持は、即、えー、要は、冤罪につながるとかっていうことで、捜査権の濫用をもたらすとかってことで、特にまあ、人権擁護の観点からですね、見直しは許さんみたいな。で、民主党等の――」

坂井秘書
「あのー、民主党の単独案じゃないですか?」

山田議員
「そうそうそうそう。に関してもやっぱりこれではまだ甘すぎると、まあいうような内容の話が出ていたんですが、えー」

坂井秘書
「『知らない』と(苦笑)」

山田議員
「それで、なんかみんなが下向いちゃってですね、『山田先生、ぜひ今度すぐ行きますので、会長以下、教えてください』と。『えー!? ここにいる中で私が一番詳しいんですか!?』みたいにみんな笑いが起こってましたけどね。笑ってる場合じゃねえだろうと、いうふうに思ってましたけど、今度日弁連にきちっと説明をしたいというふうに思ってます

坂井秘書
「そうですね、はい。味方が多いのはいいことですから」

(中略)

山田議員
児童ポルノ規制法改正案の中でも、ちょっとじゃあ本丸の、何の改正をしようとしてるかっていうことで、修正要望書を明日、どういうものを出してですね、前に進めてこうとしてるかって話をちょっと具体的にやっておきたいというふうに思っています」

(中略:ニコ生のコメントへの応答)

山田議員
「それで、児童ポルノ規制法に関するポイントに関しては、3点ですね、やりたいと思ってましてまず、前から言ってますが、名称ですね。『児童ポルノ』っていう名称が、まあ良くないと、思ってまして『子どもの性的虐待の記録』等に変更しようじゃないかということで。これは署名運動なんかも

坂井秘書
「そうですね」

山田議員
「1万名署名(注:『1万名』は間違い。正しくは『2万名』署名)っていうのを一生懸命やってるんでしょ?」

坂井秘書
2万名署名で、今8000人超え

山田議員
「8000人を超えてきたんだ」

坂井秘書
「あとちょっとですね、誰か、たぶん書いてくれると思いますけれども、Change.orgのURLですね。これぜひ、署名してない人は署名してもらいたいなと

山田議員
ぜひぜひ

(注:山田議員も推奨しているこの署名のURLを紹介しておきます。『児童ポルノ』の名称変更は、アニメ・マンガ規制を遠ざける効果もありますので、署名がまだの方はぜひ協力をお願いします。→『児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください』署名キャンペーン

山田議員

これはなにかって言うとですね、英文でICPOがですね、書かれてるんですけれども。児童ポルノというふうに本件を捉えると、矮小化されるのでよろしくないよ、と。ぜひですね、性的虐待というものをしっかり捉えて下さい、と。だから、児童ポルノを規制するという観点ではなくて、性的虐待に関して問題を解決するという方向に向かってくれと。そうでないと、児童ポルノであるとかないとか、児童ポルノが氾濫するとか氾濫しないだとか、そういう矮小化されたものに問題がすり替わってしまいますと。むしろ子どもは虐待されてるんだと。で、虐待の形はポルノばかりじゃないだろうし、そういうことを含めて、きちっと議論をしてほしいっていうことが、実はICPO、インターポールのほうからもですね、あのー、しっかりですね、まあ出ているという重要な情報をいただきまして、なるほどなあというふうに思ってですね、適切な用語を使うようにというような国際的なアナウンスがされていると、まあいうことであります

まあ、こういうことも含めてですね、なんとなく児童ポルノというとですね、これがですね、いわゆる、これが児童ポルノであるとか、あれが児童ポルノであるだとか。で、だんだんこう拡大解釈になってっちゃってですね、前回の放送でも言ったんですけれども、相当その、まあ、子供達がもう、ちょっと写真を撮ったり、水浴びをしてたり、あるいはですね、ちょっとコスプレがヤバイと、えー、いうような、ことだというふうにも思ってますんで、まあ性的な虐待記録という形にすれば、まあ、余分なですね、解釈が生まれなくて済むだろうということで、まず名称をですね、しっかり捉える必要があるだろうとまあこういうふうに考えています。

それからですね、所持に関するですね、冤罪の問題というのもありますので、」

(中略:山田議員による児童ポルノ法改正案に対する修正要望についての話題。山田議員の修正要望は山田議員の公式HPで見ることができますので、そちらをご覧ください)

山田議員
「・・・これがですね、今回の3点(注:上のリンク先の修正要望書に目を通せば、『今回の3点』とは何かが分かります。修正要望書を読むことは、この文字起こしを読むことよりも重要なので、まだ読んでいない方はぜひ目を通してみてください)。急いで今やってますけども、修正案として明日以降、審議させたいというふうに思って意見表明をしています。で、この修正案が取り上げられるかどうかは、明日の理事懇次第でもありますし、実際のですね。

まず、明日一番大事なことは、委員会が開かれるかどうかと。どういうことかというと、委員長提案というのがあるんですが、委員長がですね、宣言して委員会を開かずに本会議でいきなり採決っていうふうに、まあやってしまうと。そこで、極端なことを言って、強引に通して理事会なんかでも多数を取ると、そのままですね、えー、本会議になっちゃうんですね。そうすると委員会が開かれず質疑されません。

で、質疑をするかどうかっていうのはすごく重要で、これどういうことかといいますと、質疑をすると、法案提出者がきちんとその(法案の)意図を説明する責務が発生するんですね。で、そうするとそれは記録にちゃんと議事録として残りますから、もし犯罪等で何かあって、本件があいまいだった時に、国会でこの法案がどういう過程に(仮定に?)基づいて、法案作成者が意図したのかっていうことが、記録に全部残るんですね。それは裁判等においても大きな影響を及ぼしますので、質疑をちゃんとするということが、今は重要だ、まあいうふうに思っています」


山田議員
「で、それからもうひとつはですね。もうひとつちょっと、質疑の中で不安視しているのが、附帯決議をするんじゃないかっていう議論がありまして附帯決議っていうのは何かって言うと、法案とは別に別途文章にしてですね、法律と別に、附帯決議。えー、附帯決議も一応国会の決定事項なんで、それなりのですね。まあ、強制力がどこまであるかっていうのはいつも議論になるんですけれども、その附帯決議の中に『マンガとアニメについても今後検討しろ』とそっちに入れてくるじゃないかと、いう議論があって、結構その意見強いんですね。ということで、いずれにしても、その附帯決議がそういう変な形でされないように、ちょっとしなきゃいけないと。

ただ、いずれにしてもですね、質疑を通じて本件の曖昧なものについて明確にするってことは、明日以降やる必要があるというふうに思ってますので、まずそのことをですね、しっかりこれから戦ってやっていくと、いうことを、いよいよ本ちゃんに入ってきたのかなあと」



文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問してくれました。その他にも色々と動いてくれていますが、それについてはこのブログの過去記事を参照して下さい。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に児童ポルノ法について取り上げて下さっています。



【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino
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2014年4月30日に放送されたニコ生で、児童ポルノ法改正案の歴史・要点について語ってくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししたので公開します。

文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
(上の動画の19分10秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党所属の参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。



以下、文字起こし。



山田太郎議員
「ちょっと今日はですね、しっかりその辺の話を時間が許す限りやってこうかと。今日は、児ポ(法)特集

坂井崇俊秘書
「児ポ特集って言うとなんか、違う特集になっちゃいますよ(苦笑)」

山田議員
「そうか、児童ポルノ規制法反対特集をですね、やりたいというふうに思っております。今日は何をやりたいかって言うとですね、実は今、前回の放送でもやりましたが、児童ポルノ規制法改正案がですね、いよいよ国会にですね、ゴールデンウイーク明けに提出されると。

で、一応、マンガとアニメのですね、いわゆる検討条項に関しては、なくなったと言っていますが、『単純所持』の部分に関しては残っているので、先程のような、コスプレイヤーの写真等も含めてどうなんだろう、っていうことは非常に、まあ問題もあるかと思います。それからもう一つ、マンガとアニメに関してもですね、実は、あのー、なんだっけ」

坂井秘書
「附則(注:坂井秘書は「附則」と言ってますが、先週の放送内容から考えて、山田議員は「附帯決議」と言いたかったんだと思います)

山田議員
「あ、附則だ、附則事項に載せて、検討をし続けるというふうに。で、附則決議というのはどの程度効力があるかって――」

坂井秘書
「あ、附帯決議」

山田議員
「あ、附帯決議っていうのはですね、法律ではないんですが、あのー、まあ、政府はそれによってですね、国会の決定事項の1つでありますから、あのー、実際には法律に書いてあると同じように、検討は進めなければいけないということになりますので、実はそういった意味での緊張感があります。で、我が党(=みんなの党)の党内でも、ちょっとこれは修正協議をしようということになりまして、えー、共同提案には乗らなかった。自公、えー、民は乗るのかな、乗んないのかな」

坂井秘書
「これは、でも、これ民は同意しないですよね(注:坂井秘書のこの発言は山田議員の発言とかぶって発せられているので、たぶんこう言っているけど、絶対にこう言ったとは断言できない部分です)」

山田議員
「それから結い。あ、あのー、維新は多分乗るでしょうね。ということで、えーと、共同決議、えー、が出てきて、かつ、あのー、自公はですね、自民党はですね、委員長提案という形で、委員会で議論をせずに、まあ本会議に直接出してですね、そのまま通してしまいたいと。まあいうことなんですけども、一応それについてはですね、委員会での審議をするように申し入れるということを今やろうとしていまして。そういったちょっと緊張する状況下でもありますので、少し今日はですね、重要な局面ですから、児童ポルノ規制法改正案に関する歴史とかですね、もう一度振り返りをですね、しっかりやりたいなあと、まあいうふうに思ってます。

(中略:児童ポルノ法改正案の問題点について。少し情報が古いですが、このへん参照→http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/28733330.html

(中略:『ドラえもん』の映画のテレビ放映で自主規制があった問題について。この辺を参照→http://otapol.jp/2014/03/post-658.html

(中略:刑法175条(わいせつ物頒布等)と児童ポルノ法と青少年健全育成条例の違いについて。この辺参照→http://afee.jp/2014/02/26/782/

山田議員
「ということで、まずですね、あのー、わいせつ、刑法175条と、それから青少年健全育成条例、とそれから、児童ポルノ規制法というのは全く違うものだということ。で、もう一つはですね、今回まあ、児童ポルノ規制法改正案に関しては、マンガとアニメは一旦法律から除外というか、・・・ましたが、青少年健全育成条例を青少年健全育成法にしようという、まあ、思惑もあって。自民党の方はですね、秋口の10月ぐらいから部会を開いてですね、青少年健全育成法を、まあ法律として作ろうというふうに準備をしてるようですから。まあそういうものを含めてまた出てくる可能性があると」

(注:自民党の部会で青少年健全育成基本法が議論されたのは去年の10月なので、その話だと思われます

山田議員
「で、そうなってくるとですね、コミケ等も含むんですけれども、えー、まあ、過激というふうに、あるいは性暴力等も、いわゆるマンガ等の対象から、かなり厳しく、えー、除外されますので、18歳未満の子たちはですね、コミケにはたぶん行けなくなっちゃう可能性は高いなあというふうに思いますけれども」

(中略:ヤフー知恵袋の『アニメのせいで家庭崩壊寸前です。誰か助けてください』についての話題)

(中略:紀伊國屋事件について。この辺参照→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E4%BC%8A%E5%9B%BD%E5%B1%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6

(中略:フィギュアブログを児童ポルノ扱いして運営会社がブログ閉鎖を通告した件。この辺参照→http://afee.jp/2014/04/09/1245/

(中略:「CG児童ポルノ」事件について。この辺参照→http://otapol.jp/2013/12/post-321.htmlhttp://otapol.jp/2014/02/post-563.html

(中略:児童ポルノ法改正案のマンガ・アニメの規制につながる附則についてのおさらい。この附則は削除されるが、附帯決議でアニメやマンガを扱うかもしれないというのが、最近山田議員からもたらされた情報)

山田議員
「それで、もうひとつ。で、3号ポルノっていうのは今回問題になっていますけど、ここですね。すでにあるコレはですね、改正案ではなくて、児童ポルノの今ある定義なんですけど、3号、『衣服の全部または一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させまたは刺激するもの』だと、これがダメだというわけですね。

で、これについては、実はですね、判例がありまして、京都地裁で、判例が出ています。で、これは何で争われたかというとですね、平成12年7月17日に京都地裁でわいせつ図画販売、ポルノの販売に裁かれた事件がありまして、その時に被告側は、要はですね、この3号ポルノっていうのは、えー、曖昧な定義だからこれに違反したっていうのはおかしいじゃないかってことで無罪を主張していたと。

まあこういうことに対して、京都地裁はですね、どういうふうに判決をしてるか、判決の本文を持ってるんですけれども。この3号ポルノに対する解釈っていうのはですね、まず、児童の権利を保護することの重要性に鑑みて、刑法による猥褻の定義よりも幅広く取りますよと、こういうふうに言ってるんですね。で、要はここがポイントだと思うんですけども、児童ポルノの範囲を性欲を興奮または刺激せしめる点は必要であるが、しかし、更に、興奮または刺激しなくても処罰の対象とする。

また、禁止される行為の範囲も業としての貸与頒布の目的での製造にまで広げ、○○○○○(注:聞き取れず)を処罰するということにしたんだ、ということで、かなり京都地裁は踏み込んじゃったと、いうことで、これは必ずしも興奮刺激してなくてもいいんだよ、つまり、裁判の中では興奮したのかどうかってことが問われちゃったんで、『興奮したかどうかなんて見る側で分かんないじゃないか』って言ったら、『いや、興奮とか関係ないんだ』と、いうふうに、まあ裁判の中で言っちゃってるわけですね。で、問題となってる写真・ビデオテープが殊更扇情的な表現であったり、過度に性的感情を刺激するような内容である場合などに限るなど、特別な限定をしなくても、性欲を興奮させまたは刺激すると認められる以上は3号ポルノに該当すると解釈するべきである、ということなんですね。

でも、これだとあまりにも処罰の範囲が拡大してしまうことから、えー、最高裁判例が掲げる『通常人の正常な性的羞恥心を害し』という要件が活用されているとしても、法の一般原則から、その人としての普通人または一般人を基準として判断するのが相当である。何言ってるか分からないと。要は、普通人とか一般人を基準とするんだよ、と。つまり、えーと、周辺を読むとですね、愛好家の、えー、要は、基準ではないというふうに言ってるわけですね。

で、それはどういう場合に、じゃあ児童ポルノに当たるかっていうことは、被写体のですね、写真やビデオが全体に占める割合、裸になってる部分が長いかどうか。で、大きく描写されたり長時間描写されているか、性器等を殊更強調していないか、児童の取っているポーズや動作が扇情的な要素はないか、まあ、いやらしくないか、と。

えー、それからですね、児童の裸体等を撮影または録画する必然性ないし合理性があるかどうかも検討すると。で、性欲を興奮させ刺激するものであるかどうかは、一般通常人を基準として判断するべきだと。で、ストーリー性や学術性、芸術性などを有しているかどうか。ストーリー展開や学術芸術的表現などから、児童の裸体等を描写する必要性合理性が認められるか。なんか、裸体を表現する必要性と合理性っていうのはあるんだそうです。

で、そう考えると、まさにこの被告が出したものというのは、緩和の部分に当たらないと。つまり、性欲を興奮させ刺激するものかどうかはともかく、それに当たるんだと、こういうふうに言っちゃってるわけですよね。

で、実はこの判決が、今回のですね、3号ポルノに対して、答弁書っていうかですね、次の改正案をですね、通そうとする時の、えーとですね、こういうものも手に入れてるんですけども、『基本想定問答』っていうのが作られていてですね、まあ、これの元になっているわけです」

坂井秘書
「これ、一応京都地裁の判決なんですけど、このあとの高裁の判決とかも実はあったりしてですね。ホントにこれをですね、ホントに児童ポルノの定義の唯一の判例として見ていいのかっていうところは少し、また議論があるところなので。そこはちょっと別で詳しくまたやりたいなと」

山田議員
「高裁はどう言ってるの? これ」

坂井秘書
「高裁もちょっといろいろこう――」

山田議員
「最高裁は棄却しちゃってその通りだっつったのよ」

坂井秘書
「はい」

山田議員
「法律的には固まっちゃってるんだよね、だからそういう意味でも。じゃあちょっとその高裁の話はどっかでやりましょうと」

(中略:児童ポルノ法改正推進派について。高市早苗自民党政調会長が推進派であるという話)

(中略:片山さつき議員による初音ミクと絡めた児童ポルノ法推進発言について。片山議員の発言についてはこの辺参照→http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/29417076.html

(中略:産経新聞の紙面で山田議員と法案推進派の平沢勝栄議員が対談をした話。この辺参照→http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/28885391.html

(中略:BS日テレでの、山田議員と平沢議員の対談の話。この辺参照→http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/36375963.html

(中略:児童ポルノ法慎重派議員の多くが落選してしまった、というお話)

山田議員
「前回もちょっとやったんですけれども、じゃあ次にどうなったかというと、要はですね、この規制問題、マンガとアニメは一旦ですね、削除されて、附帯決議として付くんではないかというふうに、まあ言われていますが、いずれにしても週明けのですね、法務委員会、衆議院から議論がスタートして、何とかしてでも通常国会でこの法案をですね、通したいという動きです。

で、たぶんですね、背景にあるのは、えー、秋にですね、安倍総理が内閣改造をやります。で、自民党の役員もですね変えるというふうになっていますので、あのー、もしかしたら高市さん自身もですね、政調会長としては変わる可能性があるということで、たぶんそれで焦ってるんじゃないかなあと

で、かなり強引にですね、この時期になってギリギリで、まあこの法案をですね、変更してでも通したいっていうのを突っ込んできた」

(中略:マンガとアニメの条項が落ちたという話)

(中略:山田太郎議員による児童ポルノ法改正案に対する修正要望の話。この辺参照→http://taroyamada.jp/?p=5375

(中略:『想定問答集』のお話)


文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問してくれました。その他にも色々と動いてくれていますが、それについてはこのブログの過去記事を参照して下さい。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に児童ポルノ法について取り上げて下さっています。



【参考リンク】
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino
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2014年4月30日に放送されたニコ生で、二次元規制反対派の山田太郎議員が、コスプレイヤーの写真が児童ポルノと判定される危険性がある、というお話をしてくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししたので、以下に公開します。



文字起こしをする動画:
山田太郎のみんなのさんちゃんねる
(上の動画の2分27秒付近から文字起こし)

上の動画が見られない方は、同じ動画が山田議員のYouTubeチャンネルで公開されましたのでそちらをごらんください。



【発言者紹介】
山田太郎氏:みんなの党副幹事長。参議院議員。コミケ街頭演説で有名。児童ポルノ法や青少年健全育成基本法による表現規制に反対して、積極的に活動している。元俳優の山本太郎議員とは別人です。

坂井崇俊氏:山田太郎議員秘書。『エンターテイメント表現の自由の会』(AFEE)代表。



以下、文字起こし。




山田議員
「じゃあ、AFEEから行きましょうかね。まず、AFEEはですね」

坂井秘書
「(ニコニコ超会議の)丸投げステージですね」

(注:坂井秘書が代表を務める『エンターテイメント表現の自由の会』はニコニコ超会議で表現規制問題についてのイベントを行った) 

山田議員
「2日目の11時半から12時までですね。そこでやりました。で、これがたくさん入っているようにみえる写真ですけれども、はっきり言ってAFEEはですね、企画倒れの(苦笑)、えー、でして、最初、5人しか居ないと、いうことですね。で、しかも全部AFEE関係者ということで、たった5人しか居なくてですね、『俺、途中で帰ろうかな』と」

(中略:山田議員からAFEEのイベントに対するダメ出し)

山田議員
「ただですね、奇跡は起こるものでして、最後終わる時には100人近く」

坂井秘書
「すごかったですね」

山田議員
「すごかった。で、じーっと聞いてて、特にコスプレーヤーも、(児童ポルノ法の)いわゆる単純所持で3号ポルノになるんじゃないかって言うことで、ヤバイんじゃないかということをみんなしきりに聞いて『うんうん』と『それは大変だ』と言って、直接会場からも質問が出ましたけれどもですね。どうしてこれですごい賑わいになったかというと理由がありまして、次の団体の待ちが来たと。で、次の団体は非常に人気があるらしくてですね、待ちが来てですね、終わりの15分ぐらいに、その待ちの人たちがですね、座りに来ちゃったというかですね、まあ立ちに来たというかですね、そういうことで、人がわんさわんさと集まってですね、一応それで形になったと」

坂井秘書
「よかったです」

山田議員
「まあいうことですよね」

(中略:山田議員から再びAFEEのイベントへのダメ出し)

(中略:ニコ超の各党のブースの紹介)

坂井秘書
「その、AFEEは、コスプレイヤーに対してもちょっと我々ちゃんとアプローチしなきゃいけないっていうのをその後話して。で、(AFEEがイベントや同人誌即売会で配っているチラシは)今マンガ・アニメ用のチラシなんですよ、どっちかって言うと。だから、それをもう少しコスプレを意識した」

山田議員
コスプレはだって、単純所持でもヤバイんじゃないの? 3号ポルノに当たる可能性があるでしょ?

坂井秘書
「そうです、そうです」

山田議員
「ちょっとやりますか? 最初に。これ大丈夫なの? これ3号ポルノで(児童ポルノ法に)抵触すると――」

坂井秘書
「一応、ホームページに載せたり、あとはこういうネットで放送しちゃうのは、児ポ法上の頒布にあたるんですよ」

山田議員
「ということは、これがもし児童ポルノに当たれば、このまま我々は逮捕?」

坂井秘書
「逮捕。・・・あ、山田さんだけ逮捕じゃない。まだ不逮捕特権があるから」

山田議員
「おお」

坂井秘書
「(笑い)」

山田議員
「国会議員はですね(注:国会議員には憲法で国会会期中の不逮捕特権が保障されています)。あ、ちなみにいろいろまずは言っておきましょう」

坂井秘書
「僕だけ逮捕ですか(苦笑)」

山田議員
「えーとですね、児童ポルノ規制法というまず、現法の法律がありまして。3号ポルノっていうのがあるんですね。これは何かって言うと、児童ポルノ規制法っていう今現存で通ってる法律があって、2条の3項の3っていうやつなんですけど。えーとですね、『衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの』(注:これは児童ポルノ法2条3項の3の条文)っていうのはダメですね。だから、18歳未満の、この、えー、例えば写真で、服の全部または一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させまたは刺激するものは、児童ポルノに当たると。(注:「児童」とは「18歳未満の男女」を意味します)で、児童ポルノを頒布した場合には?」

坂井秘書
「児童ポルノを不特定もしくは多数の者に提供し、または公然と陳列した者は、5年以下の懲役、または500万円以下の罰金。で、併科もあるんですね(注:併科とは、懲役と罰金が両方課されること)」

山田議員
「で、そこで、まず、コレです。(注:コスプレイヤーの写真を映す。被写体の顔が分からないように、目の部分が黒塗りされている。胸の谷間が結構な面積で見えている写真。管理人はあまり詳しくないのですが、たぶん不知火舞というキャラクターのコスプレ)これは、児童ポルノかどうかと」

坂井秘書
「何歳ですかね? この子ね」

山田議員
「いや、たぶん18才未満じゃないですか? これは何かって言うとですね、あのー、ホームページに載っている、コスプレイヤーですね」

坂井秘書
「はい」

山田議員
「たぶんコミケかですね、ニコ超かどっかちょっと分からないですけれども。それで、ことさらですね、こんな感じで、この方(またコスプレイヤーの写真を映して。胸の谷間やおしりの近くが露出した写真。上の写真と同じく、目の部分が黒塗されている)」

(中略:この写真を写したのは秋葉原じゃないか、という話題)

山田議員
「これは(=この写真は)どうなんですかね」

坂井秘書
「みんなこれ、キャッシュ入っちゃったじゃないか」

山田&坂井
「(爆笑)」

(注:児童ポルノ法に所持規制を導入すると冤罪を招くという意見がある。その中のひとつに、意図せずPCの中に児童ポルノのキャッシュを取り込んでしまった場合、児童ポルノの所持になってしまうのではないか、という指摘がある)

山田議員
「笑い事じゃないよねぇ。これはあのー、かなりヤバイんではないかなと思いますね。で、次、これはどうかと(注:別のコスプレイヤーの写真を映す)。この方。この方はどうでしょう、これは。あ、持ってよ(と言って、坂井秘書にコスプレイヤーの写真を渡す。露出の程度としては、まあ、ビキニの水着ぐらいかなあと思います)。あーあ、持った」

山田&坂井
「(笑い)」

坂井秘書
「僕、だから、不逮捕特権ないから、逮捕されちゃう(苦笑)」

山田議員
「アウトっぽい?」

坂井秘書
「はい」

山田議員
「じゃあ、次はこの方はどうでしょう(別のコスプレイヤーの写真を渡す。お尻のあたりがセクシーな写真)」

坂井秘書
「この方はどうでしょう。・・・これ、(ニコ生のコメントで)『アウトっぽい』って」

山田議員
「ああー・・・。残念ですね、じゃあ、坂井さん。せっかく政治家秘書にもなったのに」

坂井秘書
「どうしよう、逮捕されたら」

(注:逮捕うんぬんの下りは、お二方のジョークです。ただ、絶対に100%ジョークだと言い切れないところが怖いところではありますが……)

山田議員
「私も不逮捕特権で、6月22日までは国会がありますので、えーと、不逮捕特権がありますけれども。あの、普通にこれ、ホームページで、あの、皆さん、コスプレで見る。で、大量の少年少女達が、撮ってますからね。写真を。はい、そうなんですよ

で、あとで、児童ポルノ法の話はやりたいと思いますけれども。まあ、いずれにしてもですね、単純所持の話であったとしてもですね、これがですね、3号ポルノに当たるんではないかという議論がありまして。えー、ちょっと今日はですね、しっかりその辺の話を時間が許す限りやってこうかと。今日は、児ポ(法)特集」


(注:私の知る限り、コスプレイヤーの写真が児童ポルノ法で摘発されたという事例は無かったはずです。ただ、児童ポルノ法の曖昧な条文のせいで、18才未満のコスプレイヤーの写真が児童ポルノと判定されかねない危険がある、ということは事実だと思います。そして、児童ポルノ法の改正によって、児童ポルノの性的好奇心目的所持の処罰が導入されると、18才未満のコスプレイヤーの写真を撮る人、公開する人だけではなくて、写真を見て楽しむ人にも危険性が拡大するかもしれません。また、改正法によって児童ポルノの単純所持が規制されると、業界の自主規制が進み、性的な要素の認められる18才未満のコスプレイヤーの写真は公開できなくなる、という事態も予測できるかもしれません)


 文字起こしは以上です。山田太郎議員は、児童ポルノ法によるアニメ・マンガ規制に反対の立場で、国会の内外で精力的に活動してくださっている議員さんです。具体的には、参議院予算委員会で安倍総理と麻生副総理に児童ポルノ法について質問してくれました。その他にも色々と動いてくれていますが、それについてはこのブログの過去記事を参照して下さい。山田議員のニコ生は毎週水曜日22時から放送されています。放送では頻繁に児童ポルノ法について取り上げて下さっています。



【参考リンク】
『児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください』署名キャンペーン
(↑児童ポルノ法についてのWeb署名です。既に児童ポルノ法関係議員への提出実績あり。ぜひ協力を!) 
 
参議院議員・山田太郎 ニコニコチャンネル

山田太郎議員ツイッター

エンターテイメント表現の自由の会(AFEE)ツイッター

記事について何か問題等あれば、ブログ主のツイッターにご一報下さい→https://twitter.com/YuukiNijino
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